東北ずん子のアニメがついに上映!よし!次はずんだ餅のアニメだ!――東北ずん子小説日常編26
東北ずん子、東北イタコ、東北きりたんたちが大活躍するアニメ『ずんだホライずん』、いよいよ一般公開です!
http://animetamago.jp/title.php?id=4
しかし、ずん子の野望はまだまだこれから。
だって、彼女の夢は秋葉原にずんだカフェを作り、ずんだ餅を日本のソウルフードにすること(誇張)。
つまり、「ずん子」ではなく――「ずんだ餅」がアニメ化されるその日まで、ずん子は前進しつづけるのです!
http://animetamago.jp/title.php?id=4
しかし、ずん子の野望はまだまだこれから。
だって、彼女の夢は秋葉原にずんだカフェを作り、ずんだ餅を日本のソウルフードにすること(誇張)。
つまり、「ずん子」ではなく――「ずんだ餅」がアニメ化されるその日まで、ずん子は前進しつづけるのです!
(――東北家・居間――)
――……はい?
ある春休みの午後。
ずん子、きりたん、めたんは居間でまったりしていました。そこに、冒頭の一言です。
ずん子、きりたん、めたんは居間でまったりしていました。そこに、冒頭の一言です。
ほら、ずんだをイケメンの戦国武将に擬人化して、ぬるぬる動くアニメーションで敵と戦って、最後は歌と踊りの力で世界を救う感じのやつ!(≧∀≦)ノ
流行りの要素の『キメラ―ごった煮―』みたいな展開ね……。
タイトルは『ズ・ズ・ズンダ』!
でも、ずんだって動かないからアニメ映えしないじゃん?
だから、ずんだが動くとどんな感じになるか、そらちゃんにお願いして試作品を作ってもらったの!O(≧▽≦)o
だから、ずんだが動くとどんな感じになるか、そらちゃんにお願いして試作品を作ってもらったの!O(≧▽≦)o
――……さすがずんねえさま。ずんだのことに関しては行動が早いですね。
そして、ついさっき届いた「動くずんだ」試作品mk=1がこちらです!(`・ω・´)
「じゃーん!」と、ずん子は立方体の箱を取り出しました。丁寧に包装されていて、中は見えません。
開けるね! わくわくだよー!(バリバリ
このサイズだと動物かな? 人形かな?(バリバリ
どんなイケメンが出てくる……か……((((_('ω';」∠))))
このサイズだと動物かな? 人形かな?(バリバリ
どんなイケメンが出てくる……か……((((_('ω';」∠))))
試験体Z「うねうねうねうね……」
――うわあ……。
中から出てきたのは――透明の水槽の底にびっしりと生えた、ずんだ色のイソギンチャク、またの名を「イソずんチャク」でした。
キモっ……。
気軽に生命体を作ろうとする時点で神を冒涜してない?
いや……でも……うん……。
……ずん子?
ずんだが動いてるって考えると、これはこれでかわいく見えてきた!
ほら、「開けてー、開けてー」って言ってるし!(パカッ
ほら、「開けてー、開けてー」って言ってるし!(パカッ
と、ずん子は水槽のフタを開けました。
――あ、注意書きがありますよ。
『注意その1♪ この生き物はぁ、平らなものを見つけると無限に増殖するのでぇ、気をつけt』
『注意その1♪ この生き物はぁ、平らなものを見つけると無限に増殖するのでぇ、気をつけt』
……えっ?(゚ω゚; )
試験体Z「うねうねうねうねうねうねうねうね!!」
時既に遅し。試験体Zは、ものすごい勢いで東北家の床一面に広がり始めました。
――東北ずん子小説・日常編 26話――
(――二時間後・東北家――)
試験体Zたち「うねうねうねうね……」
東北家の床、壁、天井。それら一面に、「試験体Z」が広がってしまいました。
いまや東北家はちょっとしたホラーハウスです。
いまや東北家はちょっとしたホラーハウスです。
どうするのよこれ……。
「ずんだのアニメ」って言い張るには絵面が最悪すぎるわよ。
「ずんだのアニメ」って言い張るには絵面が最悪すぎるわよ。
き、きりたんの包丁が……。
……よし!
とりあえず「ずんだアロー」でなんとかならないか試してみるね。ずんだもん!(`・ω・´)
……よし!
