待ち人、来ず
なんだこれ…(ドン引き)
一部をゆっくりボイスで読み上げさせてみたぞ。→http://twitsound.jp/musics/tswKIrx92
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………………
………………
………………
………………
………………
………………
………………(ティーカップに手を伸ばす)
………………
………………(飲む)
………………
………………(ティーカップを置く)
………………
………………
………………
………………
………………
………………
………………
………………
………………
………………ZZZZZZzzzzz………………
………………(チラッ)
………………ZZZZZZzzzzz………………
………………
ZZZZZZzzzzz………………
………………
………………
………………(ぐいっ)
痛ッ……!?
想定より、遥かに早く起きたわ。
何だよお前………誰だよ…………
あなたの名前を聞かせて頂戴。
そっちから名乗れよ……
私は通りすがりの第零世代よ。
だいぜろ…なんだって?
あなたの名前は?
…………オベロン。
ロベルトね。記憶したわ。
誰だよそれ…
あなたのことよ、ロベルト。
ああ、そうか、俺、ロベルトだったか。
………んなわけねえだろ!
寝坊助さんなのね。
俺に何か用でもあるのか、…だいぜろナントカ。
オリジンよ。
オリジンか。
あなたとは、どこかで会ったような気がするわ。
会ってないんじゃないか。
可能性を否定されたわ。
で、用は?
用件は…ええと、何だったかしら。
思い出すから、ちょっと待っていてくれるかしら。
……………
ええと…
…………
………………
………………
……………ZZZzzzz…………
うーん……………
……………ZZZzzzz…………
何かを、言うつもりだったのよ。
けれど、思い出せないわ。
こういうときは、何かヒントになりそうなものを、探すのがいいわ。
ヒント、ヒント…
そういえば、ここは、甘味処だったわね。
なぜ甘味処にいるのかしら。
……………
…………コドラチョコタルト。
…………これはなかなか、美味しそうな食べ物ね。
240ゴールド…
…………
…………
………所持金は、皆無に等しいわ。
ああ、そうだった。ようやく用件を思い出したわ、ロベルト。
………ZZZZzzzzz…
寝ているわ。
(むにっ)
ん…………
起きなさい。
んん………なんだよ………
あれが欲しいわ。
……は?
コドラチョコタルトを食べてみたいの。
……ああそう。
食べたいの。
それが?
……ね?
食べればいいんじゃねえのか?
ええ、そうね。でも、食べられないのよ。
へえ。
…………
…………寝る。
………察しが悪いのね。
なんだよ…
私の所持金を公開するわ。
0ゴールドよ。
一文無しか。
ね?
うん。
…ね?
で?
あなたの所持金も公開してほしいわ。
…600万ゴールド。
かなり貯めてるのね。
分捕ってきた。
分捕ったのね。
正確には俺の金じゃない。
他人の財産なのね。
私は他人の財産で、飲食をするところだったのね。
…………お前、もしかして、奢れって言いたいのか?
ようやく察したのね。
最初からそう言えよ…
その、分捕ってきた財産、少し分配してちょうだい。私に。
ほらよ。
ミッション完了ね。ふふ。
これが欲しいわ。
はーい。240ゴールドですー。
入手したわ。
ふーん。よかったな。
コドラチョコタルト…どんな味なのかしら。
……(ぱくっ)
…………
…………これは………
………(ティーカップを取る)
10点ね。
何点満点中の?
