夏!恋の季節!夏!恋より楽しいイベントも割とある季節!――東北ずん子小説日常編7
しばらく恋愛から遠ざかっていると「あれ?人を好きになるってどういう現象だっけ?」となってしまい、「行く」ところと「引く」ところのラインが分からなくなってしまうそうです。
目が合った!突撃!
目が合った!突撃!
(――東北地方・某ビジネスホテル――)
……はあぁ……。どうしましょう……( ;^ω^)


――……(イラッ
いいから作業進めてくださいよ……。

いいから作業進めてくださいよ……。

とあるビジネスホテル。
イタコときりたんは2日前からここに籠もって、9月末のイベントに出す新作写真集の編集をしていました。
イタコときりたんは2日前からここに籠もって、9月末のイベントに出す新作写真集の編集をしていました。
お疲れさまー! 差し入れ持ってきたよー!V(`ゝω・´)


身体は資本だからな。少し手を休めて、食事にするといい。


――ずんねえさま。つるぎさん。
わざわざありがとうございます。
わざわざありがとうございます。
いやー、コミケって終わったあとすぐに申し込みしないといけないんですね! さらに別のイベントまで!
慌ただしいですねえ(´・ω・`)
慌ただしいですねえ(´・ω・`)
――ええ。毎週どこかしらでイベントがありますからね。戦いは続いていくのです。
それで、進捗はどうだ?
「ホテルに籠もれば自宅にある誘惑を振り切って、一気に作業が進みますわ!」と言っていたが。
「ホテルに籠もれば自宅にある誘惑を振り切って、一気に作業が進みますわ!」と言っていたが。
……あれ?(´゚ェ゚`)
イタコの手元を覗き込んで、ずん子は目を丸くします。
なんと、全く作業が進んでいないのです。
なんと、全く作業が進んでいないのです。
……うう。
ど、どうしましょう……(´;ω;`)

ど、どうしましょう……(´;ω;`)

え、ええっ!?∑(゚Д゚ノ)ノ 急に泣き始めた!
ふへ、ふへへへ……(*´ェ`*)
と思ったら笑い始めた! イタコ姉さまー!?
――東北ずん子小説・日常編 第7話――
へっへっへ…………って、え!?∑(*゚ェ゚*)ビクッ
∑(゚Д゚; )
こ、今度はなんですか?
こ、今度はなんですか?
ず、ずんちゃん……。
そのレジ袋は……!( ゚Д゚; )
そのレジ袋は……!( ゚Д゚; )
あ、これですか? 差し入れですけど……。
そうじゃなくて!(ノ゚Д゚)
そのレジ袋、まさか下にあるコンビニの……。
そのレジ袋、まさか下にあるコンビニの……。
ん?
ああ、ホテルの前でずん子くんと待ち合わせしたからな。差し入れもそこで買ってきた。
ああ、ホテルの前でずん子くんと待ち合わせしたからな。差し入れもそこで買ってきた。
ああああ……。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
えっ!?∑(゚ω゚ノ)ノ
な、なんなんですか……?

な、なんなんですか……?

『ちょっと、うるさいよー!』(壁ドン
あっ、すいませーん∑(゚Д゚; )
――隣から壁ドンされちゃったじゃないですか。もういいからちゃっちゃと説明してください。
……下のコンビニに、大学生くらいのかわいいレジ係さんがいませんでした? こう、ボブカットの(´・ω・`)
あ、いたいた!(≧∀≦)
ちょっとおどおどしてたから、たぶん新人さんだよね!
ちょっとおどおどしてたから、たぶん新人さんだよね!
――タコねえさま、その子が自分に惚れてると言って聞かないんです。


へー惚れて……。
……えええええええええええええええっ!?((((( ;゚Д゚)))))
『……!!!』(壁ドン
あっ、すいませーん∑(゚Д゚; )
???「……ふーん……」
い、いや、そこまでは言ってないですわ!
ただちょっと、「あの子、あたしの時だけ両手で包んでお釣りを渡してくれるの、何か意味があるのかなあ……」って言っただけですわ!ヽ(`Д´)ノ
ただちょっと、「あの子、あたしの時だけ両手で包んでお釣りを渡してくれるの、何か意味があるのかなあ……」って言っただけですわ!ヽ(`Д´)ノ
え? それが普通だと思ってたな……。


