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兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん  第十二話 ナチュラルボーン・クレイジー・サイコレズ

★作:朱鴉更紗  画:萩茶漬
★この物語はブログ「朱鴉宮」宣伝用アイコンノベルです。
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
作者の経験談ですが、ラノベ業界にはさほど通じてないので、一応、フィクションです。
十一話→http://inove.jp/ivsid1002
十話以前はこちら→http://inove.jp/ivsid701
十三話→http://inove.jp/ivsid1065

タグ:オリジナル ラノベ 美少女 ゆるふわ コメディ 出版 アイノベ SS

ト書き
今回のみ大増で、しかも15禁的な内容です!
ハードなのとかエッチなのが苦手な人は読まないでね!
そんなたいしたことないけどね(´・ω・`)
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3986756
ト書き
【前回までのあらすじ】
 兼業作家さんが誰得の彼氏がいる発言。
オタ作たん
「(――よく女性作家の作品で、無駄にヒロインやサブヒロインに彼氏がいたり、あれやめて欲しいんだよね)」
オタ作たん
「(……もっと言うと、女性作家のラノベじゃない小説って語り手の女にたいてい、彼氏が居たりするじゃないですか?)」
オタ作たん しょぼん
「(あーゆーのって男性読者への配慮がないと思う)」
オタ作たん しょぼん
「(出会って恋に落ちるところから始めれば、男女ともに共感できるのに、もう長く付き合ってだれだれのところから始まるから……あんなのくたびれたとOLしか共感できないよ)」
オタ作まじめ
「(などと思うボクでした。モノローグでは流暢に話すことができるんです!)
同作ちゃん(泣)
「オタ作たん、こぶしなんか振り上げてどうしたんですの?」
オタ作たん
「……なんでもない。誰得、やっつけにいくよ」
同作ちゃん
「ラジャーですわ!」
ト書き
兼業作家さんのお宅(2DK)。
兼作さん
「いらっしゃーい」
同作ちゃん
「わあああ。兼作さんらしい、きれいな部屋ですわ!」
オタ作たん
「……なぞり」
兼作さん驚き
「小姑か!?」
オタ作たん しょぼん
「……まだ何も言ってない」
兼作さん驚き
「行動を見れば、何がしたいのか大体わかります」
同作ちゃん
「とりあえず、お茶とお茶菓子でもつまみますわ。わたくしはアールグレイとヨックモックのクッキーアソートでもあればオールokですの」
兼作さん驚き(反)
「高いよッ!」
オタ作たん
「……戸棚の奥にホントに買ってあるではないか」
兼作さん驚き
「見つけられちゃった!?」
兼作さん
「……なんだろうこのデカイ態度(-"-)」
オタ作たん
「……彼氏はここ?」
兼作さん
「ゴミ箱なんかでても何も出てきませんよ? つか、どんな恋人を想定しているのですか?」
同作ちゃん(泣)
「……オーク? ですの」
兼作さん驚き(反)
「わたしは女騎士か!?」
オタ作たん
「……うーん、触手?」
兼作さん温泉1
「頼むから人間でお願いします」
同作ちゃん
「ノーヒントは難しいですわ」
兼作さん
「とりあえず、シチューを火にかけっぱなしだから、ちょっと料理してくるよ。
 お茶でも飲んで待ってて」
同作ちゃん
「はーい、ですわ」
オタ作たん
「……了解。ボソッ」
兼作さん
「ふーんふんふん♪」
同作ちゃん
「ライちゃん、遅いですわね?」
オタ作たん
「……同作ちゃん、気がついた?」
同作ちゃん(泣)
「……何がですの? オタ作たん?」
オタ作たん しょぼん
「ボクたち、ずっと兼作さんの彼氏のことを彼氏と呼んでるけど、兼作さん、一度も呼んでない」
同作ちゃん(泣)
「え? どういうことですの?」
オタ作たん
「兼作さんはずっと……”恋人”と呼んでる」
同作ちゃん
「そういわれてみると変ですわ。彼氏と呼ぶのが恥ずかしいのかも、ですの」
オタ作たん
「それなら普通、”相方”とか呼び方がある」
同作ちゃん(泣)
「”相方”も恥ずかしいですわ。でも、名前とかあだ名ぐらいはあっても……」
ト書き
ドガガガガン。
オタ作たん
「……なに!?」
同作ちゃん
「突然、クローゼットから……男の人が……ですわ」
オタ作まじめ
「……えぇ!?」
モブ1
「……はあはあ」
同作ちゃん(泣)
「彼氏さん……ですの?」
オタ作たん しょぼん
「ねぇ……ボク、オタク作家だから、わかる……んだけど」
同作ちゃん
「……わたくしも、同人作家だからなんとなくわかりますわ」
モブ1
「……はあはあ……酸素! あへェ、お、女の子のお部屋の匂ひ……クンカクンカ」
オタ作たん
「……キモオタ」
同作ちゃん(泣)
「……いわゆる萌え豚ですの。息の根を止めるですわ。でも、なんで兼作さんちにキモイ殿方がいるんですの?」
オタ作たん
「しかもこの人……結構、大怪我」
ト書き
??? 「ふーがふーが!」
オタ作たん しょぼん
「……同作ちゃん」
同作ちゃん(泣)
「う……うん、ベランダの方からなんか聞こえますわね」
ト書き
??? 「うぎ、みんな、ここだぁ~~~~~~~~~~~~~~!?」
オタ作たん
「この声……ライちゃん!?」
同作ちゃん
「なんで兼作さんちのベランダにいらっしゃるんですの?」
ライちゃん
「早く逃げるんだ! 二人とも!」
同作ちゃん
「……え?」
オタ作まじめ
「……ライちゃん、手首が真っ赤……」
ライちゃん しょぼん
「うん……腱まで達している。両脚もやられてしまって……」
オタ作たん
「なっ……!?」
同作ちゃん(泣)
「あぅ……くらっ」
オタ作たん
「……おっと」
ライちゃん しょぼん
「気絶してる場合じゃないよ! 早く警察呼ばないと、そこのキモオタが殺されちゃう!」
オタ作まじめ
「ら……ライちゃん、これ、どういう……?」
兼作さん
「あ、もう見つかっちゃったんだ?」
オタ作まじめ
「……け……兼作さん?」
ライちゃん しょぼん
「……だめ、見つかっちゃった……!!」
兼作さん温泉2
「バレちゃったら仕方ないなぁ。オタ作たん。わたしの恋人はライちゃんだったんだよ」
オタ作まじめ
「……へ?」
ライちゃん しょぼん
「やめ……お願い……お願い……します」
オタ作たん
「け、兼作さん……何を?」
兼作さん
「ほら、ライちゃんをキモオタの婚約者から救うって、こないだ約束したじゃない? だから実行したんだよね」
兼作さん温泉2
「さ、とりあえず、そいつをバラしてみんなで晩御飯にしようよ☆
 今夜のメニューはキモオタ♂ポークシチューだよ!!」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4103077
ト書き
ブシュッ!!  プシャァァァーーーーーー!!
オタ作たん しょぼん
「――そう、ボク達はそのときになって、気付いたんだ」
オタ作まじめ
「――ボク達が甘かったって。

