明らかに飛行できない形なのに合体ロボのパーツは飛ぶ。飛ばねば。――東北ずん子小説魔法少女編:第20話
生きねば。といえば零戦を飛ばす映画ですが、昭和の特撮やアニメでは「科学的な検証? うるせえこういうのが飛んでてほしいんだ!」っていうフォルムの飛行物体がどんどん出てきますね。あと作画的な理由で空とか宇宙とかを背景にしておいた方が動かしやすいっていう実務的な問題もありますね!
【前回のあらすじ】
・NHK、再びイタコの中に引きこもり。
・そら、量産型のそらたちみんなで同窓会。個性が芽生えていることが発覚。
・そこに雨が降ってきた!
・NHK、再びイタコの中に引きこもり。
・そら、量産型のそらたちみんなで同窓会。個性が芽生えていることが発覚。
・そこに雨が降ってきた!
(――山形県・銀山温泉――)
うわっ! 一気に雨脚が強くなってきた!(´;ω;`)
そらちゃんたち、大丈b……!!??
そらちゃんたち、大丈b……!!??
(あ、ダメなやつだ……・゚・(*ノД`*)・゚・)
『ごめんなさぁい~ガガガガガ!
九州そら一同、オートメンテナンスモードにピー入りガガます~♪
あらーと、あらーと、あらーと、あらーと、今から全身が弾け飛びまぁす♪』
九州そら一同、オートメンテナンスモードにピー入りガガます~♪
あらーと、あらーと、あらーと、あらーと、今から全身が弾け飛びまぁす♪』
……まずいわ! 伏せなさい!
『ごー、よん、さん、にー、いち……。
――ぜろ♪』
――ぜろ♪』
ぱっちーん!! という豪快な音がして、彼女の全身が弾け飛びました。300体ほど。
――当然、300体分の各部パーツが、四方からずん子たちに襲いかかります。
――当然、300体分の各部パーツが、四方からずん子たちに襲いかかります。
う……うひゃあああ!!??。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
(――30分後――)
『さま……。……主ずんさま……!』
『おはようございます~(涙)
ご迷惑をおかけいたしました~……』
ご迷惑をおかけいたしました~……』
あっ、気にしないでそらちゃ……うわあ!∑(゚Д゚)
身体を起こしたずん子の視界に飛び込んできたのは、温泉地一帯を浮遊する大量の生首――正確に言うと、そらたちの頭部パーツ――でした。
……………………幸い、伏せていたおかげで怪我もない。
雨もすぐにやんだ。
絵面はひどいけれど、ここは現世。
雨もすぐにやんだ。
絵面はひどいけれど、ここは現世。
そ、そっかー。
でも、みんな無事で良かった!ヽ(゚∀゚)ノ
あとは、そらちゃんたちが自分のパーツを見つけるだけだよね!
でも、みんな無事で良かった!ヽ(゚∀゚)ノ
あとは、そらちゃんたちが自分のパーツを見つけるだけだよね!
……………………借り切っておいて良かった。
他の観光客がいたら大変なことになっていたに違いない。
他の観光客がいたら大変なことになっていたに違いない。
というか貴女たち、まだ水を克服してなかったの?
前は「アンチ・お湯ソフト!」とかやってたじゃない。
前は「アンチ・お湯ソフト!」とかやってたじゃない。
ああ、人間らしい生活がアダに……(´д`)
いいことだと思うけどなー……って、あれ?( ゚∀゚; )
『た、大変です!!』
きゃっ!?
……生首の状態ですっ飛んでこないでよ……。
そのハキハキしたしゃべり方は……『魔都―TOKYO―』のそらMk=VIIね。
……生首の状態ですっ飛んでこないでよ……。
そのハキハキしたしゃべり方は……『魔都―TOKYO―』のそらMk=VIIね。
どうしたの?(´・ω・`)
『それが……。
みんな、どのパーツが自分のものなのか分からなくなってしまったみたいでして……』
みんな、どのパーツが自分のものなのか分からなくなってしまったみたいでして……』
……………………え。
『本来ならどのパーツでも互換可能なのですが、なまじ皆に個性が生まれてきたため、自分……のパーツでないとしっくりこな……いみたいで……。
この……ま……ま……で……h』(プシュウゥゥ
この……ま……ま……で……h』(プシュウゥゥ
あ……あれ?
東京さん!?
東京さん……の生首さん!? 返事してください!(゚ω゚; )
東京さん!?
東京さん……の生首さん!? 返事してください!(゚ω゚; )
『で、電池切れです~……(泣)』
そ、そうか……。
そらの『エネルギー源―エネ○ゲン―』はボディパーツについてるソーラーパネルだから……。
そらの『エネルギー源―エネ○ゲン―』はボディパーツについてるソーラーパネルだから……。
……………………あわわ。
ボトリ、ボトリと、あちこちで重力制御装置を使って飛んでいたはずのそらたちの生首が落下を始めています。
うさぎですらうろたえているのですから、恐ろしい光景以外の何物でもありません。
うさぎですらうろたえているのですから、恐ろしい光景以外の何物でもありません。
と、とにかく私たちでそらちゃんたちのパーツを復元しよう!
そらちゃん、どのパーツが誰のものか分かるような目印ってあるよね!?( ゚Д゚; )
そらちゃん、どのパーツが誰のものか分かるような目印ってあるよね!?( ゚Д゚; )
『…………』
『……分かりますよ~?』
よかった! じゃあ早速……(ノ゚∀゚)ノ
『いえ、そうではなくてぇ……』
……………………?
まさか――。
まさか――。
そら(Mk=II・生首)ははっきりとそう言い切ると、首だけで勢いよく上空へ、まっすぐに飛び上がりました。
『いま! 眠れるずんゲノムの力を借りて!!』
そらの声に、なぜかエコーがかかります。
さらに、彼女の体内に保管されている妙にかっこいいBGMがその場の雰囲気を盛り上げるのを呆然と見ていると――どこからともなく、彼女の四肢が飛んでくるではありませんか!
さらに、彼女の体内に保管されている妙にかっこいいBGMがその場の雰囲気を盛り上げるのを呆然と見ていると――どこからともなく、彼女の四肢が飛んでくるではありませんか!
なっ……なんじゃこりゃあぁぁ!?∑(゚ω゚; )
かけ声とともに、ボディ、両脚、両腕の順で、パーツが継ぎ足されていきます。
金属同士が噛み合う音が力強く響き、勇ましささえ感じさせるその復活過程は、まるで――
金属同士が噛み合う音が力強く響き、勇ましささえ感じさせるその復活過程は、まるで――
……………………が……。
合体ロボか!!
『しゃきーん!!(勇)
九州そら・まーくつー! 山形の空にいま復活です~♪』
九州そら・まーくつー! 山形の空にいま復活です~♪』
わー!(パチパチパチ
何でか分からないけどよかった!(≧∀≦)
これで他のそらちゃんたちも……って……。
何でか分からないけどよかった!(≧∀≦)
これで他のそらちゃんたちも……って……。
『えへへ~! いつもよりちょっと勇者チックに見えますか~?
でもぉ、まーくつーはまーくつーであることに変わりは…………』
でもぉ、まーくつーはまーくつーであることに変わりは…………』
第1話はこちら!→ http://togetter.com/li/320198
前回:第97話はこちら!→ http://inove.jp/ivsid1087
次回:第99話はこちら!→ http://inove.jp/ivsid1123
魔法少女編記事一覧はこちら! http://inove.jp/ivsid59
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