ボカロ/ボイロ

VOICEROIDは進路選択の夢を見るか?

動画投稿に行き詰まる&非実況動画祭に触発されて久しぶりにアイノベ投稿しました!今回は基本的にマスターとボイロたちの1対1方式です。自分の中で色々と思うことがあって書かせていただきました。
イラストは横山イマさん、ナゲットさんからお借りしました。
【p.s.】EXボイスの続き、ゆかマキ温泉回はまた後日。

タグ:結月ゆかり 東北ずん子 弦巻マキ 琴葉茜 琴葉葵 SS

ト書き
case1.結月ゆかり
結月ゆかり
つまり、将来VOICEROIDとして食べていけない場合の事を想定して何か別の進路を考えておけと、そういうことでしょうか?
モブ1
いや?単純にボイロ以外でやりたいことないのかなと思って。
結月ゆかり
ふっ…従者に対しての配慮を忘れないとは流石は我がマスター。
結月ゆかり
だがそんな配慮は要りません。はっきり言ってやってください。「お前は、もう、、お役御免だ・・・って・・・うっ・・・うわぁぁああああん!!」
モブ1
勝手に妄想して勝手に泣くの止めてもらっていいか?安心しろ、お前を食わせてやるくらいの甲斐性は持ち合わせているつもりだ。
結月ゆかり
やだ・・・ちょーかっこいい・・・
モブ1
で?結月は何かやりたい職業とかないのか?
結月ゆかり
もう少し構ってくれてもいいんじゃないですかね、完全スルーですか、そうですか、まぁいいですけど。そうですね、強いてあげるならお寿司屋さんですかね。
モブ1
寿司屋?
結月ゆかり
以前に連れて行ってもらったお寿司屋さん覚えてます?
モブ1
あぁ、美味かったよな。茶碗蒸し。
結月ゆかり
マスター、お寿司ほとんど食べませんでしたね。
モブ1
酢飯と生魚の組み合わせがどうもな・・・。でもお前は好きなんだろ?寿司。
結月ゆかり
ええ、大好きです。だからあの時はかなり嬉しかったんですよ?同時に少し不安でもありました。無理させてるんじゃないかって。
モブ1
・・・別に。
良い店なら寿司以外にも美味いもんは食えるし、お前は何も気にしなくて良い。それで?そこからなんで寿司屋になりたいと?
結月ゆかり
(素直じゃないなぁ・・・まぁ、そこが良いんだけど。)
そこで見た板前さんの仕事ぶりが滅茶苦茶かっこよかったんですよ。The 職人って感じが最高でした・・・!
モブ1
なるほどな。でも寿司職人って一人前になるまでに10年はかかるんじゃなかったっけ?
結月ゆかり
今から始めても一人前になるころには三十路手前ですね。
・・・それでもマスターは待っててくれますか?
モブ1
待つよ。自分の好きな子が夢を叶えるのを応援しないわけ無いだろ?
結月ゆかり
マスター・・・!!
モブ1
ゆかり・・・!!
結月ゆかり
(そして二人は熱い抱擁を…)