10点満点中。
…採点が甘いな。(飲む)
チョコレートだけに、採点も甘くしたの。
この甘味は、いいわ。後世に語り継いでも、問題なし。
そこまで褒めるか。(ティーカップを置く)
今まで食べた甘味のうち、一番に輝くわ。
へー。
他の甘味も、きっと私を満足させてくれるでしょうね。
…………(チラッ)
………奢れってか。
(満面の笑み)
…ほらよ。
1000ゴールドを入手したわ。
気前がいいのね。
他人の財産だから、かしら。
俺の分も買って来い。
私、知っているわ。これを、使いっ走りというのよ。
略すと、ツカパ。
パシリだろ。
略し方を少々間違っていたようね。
恩はパシリで返せ、ということかしら。
歩くの面倒くさい…
ただの怠慢だったようね。
いいでしょう。あなたの怠慢を叶えてあげるわ。
ただし、何を買ってきても、苦情は受け付けないわ。
何でもいい。
契約成立ね。
…ああ、あとこれも。(空のティーカップを渡す)
パシリ案件が増えたわ。
パシリされてきましょう。
数分後。
買ってきたわ。
ZZZZzzzz………
隙あらば、寝るのね。
寝不足と推測するわ。
(つんつん)
ん~………
買ってきたわ。パシリを。
………パシリは買うもんじゃないだろ…
ティーカップも満タンにしておいたわ。
ん。
(飲む)
ところでオベルト。
ロベルト混じってるぞ。
ロベロンだったかしら。
惜しいな。
オベルン?
…もうそれでいい。
オベがルンルンしてそうな名前ね。
あなたはなぜここにいるのかしら。
………………
………………おい、今何時だ?
話が噛みあっていないわ。
何時だ?
たった今、15時になったわ。
15時?
………あのクソ神め………
待ち合わせでもしているのかしら。
それだ。
推測が当たったわ。
約束から1時間も経ってたのか…
誰を待っているのかしら。
クソ神。
クソ神。
おどりゃ、クソ神…(ボソッ)
データベースを検索したけれど、該当する人物は見つからなかったわ。
あいつ何してるんだ…
油を売っているのかしら。
油売ってるんだろうな。
あっちから呼んでおいて遅刻かよ…
あなたは、呼ばれた側だったのね。
もしかしたら、サプライズかしら。
そのうち、物陰から看板を持って出てくるかもしれないわ。
ドッキリ大成功か?
うわーっ!たすけてー!
ギャアアーーー!
遠くから声が聞こえるわ。
何も聞こえないだろ?
私は耳がいいのよ。
そういえばお前、人間じゃなさそうだな。
機械よ。
機械か。
あなたは、人間かしら?
妖精。
妖精…
よう、せい。
…………(首をかしげる)
妖精………
妖精成分が検出されないのだけれど…
よく言われる。
妖精だけじゃなくて、神でもある。
妖精と、神。
次種族かしら。
そんな感じだ。
アーサーを返せェ!!!
あーっやめて!やめて!股が裂けちゃう!
遠くから声が聞こえる。
痴話喧嘩かしら。
お前には一体何が聞こえているんだ。
ああ、今、股が裂けたわ!
電波か?何かの電波を受信してるのか?
受信できなくもないわ。
神殺す!神殺す!
僕が死んだらアーサーも死ぬよ!
嘘つけ!
ギニャーッ!
ひどい痴話喧嘩ね。
話が全然見えない。
遠くでカップルが喧嘩してるのか?
しているわ。
男が、男を刺しているわ。
…変わった組み合わせのカップルみたいだな。
会話から察するに、ある男を取り合って、男と男が争っているわ。
全員男じゃねえか!
愛は性別を越えるものなのね。
俺も加勢するぜ!
ああ、今、男が増えたわ。
クソ野郎!クソボス返せ!
2対1は卑怯じゃないかー!
どうやら、新たに追加された男も、男を取り合っているようね。
だんだん泥沼化してきていないか?
男ばっかりでよく分からなくなってきた。
図に書いて説明するわね。
いや、解説しなくても…
プライバシー保護のために、仮名をつけるわ。
トムとボブとマイクと姫、と仮定しましょう。
姫…?
トムとボブとマイクが、姫を取り合って争っているようね。
最初は、トムとボブが、争っていたわ。
そこへ、マイクが乱入してきた。
ボブとマイクはどうやら仲間のようね。協力してトムを叩いているわ。
2対1か?