それはあなたがイケメンだからですわ!ヽ(*`皿´*)ノ
それに、それだけじゃありませんわ!
先日なんて、とうとう電話番号を聞かれてしまいましたわ!(ノ∀`*)テレルー
先日なんて、とうとう電話番号を聞かれてしまいましたわ!(ノ∀`*)テレルー
わ、すごいじゃないですか!(ノ∀〃)
きりたんも一緒にコンビニ行くんだよね? きりたんの目から見てどうだった?
きりたんも一緒にコンビニ行くんだよね? きりたんの目から見てどうだった?
――わたし、こどもですからよくわかりません。
(子どもが同人誌作ってるが……)
――でもまあ、タコねえさまの話題でわたしにもよく話しかけてきましたから。
何もないってことはないんじゃないですか?
何もないってことはないんじゃないですか?
……よし! じゃあ、電話してみよう!∑d(゚∀゚d)


え!?∑(゚Д゚; )
イタコくんのスマホはこれか。
えーっと、最近の追加履歴から……。
えーっと、最近の追加履歴から……。
ちょちょちょちょちょっと待ってくださいですわ!
そんないきなりは無理ですわ!!ヽ(゚`Д´゚)ノ
そんないきなりは無理ですわ!!ヽ(゚`Д´゚)ノ
『……!!!』(壁ドン
あっ、すいませーん∑(゚Д゚; )
……なぜだ?
鉄は熱いうちに打て、というのが刀を作るときの鉄則だぞ。
鉄は熱いうちに打て、というのが刀を作るときの鉄則だぞ。
刀と今回の話は全然違いますわ!!
そもそもお断りするつもりなんですから!!(*`皿´*)

そもそもお断りするつもりなんですから!!(*`皿´*)

ええっ!?∑(゚Д゚)
もったいない……。
もったいない……。
(――もったいない?)
……あたしは趣味とずんちゃんのために生きる女。
イタコして、ずんちゃんのプロデュースをして、イベントの準備をし、参加する……。
この人生に充実感しかないんですわ!(`・ω・´) 他のことしてる暇などないのです!
イタコして、ずんちゃんのプロデュースをして、イベントの準備をし、参加する……。
この人生に充実感しかないんですわ!(`・ω・´) 他のことしてる暇などないのです!
それならなおさら早いほうがいいだろう。ほら、今繋ぐから……。
だからちょっと待ってくださいな!!
ほら見てくださいこの手の震え!! 心の準備が足りなくて緊張してるせいですわ!!((((( ;゚Д゚)))))
ほら見てくださいこの手の震え!! 心の準備が足りなくて緊張してるせいですわ!!((((( ;゚Д゚)))))
――カフェインの取り過ぎじゃないですかね?


あ、本当だ。すごい量の紅茶が……(゚ω゚; )
そりゃそうですわ。一睡もせずにこの文書を考えていたんですから……(´д`)
なんですかこれ? えーっと……。
『親愛なるコンビニ店員さんへ』……(´・ω・`)
『親愛なるコンビニ店員さんへ』……(´・ω・`)
「あなたの気持ちに気付いたとき、私は天にも昇る思いでした。しかし、私には心に決めた仕事があり、あなたのお気持ちには……」


ちょああああああああああ!!∑(゚Д゚; ) なんで音読するんですの!!
うるせー!!☆(バターン


うわああああああああああすいません!?∑(゚ω゚; )
あまりにもやかましいせいで、隣の部屋の人たちが直接乗り込んできました。
――もっとも、知り合いだったのですが。
――もっとも、知り合いだったのですが。
……って、あれ?
めろん先生、ちゃんこちゃん(´・ω・`)
めろん先生、ちゃんこちゃん(´・ω・`)
そ、総帥!? では、先ほどから壁ドンしていたのは……。
そうだよー☆
めろんといっしょに夏休みの宿題やってるの。
めろんといっしょに夏休みの宿題やってるの。
ホテルに泊まり込んで!? 不健全だね色々な意味で!(゚ω゚; )
研究テーマは「『力士ロボ』における最適な脚の入れ方について」です。もうすぐ完成ですのよ。


おい。自分の趣味に総帥を巻き込むんじゃない。
(――うわ、ちょっと読みたい)
とーにーかーくー、今日でぜんぶ終わらせるんだから!
次騒いだら「力士ロボ」で壁ごと突き破ってきちゃうよ!

次騒いだら「力士ロボ」で壁ごと突き破ってきちゃうよ!