とりあえず「ずんだアロー」でなんとかならないか試してみるね。ずんだもん!(`・ω・´)
…………。
……ずんだもん?( ;・∀・)
ずんだも……。
ずんだも……。
のだー…………(げっそり
痩せ細ってるー!?∑(゚ω゚; )
――『注意その2♪ この生き物はぁ、「ずんだアロー」の仕組みを応用した存在なのでぇ、ずんだもんとは混ぜるな危険! です~♪』……だそうです。
試験体Z「うねうねうねうね……」
確かに……。『Zの者たち―試験体Z―』、ずんだもんにだけはやたら絡みついてるわね。
平らじゃないのに……。
平らじゃないのに……。
こ、こうしちゃいられないよ!
早くそらちゃんを呼んで、ずんチャクさんたちを落ち着ける方法を見つけないと!ヽ(゚Д゚; )ノ(ダッ
早くそらちゃんを呼んで、ずんチャクさんたちを落ち着ける方法を見つけないと!ヽ(゚Д゚; )ノ(ダッ
あ、待ちなさい!
……え?
外へ出ようとドアに手をかけたずん子を、めたんが制止します。
あっ……!( ゚Д゚; )
――わたしたちでなんとかするしかないみたいですね……。
……ずん子。あなた枝豆の声が聞けるんでしょう?
この子たち、なんて言ってるの?
この子たち、なんて言ってるの?
そ、それが……(´;Д;`)
1本1本のずんチャクに意思があるみたいで、それぞれが勝手なことを言ってるから、聞き取ろうとすると頭痛が……(´;ω;`)
1本1本のずんチャクに意思があるみたいで、それぞれが勝手なことを言ってるから、聞き取ろうとすると頭痛が……(´;ω;`)
『争え……争え……!』
――……えっ?
そんな声が……聞こえたのだー……。
……ゴクリ(゚A゚;)
ずん子、きりたん、めたんは、それぞれ手分けして「イソずんチャク」を床から剥がす作業を始めました。
しかし――。
しかし――。
(――30分後・東北家――)
――こ、こいつら、剥がしても剥がしてもすぐに再生してきます……!
でも、『リスポーン―再生―』した部分の「Zの者」は確実に小さく、動きも鈍くなっているわ。
終わりが見えない作業だけど、続けるしか……。
終わりが見えない作業だけど、続けるしか……。
ああっ! み、見て!∑(゚◇゚; )
ずん子が指差した先――そこには、ひときわ大きく成長した「イソずんチャク」がうねっていました。
ちょっと! なんであっちは成長してるのよ!?
――よく見ると、いつの間にかずんチャクたちの間に格差が生まれているみたいですね……。
小さくて弱いずんチャクと、それらを従える大きくて強いずんチャク……。
小さくて弱いずんチャクと、それらを従える大きくて強いずんチャク……。
あっ、頭痛も治まってきた……。
小ずんチャクの声がかき消されて、大ずんチャクたちの声だけが聞こえるようになったからだ……!(´・д・`)
小ずんチャクの声がかき消されて、大ずんチャクたちの声だけが聞こえるようになったからだ……!(´・д・`)
なに? なんて言ってるの?
『やあやあ、我こそはこのずん雄割拠の時代を勝ち抜く者なり……』
『なにを言う、ずん下統一を果たすのはこの私だ!』
『ははっ、たかが1万ずんチャクにも満たない国が吠えよるわ……』
『なにを言う、ずん下統一を果たすのはこの私だ!』
『ははっ、たかが1万ずんチャクにも満たない国が吠えよるわ……』
――せ……。
ずん子は辺りを見回しました。確かに、大ずんチャク同士の領土の境目で、それぞれの陣営の小ずんチャクたちが戦っているように見えます。
――試しにこのへんの……戦っているずんチャクたちの片方を引きはがしてみましょう。
ペリッと、きりたんが一部のずんチャクを引きはがします。
すると――。
片方のずんチャク「うねうねうねうねうねうねうねうね!!」
ああっ!? 片方の陣営がもう片方に攻め込んで……!∑(゚Д゚)
あっという間に取り込んでしまった……。
『ふははは! この勢いでずん下統一じゃー!』
『くっ……ここは退け! 奴らとて一枚岩……いや一枚ずんチャクではない!』
『逃がすな! 残党狩りじゃー!』
『くっ……ここは退け! 奴らとて一枚岩……いや一枚ずんチャクではない!』
『逃がすな! 残党狩りじゃー!』
ずん子!
