ボカロ/ボイロ

冬にアイスを食べるのは分かるけど夏に鍋ってどうなの?《実食編》

いくら夏に熱いものを食べるのが良いからってこんなくそ暑い時期に食べたくはないですよね。皆さん熱中症にはお気をつけて。水分補給は大切に。
参考レシピ:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1100005386/
参考本(はじめての漢方手帖): http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4896102932?pc_redir=1405478821&robot_redir=1

タグ:結月ゆかり 東北ずん子 弦巻マキ 漢方

ト書き
近所のスーパーにて
東北ずん子
(ねぇ…ゆかりさん…)
結月ゆかり
(なによ。)
東北ずん子
(このまま別の鍋の材料を各自買って大丈夫なんでしょうか?)
結月ゆかり
(…私たち二人の出した案はキムチ鍋ときりたんぽ鍋。この組み合わせはまだ大丈夫なはず。単純にきりたんぽ鍋が辛くなるだけだと思うわ。)
東北ずん子
(…)
結月ゆかり
(ただ、マキさんの用意する材料が解らないのが問題なのよね。)
東北ずん子
(そうですね…まぁマキさんですから、流石にとんでもない食材は入れない、と信じることにします…)
結月ゆかり
(えぇ、そうね。)
弦巻マキ
「二人とも!何こそこそ話してるの?」
結月ゆかり
「い、いえ別に。」
弦巻マキ
「そう?いやー楽しみだねーグレー鍋!」
東北ずん子
「そ、そうですね…」
結月ゆかり
(怖いなぁ…)
東北ずん子
(私、胃薬追加で買っておきますね。)
結月ゆかり
(ええ、よろしく頼むわ。)
ト書き
3人はそれぞれ買い物をすまし東北家へ戻ってきて鍋の準備を始めた。
ト書き
そして…
弦巻マキ
さぁ電気消すよー
暗転
パチッ
暗闇マキ
「さぁ…皆箸をとって。」
暗闇ゆかり
「あの、マキさん…」
暗闇マキ
「ん?どうしたのゆかりん?」
暗闇ゆかり
「これ、暗くする必要あります?」
暗闇マキ
「イヤイヤ!暗くしなきゃグレー鍋にならないじゃん!」
暗闇ゆかり
「…。」
暗闇ずん子
「ゆかりさん、覚悟を決めましょう…とりあえずヤバくなったときにはすぐに胃薬飲めるように横に用意してありますので。」
暗闇ゆかり
「ハァ…もう冷や汗ダラダラだから当初の目的果たしてる気がするわ。」
暗闇マキ
「さぁ、食べよう食べよう!」
暗転
カチャカチャ…
暗闇ゆかり
「うわ…これ、自分の皿に取ってもいまいちなんの具材か解らないわね。」
暗闇ずん子
「とりあえずお汁を…ズズッ
あ!これ結構辛いですね!?」
暗闇ゆかり
「え?そんなに?
ズズッ…んっ、いや、辛さはいつもこんなもんよ?でもなんか出汁が違う?マキさん何か入れました?」
暗闇マキ
「あぁ、うん。ちょっと発汗作用良くするために八角、クコの実、紅ナツメ、松の実、クローブをだしパックに入れて煮込んでみたよー」
暗闇ずん子
「へぇ…あぁ、食べれなくはないですけど結構辛いです!汗も出てきましたし…ゆかりさん辛党なんですか?」
暗闇マキ
「ゆかりんは基本的になんでも食べれるんだよねー」
暗闇ゆかり
「なんでマキさんが答えるんですか…まぁ、そうね。というよりどの味覚にも強いというかなんというか。甘い物も食べるし。」
暗闇マキ
「結構食べるよねーゆかりん。
モグモグ…あ、きりたんぽ美味しいね!」
暗闇ずん子
「そうですか?良かったです。まぁきりたんぽなら基本どれにも合いますからね!」
暗闇ゆかり
「…モグモグ。!?なんかこの肉固いわね。私は豚肉入れたんだけど、これ違うわね。マキさん?」
暗闇マキ
「あぁ、ゆかりんそれ食べちゃった?」
暗闇ゆかり
「え?」
暗闇ずん子
「なんとなく嫌な雰囲気が…」
暗闇ゆかり
「え?何々!怖い怖い!!マキさんこれ何の肉なんですか!?」
暗闇マキ
「さぁ?なんだろうねぇ…?
( ´艸`)」
暗闇ずん子
「…モグモグ。あ!?しまった!私にも固いお肉が来てしまいました!この味は…あぁ、もしかして羊肉ですか?」
暗闇マキ
