アカネ「今助けに行くからな!」
前作 http://inove.jp/ivsid1621
つづかないと言ったな…嘘です…本当にスイマセン…
つづかないと言ったな…嘘です…本当にスイマセン…
前回までのあらすじ。
道化竜と堕王のエロ同人を横目に、風咎棍士は闇堕ちしてしまった。
一方その頃、竜王は何をしていたのかというと…
助けてくれ!
…え?
は?
ミドリが大変なんだ!
おいおいちょっと待て、状況を説明してくれ!
ミドリに何かあったのか!?ま、まさか殺されそうになっているとか…!?
察しがいいな炎の少年!その通りなんだ…
マジかよ!
ミドリとオズが、悪戯王に捕らわれているようなんだ。オズからSOSが届いてな…
場所は!?確か、ミドリちゃんにGPS仕込んでなかった?
それが…GPSの電源が入っていないようで…
悪戯王が切ったんだろうな…俺たちに居場所を知られないように…!
(実は数日前から切れてたとか言えない)
竜界の住民全員を駆り出して捜索しているんだが、一向に行方が分からない。捜索に協力してくれないか!
そんなの、言われなくても協力するっての!
早くしないと、ミドリちゃん死んじゃうかもしれないよ…!
場所は何箇所か心当たりがある…このリストに書いてあるから、当たってみてくれないか?
分かった!
私は他に応援を呼んでくる!頼んだぞ!
うん、こっちは任せて!
無事でいてくれよミドリ…今、助けに行くからな!
一時間後…
くそっ全然見つからねえ!
ここが、心当たりのある場所リスト、最後の場所だよ…
こんなボロアパートにいるのか…?悪戯王…
いや、案外いるかもしれないよ。隠し扉からアジトへ通じたりするかも!
でもあの悪戯王だぞ。ガッカリクォリティってこともあるかもしれない。
だよね。
絶対ガッカリクォリティだ。
期待しないでおこう。
誰も住んでないみたいだね…
俺はこっちのほうを探す。ヴィヴィアンはあっちを!
分かった!
どこだー!ミドリー!いたら返事しろー!
どこだー!(バアン!)
ここかー!(ドオン!)
それともここかー!(ズドン!)
そうと見せかけてこっちかー!?
侵入者、発見。
!?なんだこいつ…機械か!?
排除プログラム、開始。
悪戯王の手下かなんかか…その勝負受けて立つぜ!
ぶつかる拳と拳。アカネはレプリカの腕を両手で掴んだ。
!
おらあっ!!
そのまま壁へ叩きつける。
食らえ!!イグナイト・リート!
炎が巻き起こり、拳を覆う。アカネはそれをレプリカにぶつけた。
凄まじい轟音と共にレプリカは壁を突き破り、転げ回る。
損傷、大…
反撃を…
させるか!
アカネの素早い追撃。レプリカの胴体に右ストレートが炸裂!
アガッ…!
これでトドメだ!!!
業火がレプリカを包んだ。
一方その頃。
いい画が撮れたから、この辺にしておこ〜♪
ハアァアアッ…アアア…アアッ………アアッ…
ホアアァァアアァァ………アアア…アアッ…アアッ…
精も…根も…尽き果て…ました…
というか…絞り、とら、れた…
僕は……もう…だ、め、です……初老の…体には…刺激が…
二人とも死にそうになっていた。
ちょ、大丈夫!?すごい音がしたけど!?
敵っぽいのに遭遇したから、ぶっ飛ばした。安心しろ、もう動かないみたいだから。
…派手にやってくれたねえ…
修行して強くなったんだぜ、俺!
いやいやそんなことは置いといて…怪しい入口を見つけたよ!
本当か!?
こっちこっち!
…これは…
いかにも怪しくない?ここだけドアが新しいんだよね。
鍵は…かかってるみたいだな。蹴っ飛ばして入る!
そういうゴリラ的発想、嫌いじゃないんだけどさあ…
うおおおお!!ミドリいいいいい!!ここかああああ!?(ドゴオオオオ!!)