 よく考えたら、ボク達はお互いのことを何も知らない」
オタ作たん しょぼん
「マトモそうな外見で、書くものもマトモだったから、ついつい、ボク達は彼女のことをマトモな人だと思い込んでいたんだ」
オタ作たん しょぼん
「まだ、彼女のことを何も知らなかったというのに」
オタ作たん
「――そのときの、ライちゃんの苦々しげな呟きが、いつまでも耳に残っている」
ライちゃん しょぼん
「ナチュラル・ボーン……クレイジーサイコレズ!!」
兼作さん驚き
「未來の旦那様に向かって、ひどいな! ライちゃん!」
オタ作たん しょぼん
「――そのときの兼作さんの顔は一緒に旅行していたときと、まったく一緒で。
    ツッコミもまるで一緒だった」
ト書き
「それがかえって……怖かった」
ト書き
「……」
兼作さん
「……でも、愛してるよ。世界で一番……わたしはライちゃんのことが……」
オタ作たん しょぼん
「――それから、兼作さんは、ボク達の体力が弱っている順からベランダに並べ」
兼作さん
「えいっ! えいっ! えいっ!」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4103077
オタ作たん しょぼん
「……順番に、首を●ねてまわったのでした」
ト書き
「…………」
兼作さん温泉2
「ふぅ、みんな入りきらないや……。でもこれでやっと、二人きりだね。ライちゃん」
ライちゃん しょぼん
「…………う、う、う……」
兼作さん温泉2
「大丈夫だよ。●はちょん切っちゃったけど、これから小説は、あたしがライちゃんの手になって書いてあげるから」
ライちゃん しょぼん
「……うぅ……うぅ……」
兼作さん
「食事も排泄も性交も、あたしがみんな、世話してあげる。ずっと、頼りにしてくれていいんだよ」
ライちゃん しょぼん
「……うわ、うわ~~~~ん!」
兼作さん驚き
「ほらほら! 同作ちゃんもオタ作たんも、エンバーミングすれば、とりあえず、あたし達の結婚式まではもつからさ! 元気だして!」
ライちゃん しょぼん
「ごめ……みんなごめん! ごめんよぉ~~!
 あたしが、こんな……こんなキ●ガイを旅行に連れきたばかりに!!」
兼作さん驚き(反)
「キ●ガイってひどいなっ!」
兼作さん
「でも、新居に引っ越したら、もう少し大きな冷蔵庫を買わないとね」
ライちゃん しょぼん
「……うぅ……うぅ、ごめん、オタ作たん、同作ちゃん……救えなくて、ごめん……ごめんなさい……ごめんなさい」
ライちゃん しょぼん
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ライちゃん しょぼん
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ライちゃん しょぼん
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ライちゃん しょぼん
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ライちゃん しょぼん
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
兼作さん温泉2
「ほらほら、泣かないで……あ・な・た♡」