「ちょっとずん子ちゃんー!ばらしちゃ駄目だよー」
暗闇ゆかり
「羊の肉だったんですね…もう!怖がらせないでください!ちょっと生臭いから何かと思いましたよ!!」
暗闇マキ
「いやーめんごめんご!(≧▽≦)」
暗闇ゆかり
「暗いけど腹立つ顔してるのが伝わってくる…」
暗闇ずん子
「何で羊肉入れたんですか?」
暗闇マキ
「食材には四気っていうのがあってね。寒性、涼性、温性、熱性で分けられるんだけど、羊肉は熱性で身体を温めて冷えを取ってくれるんだよー。」
暗闇ずん子
「へぇー!」
暗闇マキ
「因みに豚肉は平性で、作用は特にないね。」
暗闇ゆかり
「はぁ、なんかすみません。」
暗闇マキ
「まぁキムチ鍋には豚肉なんだけどね。あと、一応言っておくと鮭とかアサリとかトマトは寒性なんだよねー。」
暗闇ゆかり
「え?そうなんですか?鮭とか良く鍋に入ってないかしら?」
暗闇ずん子
「そうですね。へぇ…鮭は冷やす作用があるんですね。なんか意外ですね。」
暗闇マキ
「そうだよねー私も調べててびっくりしたよ。」
暗闇ゆかり
「ま、まあ案外普通のものが入ってて安心しましたよ。」
暗闇ずん子
「そうですね!いやー良かったです。
…モグモグ。ん?!」
暗闇ゆかり
「?どうしたの。ずん子。」
暗闇マキ
「…その反応は、当たったかな?w」
暗闇ずん子
「え?何これ?噛めない?また違う肉?!マキさん!」
暗闇ゆかり
「マキさん今度は何の肉ですか。」
暗闇マキ
「いや、今度は肉じゃないよ。」
暗闇ゆかり
「え?」
暗闇ずん子
「…ガリッ?!んんんんんん!!!」
暗闇ゆかり
「え?ずん子!!?大丈夫?」
暗闇ずん子
「な、なんかよく分からない味が!!辛いし甘いし苦いです!!!」
暗闇ゆかり
「ちょっとマキさん!これは駄目でしょ!!」
暗闇マキ
「大丈夫、大丈夫。まぁ、でもそろそろネタばらししようかな。」
空白
パチッ
結月ゆかり
「う、眩しい…」
東北ずん子
「なんなんですか、これぇ…」
弦巻マキ
「はい、正解はだしパックでしたー!」
結月ゆかり
「何で入れっぱなしにしてるんですか!!」
東北ずん子
「そりゃぁ紙じゃあなかなか噛み切れませんよね…うわぁ、口の中気持ち悪いです…ちょっとお手洗いに…」
弦巻マキ
「あぁ、うん。いってらっしゃーい。」
弦巻マキ
「いやぁ、当たったのはずん子ちゃんだったかぁ…残念。」
結月ゆかり
「私を狙ってたんですね。」
弦巻マキ
「昼の仕返しにね。まぁ、どっちでも良かったんだけど。」
結月ゆかり
「案外過去のこと引きずる性格なんですね、マキさん。」
弦巻マキ
「いやいや、流石にあそこまでされたら誰でも仕返し考えると思うよ?」
弦巻マキ
「あーあ、一応2つだしパックいれといたんだけどなぁ…」
結月ゆかり
「…すみませんでした。もうしませんよ。」
弦巻マキ
「そうしてね?ホントに。」
弦巻マキ
「それにしても結構汗かいたね。」
結月ゆかり
「まあ、わざわざ汗かくためにエアコン消してましたからね。もう付けて良いですか?」
弦巻マキ
「うーん…汗ひいちゃうから止めとこうか。近くに銭湯あったよね?そこ行こうか?」
結月ゆかり
「銭湯…ですか?あぁ、ありますね。汗でベタベタして気持ち悪いんで行くなら早く行きましょう。」
弦巻マキ
「そうだね。着替えは…ずん子ちゃんの借りればいいか。」
結月ゆかり
「そうですね。ではずん子と一通り準備してくるのでマキさんは玄関で待ってて下さい。」
弦巻マキ
「そう?じゃあよろしくー」
東北ずん子
「はぁ…酷い目にあいました…ん?どうしました?」
結月ゆかり
「あぁ、ずん子。今から銭湯行くから着替えかしてくれない?」
東北ずん子
「あぁ、はい。良いですよ?」
東北ずん子
「はぁ、今日は色々あって疲れました…」
結月ゆかり
「そうね…今回の件でマキさんを敵に回すのは非常に危険だというのが良く分かったわ。」
東北ずん子
「でもゆかりさん、止める気ないでしょ?」
結月ゆかり
「…あんな弄り甲斐のある先輩は他に居ないからね。」
東北ずん子
「あはは…。そうですね。」
東北ずん子
(この人も大概性格悪いなぁ…w)