部屋はほぼもぬけの殻だった。
部屋の中央に、一枚の紙が置いている以外は、何もない。
なんだ、この紙?
何か書いてあるみたいだねえ。
「後ろにご用心」
…なんだそりゃ?
アカネが振り返った、その瞬間。
フンッ!!!
はがぁッ…!?
ヴィヴィアンの右ストレートがアカネの顔面にジャストミート!
ヴィ、ヴィヴィアン!?何考えてんだ!?
とりゃあっ!
へぶっ…!?お…おい…正気か!?
おりゃー!
アカネの腹部に湖妖精キックが炸裂!ありがとうございます!
アカネは床に仰向けに倒れた。
ぐああっ…!?
そこへすかさずヴィヴィアンの踏みつけ攻撃。
ガハッ…!
ふうー、いい気分♥︎
ヴィヴィ…アン…!?どうして、こんな、こと…
側頭部に蹴りが入る。
があっ!
アカネの側頭部に連続して蹴りが入る。
一度で、いいから、こういう、風に、やって、みたかったんだよねえ!
ぬあっ…!がっ…!なんっ…!でっ…!?
どういう…こと…なん…ッ………はっ!!
アカネは仰向けに倒れているので湖妖精の禁断の場所……つまりスカートの中がちょうどよく見えていた。
本来あるべき下着…もしくは、スパッツの類ではなく、あってはならないものを目撃したのだ。
男もののパンティー…!?ヴィ、ヴィヴィアンがこんなもの履くはずがねえ…!いつもベランダに干してあるのはしまむらで大量に買ったような安物のいやそんなことはどうでもいい!
お前は誰だ!?ヴィヴィアンじゃないな!?
まさか…スカート覗きで正体がバレるとは…
ヴィヴィアンの姿が煙に包まれた。その煙の中から出てきたのは…
やっほー☆
へ、変装してたのか…!?
変装じゃないよ変身だよ。
どうせやるならパンツまで再現しろよ変態!
パンツまではどうしようもないんだよ変態!
変態と変態の応酬!
まあそんなことどうでもいいから君は寝てな。(ゲシッ)
ウッ…(気絶)
シェイクスピア~。
なあに~?
レプリカ治して。あと、この変態縛っといて。
わかった~。
ところでこれ、似てると思う?
うわあ!アカネが二人!
その反応からすると似てるみたいだね。
すごいねえ。変身。
神だからね。
パンツだけは再現できないのがネックだよね。
まあ、うん、そうだね…
さて~、次は湖妖精を捕まえにいこうかな~。
今日はやたら主人公が獲れるね~…
一方湖妖精は…
…今、すごい音した!
アカネくんに何かあったのかな…!?
ううう…すっごく気になるけど…こっちの…このいかにもって感じの扉もすごく気になる…!
3ケタのダイヤルが付いた、この、いかにもって感じの扉…!
ダイヤル回したい…でもアカネくんも気になる…ど、どうしよう…どうすればいいんだろう…!?
お、俺を優先してくれないのか?
!アカネくん!何かあったの!?
いやあ、あっちに敵っぽいのがいてさ。吹っ飛ばして来ただけだ。
ああ、そうなの…?怪我はない?回復しようか?
いや、傷一つないから平気だ。
そっか。どんな敵だったの?
腕が六本の機械だったな。
……もしかしたら、レプリカかな?レプリカがいるってことは、ここが悪戯王のアジトだってことなんだろうね。
見て、この扉。3ケタのダイヤルがついてるの。入口かな?
入口って感じ、するな。
一応、0~200までは試したんだけど、開かなくて…
総当たりで試したのか?こんなのぶち破ればいいだろ?
いや、何回か叩いたんだけど、全然びくともしなくて。
そうなのか…(叩いたのかよ…やめろよ…)
総当たり作戦再開するね。
201…202…203…204…
地道だなあ…
205…206…207…208…209…
210…211…212…213…214…
なあ、もしかしてこれ、夕方までかかるフラグじゃ?
217…218…(カチッ)
!! 開いたよ!218で!
マジか!
218って…どういう意味かわからないけど…
さあ、何なんだろうな…適当に決めたんじゃないか?