はーい。ごめんねー( ;・∀・)
念を押して、二人は隣の部屋へと戻っていきました。
さて、どこまで話しただろうか。
……あ、電話か。
……あ、電話か。
――じゃあ、さっさと電話してくださいよ。さっさと入稿しないと早割期間終わっちゃいますよ。
えー。あたし、こういうの慣れてないんですけど……って、あら?(´・_・`)


どうしました?
あれ……? スマホ……。
あたし、スマホどこに置いたかしら……?( ゚∀゚; )
あたし、スマホどこに置いたかしら……?( ゚∀゚; )
なに? さっき自分が拝借して、そこの机の上に……。
む、ないな。
む、ないな。
おかしいですね……。ちゃんこちゃんたちが持ってっちゃったのかな?(´・ω・`)
ちょっと鳴らしてみますね。
ちょっと鳴らしてみますね。
と、ずん子が自分のスマホを取り出した時でした。
部屋の隅から、またしてもよく知った声が聞こえてきたのです。
部屋の隅から、またしてもよく知った声が聞こえてきたのです。
あ、はいー。はいー。へー、そうなんですかー。


――あ、あわもさん? いつの間に……。
ちゅっ!?∑(゚Д゚)
あのスマホ、あたしのですわ!?
あのスマホ、あたしのですわ!?
はいー。じゃあ、そう伝えておきますね。
はい、はい-。こちらこそ突然すみませんー。
はい、はい-。こちらこそ突然すみませんー。
(……こいつ、こんな言葉遣いもできたのか……)
……(ピッ
ふう……。
ふう……。
あわちゃん!? いいいいま、誰に電話してましたの!?((((( ;゚Д゚)))))
え? 下のコンビニの女の子。


えええええ……むぐぐ!! もがが!!
大声をあげそうになったイタコを、咄嗟にずん子が羽交い締めにします。
壁を破られてはたまりません。
壁を破られてはたまりません。
いやー、おもしろそうだったからさー。勝手に電話かけちゃった!(テヘペロ
もが! もががが!(何て勝手なことをー!)
――まあ、この際いいでしょう。なんて言ってました?
うん。イタコちんときりちんの知り合いだよーって言ったら、
「今度一緒にお出かけしたいと伝えてください!」だって!
「今度一緒にお出かけしたいと伝えてください!」だって!
マジか。


ほらー! ほらー!
ああ、どうしましょう。絶対あの子あたしのこと好きですわ!!O(*`ω´*)o

ああ、どうしましょう。絶対あの子あたしのこと好きですわ!!O(*`ω´*)o

あ、そういえば一瞬だけ、イタコちんのこと「きつトンさん」って言いかけたことがあってね……(ニヤニヤ
……ん?
――「いつも赤いきつねとリプトンの紅茶買ってく人」の略らしいよー。
……え?(゚ω゚; )
というわけで、下のお姉さんと一緒にお茶するかどうか考えておいてね! きりたんお嬢さま!(ニヤニヤ
――……え?
…………(´・д・`)
……あの。つかぬことをお伺いさせていただきますが……( ´・ω・)ノ
はい。ボクで分かることであれば、なんなりと。
そのー、下のお姉さんがあたしに電話番号を尋ねた理由というのはー……?(´-_-`)
はい。おそらく、本命であるきりたんお嬢さまに直接尋ねることに気後れして、イタコ殿を経由したコミュニケーションを取ろうと考えたのだと思われます。


…………(´-_-`)
……「あなたの気持ちに気付いたとき、私は天にも昇る思いでした。しかし、私には心に決めた仕事があり――。
ちゅああああああああああああああああああっ!!!ヽ(*`皿´*)ノ
うるせー!!!(バキバキバキバキ


あらあら。、壁が……。
部屋が大変なことになるなか、肝心のきりたんはというと――。
どど、どうしようきりたん!?( ゚Д゚; )
なんだか大変なことになっちゃったけど!? 色んな意味で! 特に部屋が!
なんだか大変なことになっちゃったけど!? 色んな意味で! 特に部屋が!
――……こ……。
こ?
――……こ、こういうことには不慣れなので……///


…………むっ!
…………かわいい(*´∀`*)


――その後、下のお姉さん(たぶんロリコン)には「きりたんにそういう話はまだ早い」という理由でずん子(シスコン)とつるぎ(ロリコン)がばっちりお断りしましたが――それはまた、別のお話。
――おわり――
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