ええ、そうよ。ちなみにトムは現在圧倒的不利だわ。
だろうな。
トムと姫が今交際中のようね。
ハァ。
返せ!俺の幼馴染!
ボブは、姫の幼馴染。
そうなのか。
ついさっき聞こえてきたわ。
返せ!俺のクソ上司!
マイクは、姫の部下のようね。
職場恋愛かよ…
…ていうか、三股か?姫。
故に、姫という仮名をつけたのよ。
分かりやすいな。(紅茶を飲む)
レイク・キス!
ぐえーっ!
!!
トムとマイクがキスをしたわ!
ブッ!?(噴き出す)
ゲホッ、ゴホッ、喧嘩中なのにか!?
喧嘩の中に、愛が生まれたのかしら?(ナプキンを渡す)
どういう愛だよ…!?(口元を拭く)
あまりにも不利すぎるから、エビル召喚しよう!
エビルー!
トムが加勢を呼んだわ。
キスしたあとに、加勢を…?
何の用だ?
ああ、エビル!あれやっつけて!
あ、あ、アーサー…!?
どうやら加勢は、姫だったようね。
彼女呼んだのかよ…!?
…彼女?いや、彼氏か?
便宜的に、「彼女」にしましょう。
恋敵同士のトムとマイクがキスして、トムが加勢に姫を呼んで…
なんだこれ…何のプレイなんだよ…
理解し難いわ。
こいつ連れ帰って元に戻すぞ!
あ、ああ、そうだな!
ボブとマイクは、姫をテイクアウトしたいそうよ。
!?
事件は迷宮入りね。
キスあたりからすでに迷宮入りしてるだろ!
今、トムと姫、ボブとマイクがタッグを組んで、戦闘中ね。
…どっちが有利だ?
ボブとマイクのほうが、若干有利かしら。
ああそう…
…何をやってるんだ俺達は?
実況ね。
私達、今話題の、実況者ね。
こんなことで話題になりたくない。
会議に出る時は、マスクが必須ね。
逃げよう!そろそろ僕が死ぬ!
トムが逃走を企てているようね。
不利だからか。
行くよエビル!(ぐいっ)
え、ちょ、待てよ、
トムが姫の手を引いて、逃走を開始したわ。
…男同士で…
待てコラクソ神!
逃がすかァー!
ボブとマイクが、それを追いかけているわ。
追いかけるだろうな。…テイクアウトしたいから。
ひゃあ!?ちょっと何するのさ!?
トムが一瞬だけ女子の声を出したわ。
どうなってるか全然分からん。
…あら、声が、徐々にこちらに近づいてくるわ。
こっちの方に逃げてきてるのか。
おそらく、この甘味処のある道路を、走ってきているわ。
(窓の外を見る)
…おい、何か走ってきてるぞ。あれか?
(窓の外を見る)
あれね。
…男が男をお姫様抱っこしてないか?
お姫様抱っこしているのが姫、
お姫様抱っこ「している」のが姫…?
「されている」のが、トムよ。
姫、力持ちだな。
姫といえども男よ。
そうだった。
…だんだん近づいてきたな。
ここの前を通りそうね。
こういうときは、温かい声援を送ればいいのかしら。
いや、送らなくても…
うわああああ!
待てコラー!
重い!こいつ意外と重い!
降ろしてもいいんだぜクソボス!
道端に放り投げてしまえ!
いやだ!僕を捨てないで!ひとりにしないでー!
手を振ったのだけれど、見てくれたかしら。
……………
……………
その表情は、どういう意図を含んでいるのかしら。
言語で表すと、「見たくないものを見てしまった」という顔ね。
……………
泥沼のような恋愛の様子を間近にして、絶望しているのね。
…それもある。
「も」ということは、理由は複数あるのね。
………俺の知り合いがいた。
誰と?
…トム…
トムとあなたは、知り合いね。
恋人、
じゃない!