…行くよ、アカネくん。敵が出てくるかもしれないから、構えて!
おう、分かった!
たのもー!(ガチャッ)
部屋には誰もいなかった。
誰も、いない…?
油断するなよ、物陰に隠れてるかもしれないし。
もしかしたら、隠し扉とかあるかもしれないよね。
あー、あれだろ。スイッチ押したら本棚が動いて~…とかいうやつ。
…アカネくん、これ、見て。
…ここだけ床の色が違うな。
怪しいよね。
怪しすぎるな。
…踏んでみる?
踏んで…みるか。
えいっ(ふみっ)
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ああっ!本棚が!動いてる!!
仕掛け単純すぎねえか!?
きっとここがアジトへの入り口なんだよ…!
そうだろうな…!待ってろよミドリ!今助けにいくからな!
身構える二人の前に現れたのは…
一枚の紙だった。
これは…
「残念!ハズレだよ☆」
ハズレ…!?
引っかかったな?
ひ、引っかかっちゃった、ね。
分かりやすい罠にかかっちゃったな?
かかっちゃっ…え、罠って…?
おりゃ!
ふわっ!?
足払いがヴィヴィアンに直撃。ヴィヴィアンはすっ転んだ。
ついでにスカートも捲れ上がる。
白か…
ちょっ、何、アカネくん!?いきなり何するの!?
ふんっ!
アカネの拳が飛んでくる。ヴィヴィアンは聖剣を盾にしこれを防いだ。
パンチが軽すぎる…あなた、アカネくんじゃない!
アカネくんはもっとゴリラみたいなパンチしてるよ!こんなんじゃない!あなた、いったい誰!?
そこで見分けつけるのか…
よっと。
!! 悪戯王!
あの少年よりは幾分かマシだね。
騙し討ちしようたって、私には通用しないからね!?
途中まで騙されてたくせに。
ち、ちがうもん、ふ、ふふふ、フリだよ、フリ!
じゃあそういうことにしてあげるよ。僕は親切だからね。
どの口が言うかー!
ヴィヴィアンは聖剣を振り回す。
うわあ!?室内でそんなもの振り回すんじゃないよ!
知るかー!(ブンッ)
おのれちょこまかとー!(ブンッ)
嫌だ怖いこの妖精…腕力で訴えてくるよ…
そいや!
ヘブッ!?
ヴィヴィアンの右ストレートがロキの顔面に命中!
いきなり殴るのやめてよね………って、あっ…
あっ…
先ほどの衝撃で、悪戯王の仮面が割れていることに、両者は気づいた。
…………………。
…………ええっと、ごめ
轟音が鳴り響いた。
テンペスト~。
ほわ~。
テンペスト~。
ほわ~。
修復、完了。
じゃあ、そこに転がってる炎の少年を縛ってアジトに連行しておいてね。
私、蝶々結びもできないし、重いもの持てないし。ようじょだから。
了解。
遠くから轟音が聞こえてくる。
あらー?ロキに何かあったのかな?
ちょっと様子見てくる。
警告。ようじょの出歩きは、危険。
自分の身くらい自分で守れるよ。いざとなったら逃げるし。
護衛用にエロ同人専用触手モンスターも従えてるし。
気をつけて。
うん。
ロキー?ロキー?どこにいるのー?
ここだよ~。
ちょっ…仮面は?
割られちゃったよ。
大変大変!モザイクかけてモザイク!
…うわあ~、派手にやったね~。
ちょっとね。プッツンしちゃった。てへ☆
キモい。
我ながらそう思うよ。あ、そこのボロ雑巾ちゃんもアジトに運んでおいてもらえるかな?
ストレートに罵倒するね。
プッツンしちゃったからねえ。
炎の少年の運搬を終了した。
次、こっちもお願いね。
了解。
いやあ、こうもあっさり捕まえられるとはね。最近ツイてるかも?
じゃあこのノリで、宝くじでも買ってみる?
逆に、外れる予感しかしないね…
風の少女のみならず、炎の少年まで捕えられてしまった。彼らの運命やいかに!
つづくかもしれない。