教養

ぶらりと食べ歩かない<新章のような何か>

コメするためにツイッター繋がなきゃいけないのがめんどくさいので、ツイッター垢で再開。

タグ:グルメ 旅行

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田舎の飲食店、特に客が普段来ない店では、時々キャパシティをオーバーした時

通常ではありえない料理が出来上がる時がある。

これは、私が以前遭遇した話だ。
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その日、私は会社の仕事で研究所に居た。

まぁ、最近では産学連携と積極的に言われているように、研究機関の先生と一緒に何か作ったり実験したりすることは、そう珍しくない。

私が居た研究所は、市街地から30分近く車でかかる森のなかにあった。
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コンビニまで車で10分という立地だ。当然昼をどうするかという話になる。

唯一の幸いとして、隣に野球場があり、そこの併設の飲食店が昼間だけやっている。との話を聞き

そこへ向かった。
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驚くくらい平日は人が居ないらしいが、私が見た限りでは、席はほぼ満席だった。

どうやら、今日は隣で、技術講習会やっていたらしく、その受講生が流れてきたそうだ。
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ちらっと周囲に目を向ける。店員は キッチンに1人、レジに1人、食器片付けの棚には、すでに料理の空皿が満載だ。

今思えば、この時点でコンビニに行っておけば良かった。

だが、そうはならなかった。店は隣とはいえ歩くと2~3分はかかる距離だ、それを戻ってまたコンビニまで10分、戻って10分、わずかな希望にかけて、ここですまそうとかんがえるには充分な時間だった。
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そう決断し、メニューに目を走らせる。ラーメン、カレー、定食各種、そばにうどん。やけにメニューが豊富だ。しかも安い。定食とか600円からある。

普段なら定食でも食べてバランスよく行きたいところだ。

しかし、時は有限、店員のリソースも考慮し、自分の好みとの折り合いをつける必要がある。
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結論として出たのは、カレーだった。

そばかうどんという線もあったが、朝がうどんだったので、コメが食べたかった。

その中で一番手がかからなそうなのはカレーだ。これなら最悪ルーを温めてかけるだけだ。
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この時、私は田舎の飲食店を侮っていた。

いや、侮っていたわけではない、考える限りで最善は尽くしたと今でも思っている。

だが、いつだって事件は想定の範囲外から起こりえるものなのだ。
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注文してから20分が経過した。

だが、当初の予想に反して、一向にカレーが出る気配がない。

もしかして、カレーというのは、看板メニューで店主がこだわりをもって作っているのだろうか。

そんな妄想までしていた。
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更に10分が経った時

レジ担当の人がカレーを頼まれた方ーと呼び始めた。

まさか、カレーのルーがなかったというオチだろうか。
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幸いに、ルーはあった。そうだろう。カレーでルーが無ければメニューに入れるべきではない。

誰だってそうだ。

では、なくなったのは何か。

そう、ご飯だ。
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そして店員が代替品として出してきたのは

冷凍のエビピラフの上にカレーがかかった料理だった。
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エビピラフが米で同じだから代替品でいけるとおもったことか。

それに、元々の注文だからカレーをぶちまけた事か。

もはや、どこに突っ込んでいいのかわからない。
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妙に塩気が強いピラフをカレーの強烈なルーがかき消して、幸いにも違和感はあまりなかった。

カレー万能、カレーイズジャスティス。

とはいえ、何か腑に落ちない感じは拭えなかったが
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このように、田舎では時々思いもよらない発想で料理が作られることがある。

決して、混んでいる時に手間のかからない料理をオーダーしたからといって安心してはいけない。

資源は有限であり、普段客が少ない店ではその量は我々の予想を上回る少なさだったりするのだ。
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ちなみに、2日めは定食を食べたが、値段以上の大ボリュームだった。この甘いさじ加減も田舎ならではとも言える。

時間に余裕が有るときは、普段客が少ない店に行って、新しい体験をしてみるのも良いかもしれない。

積極的には勧めないが