ずん子は駆け出しました。
――家中のずんチャクたちに、戦いを止めさせるために。
――家中のずんチャクたちに、戦いを止めさせるために。
(――東北家・ずん子の部屋――)
やめて! 戦いはなにも生み出さない!ヽ(゚`Д´゚)ノ
(――東北家・風呂場――)
そんなやり方でずん下統一を果たして、なにが残るの!?(`;ω;´)
(――東北家・玄関――)
みんな……聞いてよぉ……(ガクゥ
ずん子の呼びかけも虚しく、ずんチャクたちの戦いは激しくなるばかり。
情報戦や下克上も起き始め、さらにドロドロの戦いになりつつありました。
情報戦や下克上も起き始め、さらにドロドロの戦いになりつつありました。
うう……っ……。
ずん子が膝をついた、その時でした。
~~~~♪
どこかから、かすかな歌声が聞こえてきたのです。
歌……?( ゚д゚ )
ふらふらと歌声の方へ歩いて行くずん子。
その歌は――部屋の隅っこの、小さな小さな「イソずんチャク」たちの声でした。
『~~~~♪』
『~~~~♪』
『~~~~♪』
『~~~~♪』
『~~~~♪』
歌ってる……。
人間の言葉にはなってないけど、私には分かる……!
これは、平和を祈る歌……!。゚(゚´Д`゚)゚。
人間の言葉にはなってないけど、私には分かる……!
これは、平和を祈る歌……!。゚(゚´Д`゚)゚。
――おお……(←聞こえない
なるほど……?(←聞こえない
よし、私たちも歌おう!(^ω^)ノ
そう! リズムに乗って――!
ずん姫絶唱――ッ!!
ずん、ずずん、ずんずん!! ずんチャカずんチャカ!!(クネクネ
…………。
――ダッサ!
えええ!? そんなことないよ!
きりたんも一緒に、イソずんチャクになった気持ちで!
ずん、ずずん、ずんずん!!
きりたんも一緒に、イソずんチャクになった気持ちで!
ずん、ずずん、ずんずん!!
――あ、いや、わたしは……。
試験体Z「うね……?」
あ、見て! ずんチャクたちが反応して戦いを止めたよ!
もう少しだよみんな!
ずんチャカずんチャカ!!(クネクネ
もう少しだよみんな!
ずんチャカずんチャカ!!(クネクネ
ムリムリムリムリ!
と――その時でした。
イタコが帰ってきて――扉を開いたのです。
――あっ。
ちゅっ?∑(゚ω゚ノ)ノ
試験体Z「うねうねうねうねうねうねうねうね!!!!」(ズドドド
あああーーーーっ!? エスカトロジー!!
大丈夫! まだ間に合うよ!
ずんチャカずんチャカ!!(クネクネ
ずんチャカずんチャカ!!(クネクネ
――……しにたい……(クネクネ
ずん子&きりたん&めたん「ずんチャカずんチャカ!!」(クネクネ
ちゅあっ!? さ、三人とも……どうしt
――ツッコミ禁止ですよ! タコねえさまもタコなんですからタコっぽく踊ってください!
ずんチャカずんチャカ!!
ずんチャカずんチャカ!!
えっ、えっ、ずん……チャカ?(゚ω゚; )
東北のみんなー! わたしにずん気を分けてくれー!ヽ(*`皿´*)ノ
ずん、ずずん、ずんずん! ずんチャカずんチャカ!!
試験体Z「……………………」(スウーッ
ずん子たちの必死の踊り。
そのリズムに応えるように、「イソずんチャク」たちはひとつの場所に集まっていき――。
そのリズムに応えるように、「イソずんチャク」たちはひとつの場所に集まっていき――。
――ひとつの、大きくてまあるいずんだになったのでした。
ずん子、思いつきで話すのやめなさい……。
ほら! ずんだもん!∑d(゚∀゚d)
なのだ……。
ぱくっ。と、ずんだもんがそのずんだを食べました。
おっ? おおおおおお! ち、力が戻って……!
やったー!(`・ω・´)ノ
――おわり――
――えっ!? わたしたちの恥辱は放置ですか!?
第1話はこちら!→ http://inove.jp/ivsid1320
前回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2475
次回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2501
前回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2475
次回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2501

