なるほど、恋愛関係は皆無ね。
……………
…通りで、遅刻するわけだな…
あなたの待ち人は、トムだったのね!
トムは満身創痍だったわ。加勢に行くことを推奨するけれど。
…あんなのに加勢したくない。
そうね。泥沼に足を取られたくないものね。
…俺もう帰る。
ドタキャンね。
ドタキャンしないでーーーーー!!!!!!!(バァンッ!!)
トムが来たわ!
何で来るんだよ!このタイミングで!
やあ、ごめんね。遅刻しちゃった。待った?
あー、えっと、今ちょっと着衣がお乱れあそばせてるから、整えてくるね。
日本語おかしいぞ…
さっきまで事件に巻き込まれてて、僕の頭はパニックなんだよ!
ちょっとお色直ししてくるから!
光とほぼ同等の速度で、お手洗いへインしたわ。
完璧なフォームだったわ。
追っ手が来たら面倒だからこの隙に帰る。(スタスタスタスタ)
おまたせ!(ガシッ)
早ぇよ!!!!クソが!!!!
小奇麗になったわ。
いやー大変だった。道端を歩いていたら妖精と人間に追いかけられてね。
姫の取り合いだろ。
…?まあ、うん、姫と言えなくはないけど、…ひ、姫?
…こっちの話だ。忘れろ。
あの状態からどうやってここまで来たんだよ…
エビルを囮に逃げてきた。
姫がテイクアウトされる危険性があるわ。
あー大丈夫。あれシェイクスピアが綴った偽物だからね!
やったー!アーサーを捕まえたぞ!
あとは元に戻すだけだ!
影武者をテイクアウトしてしまったようね。
お前最低だな。
褒めてくれてありがとう。
で、えーと、君への用件だけど。
お金返して。
何のことだ。
お金返して?(ガシッ)
借りてない。
ああそうだろうねえ。借りたというより強奪していったからね!
(私はトムの財産でコドラチョコタルトを食べたのね)
僕がまだ笑顔でいるうちに返した方がいいと思うんだ。ね?
600万ゴールド、返して?ね?
そういえばお前キスされてなかったか…?
話題をあさっての方向にずらすのはやめてね?
確かにキスされていたわ。この耳が聞いたもの。
えーっと君は知らない子だけど…何?キスって?
マイクと熱いキスを交わしていたのでしょう?
えっ、マイク?誰?キ、キスって何?
流石の僕も困惑だよ!?
お前そういう趣味あったんだな…
話が全然見えないんだけど…
恋愛には様々な形があるわ。
どんな形であれ、恋愛には、口出しも手出しもしてはいけないものよ。
だから私は否定しない。
肯定もしないけれどね。
えっ何このコメント…?何で僕「かわいそうな子」みたいな感じの目で見られてるの…?
お前とは距離を置くからな、トム。
トムって誰!?僕はロキだよ!?
じゃあ俺は帰る。
いやいやいやいや、お金返してよ!?(ガシッ)
放せトム!!
ロキだよ!!
僕が謎の人物とキスを交わした件については後でゆっくり説明してもらおう。今は借金返済が先だよ!
僕の全財産を返せ!!
やだ…トムの全財産…少なすぎ…!?
600万で悪かったね!
一文無しで明日からどうやって生きていけばいいって言うんだい!
サバイバルでもしてろよ。ポックルって味噌で煮込むとうまいぞ。
僕はそれでいいとして、同居人が納得しないんだよ!
同居人?
エビルとシェイクスピアね。
君の息子(仮)と君の生みの親(仮)、この二人にポックルの煮付けを食べさせることに、罪悪感とかないわけ?
ちゃんと食わせてやれよ甲斐性なし!!!
君が僕を甲斐性なしにしてるんだよ!!!
新たな痴話喧嘩が発生したわ。
痴話じゃない!