って感じの少女漫画を描きたいんですけどいかがでしょうか?
モブ1
漫画家志望かよ。俺のドキドキを返せ、バカ。
ト書き
case2.東北ずん子
モブ1
東北はどっちかというとVOICEROIDは副業ってイメージなんだけど実際問題どうなの?
東北ずん子
私のメインの仕事は東北支援ですからね。
モブ1
夢は秋葉原にずんだカフェ、ずんだショップを作ること、だったっけ?
東北ずん子
そうです!そのためには調理師免許を取得したり経営学を学んだり資金を調達したり色々やることは多いのです。
モブ1
先は長いな。それに、お前一人の負担が大きすぎる。
東北ずん子
まあ、個人経営のカフェなら調理師免許はいらないのでそこはカットしてもいいですし、経営学も正直最初は必要ないんですよね。経営学で学べることってどちらかというと大手になってから役に立ってくるものが多いので。ただ、私は個人のちんまりとしたカフェでおさまるつもりはないですので。将来的にはスター●ックスを越える店舗を築き上げるつもりです。
モブ1
そのための知識と技術ってわけね。ゆるふわな見た目のわりに考えることは考えてるのな。
東北ずん子
・・・なんかバカにしてます?
モブ1
いやいや・・・素直に尊敬してる。ぜひがんばってくれ。困ってることがあったらいつでも相談に来い。
東北ずん子
・・・はい!ありがとうございます!!
ト書き
case3.琴葉姉妹
琴葉 葵
ようやく私たちの出番ね、待ちくたびれたわ。
琴葉 茜
ほんならマスターはん、今日はよろしゅうお頼申します。
モブ1
・・・お前らそんなキャラだったっけ?
琴葉 葵
本家の私たち姉妹の紹介から外れない程度のキャラにはなってるじゃない。
琴葉 茜
せやねぇ、うちも別に関西弁言うとるだけで大阪弁とはゆうてへんしなぁ。
モブ1
京言葉も大阪弁も似たようなもんじゃ・・・まぁいいや、これ以上は諍いが起きる。
それで?お前らは何がしたいとかあるか?
琴葉 葵
そうね、私はあかねーちゃんとたこ焼き屋がやりたいわね。
琴葉 茜
いや、そうなん?たこ焼き屋、ええなあ。うち、タコさん好きやし。
モブ1
良いなたこ焼き屋。店を出すのか?それとも屋台とかか?
琴葉 葵
そうねぇ、どっちにもお互いの良いところがあるからね。一概にこれって決めるわけには…
琴葉 茜
あ、葵ちゃん。うちサービスエリアとかでよく見る、車で販売するやつやりたい。
琴葉 葵
それで。
モブ1
どれだ。とゆうか葵、こだわりあるみたいなこと言っておいて決心揺らぐの早すぎだろ。
琴葉 葵
う、うるさい!あかねーちゃんの案が私の胸にストンと落ちたのよ!姉の意見は、常に妹を導いてくれるものなのよ!
モブ1
わかった、わかった。
それで、車のやつってどれのことを言ってる?
琴葉 葵
サービスエリアのケータリングカーよ。先週、二人で旅行に行ってきたんだけど、帰りに海老名のSAでそれを見かけたのよ。
琴葉 茜
牛串食べてん、ほんにおいしかったわぁ・・・
モブ1
お前らばっかいいもん食ってずるいな。
そうだ、今度視察がてら京都のたこ焼き食いに行こうぜ。
琴葉 葵
はぁ?!何を勝手に・・・
琴葉 茜
うちは別にかまへんよ?
琴葉 葵
おねーちゃん?!
琴葉 茜
マスターはんには色々世話になってるさかい、お礼に京都案内してあげようよ。
琴葉 葵
うぅ・・・(お姉ちゃんと二人っきりが良いのに)
ト書き
case4.弦巻マキ
モブ1
はぁ・・・
弦巻マキ
いやー疲れてるね。なんか飲む?
モブ1
おぉ、マキ。そうだなビール取ってくれ。
弦巻マキ
はいよー
弦巻マキ
それで?
モブ1
あん?
弦巻マキ
なんでこんなこと急に始めたのさ?(冷蔵庫をあさりながら)
モブ1
ん?いや、なんとなくだよ。
弦巻マキ
なんとなくねぇ・・・
はい、ビール。
モブ1
おう、サンキュー。
弦巻マキ
違うね、君がそういうことをするときは大抵何かしら考えてるときだよ。意味も無く戯れたりしたことが今まであった?
モブ1
・・・
弦巻マキ
いやぁ、別に責めてはいないよ。ただ君は真面目だからね。なんというか、いつも私たちに接する時はビジネスライクに話してる感じがするんだよね。
弦巻マキ


人間と似て非なるものと関わるのは疲れるかい?
モブ1
・・・なぁ、結局VOICEROIDって何なんだ?自我を持った人工知能?ヒューマノイド?それが俺には分からない。
弦巻マキ
さぁてね、人間様に分からないのなら私には分からないよ。
モブ1
その自分を卑下するような言い方は止めろ。
弦巻マキ
・・・ごめん。
モブ1
・・・厳しい言い方になったな、すまん。
なんとなくってのは強ち間違いじゃない。本当にちょっと思うことがあっただけだ。
勝手に雇っておいてこういうことを言うのもあれなんだが、あの娘たちに無理させてるんじゃないかって思ってな。やりたいことはないのか、このままこんなところに閉じ込めておいて良いのか、とか。
弦巻マキ
なるほどねぇ・・・
モブ1
そう言うお前は何かやりたいことはないのか?
弦巻マキ
私?そうだねぇ、現状特にないかな。私は今の生活に満足してるよ。バンド活動もできるし、生活費もボイスロイドの収入でやりくりできているからね。
弦巻マキ
少なくとも私はこの生活を楽しんでいるってことだけは伝えておくよ。
弦巻マキ
同じ立場から見て言わせてもらうけど、あの娘たちもこの生活を楽しんでるように見えるけどね。
弦巻マキ
どう?少しは安心した?
モブ1
あぁ。
少し肩の荷が下りた気がする。
モブ1
ありがとうな、マキ。
弦巻マキ
・・・どういたしまして。
弦巻マキ

さて!湿っぽい話はこの辺にしといてもっと飲もうよ、マスター!良いつまみとお酒用意してるんだから!
モブ1
お前、未成年じゃなかったっけ?
弦巻マキ
あー!そういうこと言うんだ!?
別にいいし!私はコーラとかシャンメリーとか飲むし-!
弦巻マキ
コーラとおつまみだって相性抜群なんだから!!
モブ1
そんなにふて腐れるなよ・・・二十歳になったら美味い酒飲ましてやっから。
弦巻マキ
ホントに?約束だからね!
モブ1
あぁ、約束だ。
弦巻マキ
楽しみにしてるね!マスター♪
ト書き
VOICEROIDは進路選択の夢を見るか?(終)