わかった、じゃあこうしよう。いきなり全額返せっていうのも酷だろうね。君ももともと一文無しだし。
洞窟で寝てたからな。一文無しなんだよ。
うんうんそうだろうね。生きるためにはお金が必要だ。お金を貸してあげよう!
どのくらい?
100万ゴールド。
太っ腹なのね。
少ない…
多いだろう!?
オベルンにとっては太っ腹ではなかったようね。
価値観の差ね。
もっと寄越せ。
無理。これ以上は無理。100万で妥協して。
100万貸してあげるから、今は、残りの500万ゴールドを返してよね。
…わかった。
…急に素直になったね?
まあ、素直なのはいいことだ。500万返して。
ここにないから、一旦家に取りに帰ってもいいか?
…確かに、大金持って歩くわけないしね。いいよ。
じゃあ、また後でな。(スタスタスタスタ)
待って!(ガシッ)
何だよしつこいな!
僕もついていく。
はあ!?
はあ!?じゃないよ!取りに帰るフリしてとんずらこかれたら嫌だからね!当然じゃないか!
計画が台無しだろうが!
ほらね!!やっぱり逃げるつもりだったんだ!!
仕方ない、ここで始末するしかない…!
どれだけ君はお金を返したくないんだい!?
食らえサマーナイツドリーム!!
ふぎゃーっ!?
…なにするのさ!
うわっ…生きてる…
ドン引きしないでよ…
僕を始末できなくて残念だったね。さあ君の家まで行こう。お金返すまで帰らないからね!
チッ…しょうがねえな…
ああ、ちょっと、待って、そんなに早く歩かないで、追いつかないじゃないか、
…別に早歩きなんてしてないが。
あれ、お、おかしいな、僕の足が全然前に進んでない気がするんだけど、
…お前、歩くの遅過ぎないか?
ねえこれどうなって…あっ
もしかして遅延かかってる?
………………
………ああ、サマーナイツドリームの追加効果か。
へえ~、すごいね、こんなに動きが遅くなるんだ…
面白いな。
これ、解除とかできないの?
………………
(ダッシュで逃走する)
あっコラ!逃げるな!僕を置いていかないで!ちょっと!
待ってー!!あーーー!!待ってーーーーー!!あーーーー!!
あーーーーーもう行っちゃった…!!くそーーーー!!
おい、あそこにいたぞ!
!?(ビクッ)
よくも偽物のアーサーを掴ませたな!!
ものすごく最悪なタイミングで見つかったんだけど…!
今度こそ叩きのめしてやる!
インフィニティドライバ!!
レイク・キス(物理)!!
うわあああああ!!!やめてええええええ!!!
痴話喧嘩が痴話喧嘩を呼ぶ展開ね。
なかなか面白いけれど、収拾がつかなそうだわ。
そうだ、私がオチをつけてあげましょう。
アウェイク:マキナ!
ぎゃああああああああ!!!!!!
うわあああああああああああ!?!?
なんだこれはあああああああああ!!!!!
綺麗にオチがついたわ。
数日後…
今日もまた届いた恋文。延々と書き連ねられた愛の詩。
その言霊が喜びから恐怖へと変わってどれくらいの月日が経ったのだろうか。
甘男竜は頭を悩ませていた。
はあ…今日も恋文が…
最近量が増えすぎて、ダンボールで届くようになってきたな…
処分が大変だからやめてほしいんだよな…
箱から溢れる大量の便箋を束にし、紙ひもで縛りはじめる甘男竜。
資源ごみ行き確定である。
そんな未読の恋文の束から、一枚、便箋が風に舞い、床に落ちた…
「そうそう、この間ね、私の店に変わったお客さんが来たの。」
「痴話喧嘩がどうのとか、大騒ぎしていたわ。」
「店の前にクレーターができるしで、とっても大変だったのよ。」
………………
甘男竜は、続きを読まずに便箋をくしゃくしゃに丸め、ゴミ箱に放り投げた。
おわり。