LOVE魔王 第1話
第1話http://inove.jp/ivsid1120第2話http://inove.jp/ivsid1121第3話http://inove.jp/ivsid1131
第4話http://inove.jp/ivsid1137第5話http://inove.jp/ivsid1144第6話http://inove.jp/ivsid1145
第7話http://inove.jp/ivsid1160第8話http://inove.jp/ivsid1161第9話http://inove.jp/ivsid1162
第10話http://inove.jp/ivsid1163第11話http://inove.jp/ivsid1166第12話http://inove.jp/ivsid1169
第13話http://inove.jp/ivsid1184第14話http://inove.jp/ivsid1188第15話http://inove.jp/ivsid1189
第16話http://inove.jp/ivsid1190第17話http://inove.jp/ivsid1196第18話http://inove.jp/ivsid1204
第19話http://inove.jp/ivsid1209第20話http://inove.jp/ivsid1211第21話http://inove.jp/ivsid1218
第22話http://inove.jp/ivsid1220第23話http://inove.jp/ivsid1229第24話http://inove.jp/ivsid1235
第25話http://inove.jp/ivsid1237第26話http://inove.jp/ivsid1239第27話http://inove.jp/ivsid1240
最終話 第28話http://inove.jp/ivsid1241
姉妹作:魔王ふたり→http://inove.jp/ivsid958
作品リストhttp://inove.jp/ivsid1488
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勇者ちゃん、私だーーっ! 結婚してくれーっ!
あの・・・魔王さま、なにをしておいでで?
私の朝の発声練習がなにか? 我が性奴隷よ。
私はただの家来その1です。妙な称号をつけんでください。
ただの家来どころか、お前は我が四天王のひとりではないか。
恥ずかしいんですよ、四天王なんて。厨二病っぽいし。
お前はカラダがワタシ好みだから四天王に抜擢してやったのに。
そんな理由で選ばれた四天王なんて嫌すぎですよ。
しかし他のメンバーはしっかりと実力で選抜したぞ?
だから私だけ浮いちゃって居づらいんですよ!
なんだ、いじめられたりしてるのか?
いえ……逆にちやほやされてしまって、戸惑うばかりです。
気をつけろ。奴らお前のカラダを狙ってるぞ?
そりゃアンタだけですよ! ……たぶん。
まあ、私の本命は勇者ちゃんだがな!
知ったこっちゃないです。
悪いが、お前とはカラダだけの関係だ。
いや、主従関係でしょうが。エロい方の意味じゃない方の。
一度寝たくらいで、恋人ズラして欲しくはないな。
一度も寝てないし、そんなツラした記憶もないです。
ふふ……ツンデレというやつか。
(マジでコイツ、殴りてえ……)
ところで、仕事してくださいよ、魔王さま。
ところで、仕事してくださいよ、魔王さま。
うむ。魔王の仕事といえば世界征服!
諸国を侵略し、併呑し、可愛い姫を集めて、大ハーレムを作る!
これだな。
諸国を侵略し、併呑し、可愛い姫を集めて、大ハーレムを作る!
これだな。
だいたいそうです。ただしハーレムは抜きで。
しかし懸念がある。
勇者ですね?
そうだ。
しかし、魔王さまの力をもってすれば、勇者のひとりやふたり。
そうではない。
というと?
どんなに私が働いても、勇者ちゃんが退治に来てくれなかったらどうしようかと……。
はい?
勇者ちゃんに会えなかったら働き損だぞ! 私は!
勇者に退治されること期待してる魔王なんて前代未聞でしょうね。
だろう? 我こそは音に聞こえた南の魔王だからな!
せいぜい敬うがいい。
せいぜい敬うがいい。
皮肉ったのにドヤ顔されても。
お前は私の勇者ちゃんへの想いの強さを知らぬからそんなことがいえるのだ。
というと?
例えば、私は自慢の遠見の水晶球で、勇者ちゃんの生活をおはようからおやすみまでくまなく見守ってる!
それは犯罪です。
ふふん、どこに魔法を使ってストーキングをしてはいかんという法律がある?
つっこんだのはそこじゃないです。
あと今すぐその法律作って下さい。
あなたが支配者なんだから。
あと今すぐその法律作って下さい。
あなたが支配者なんだから。
そんな法律作ったら、お前をストーキングできんではないか。
してたの?!
冗談だ。お前なら、私はヤれさえすれば満足だ。
最低ですね、いろいろと。
ふふん、混沌と破壊を求める魔王が人格者なわけなかろう。
他の魔王たちに謝った方がいいと思います。その発言は。
ふふん、噂によると他の魔王もひっどいらしいぞ?
自分もひっどいと認めましたね。
なんでも北の魔王は重度のロリコンで、
東の魔王は異種姦が趣味で、
西の魔王は無機物が相手でないと興奮しないらしい。
東の魔王は異種姦が趣味で、
西の魔王は無機物が相手でないと興奮しないらしい。
知りたくもなかった魔王たちの性癖の情報ですね。
せめて他のないんですか?
もっとそれっぽい殺人快楽症とか拷問が趣味とか。
せめて他のないんですか?
もっとそれっぽい殺人快楽症とか拷問が趣味とか。
うーん、しかし魔王はみな血を見るの苦手だからなー……。
そうだったの?!
私がそうだから、きっと魔王の基本的な性質だと思うんだ。
あなたがヘタレってだけの話じゃないですか。
なにをいうか。
必要とあれば、無垢な子供たちを笑いながら虐殺してやろうぞ。
たぶんできると思うが。
必要とあれば、無垢な子供たちを笑いながら虐殺してやろうぞ。
たぶんできると思うが。
まったく。そんなんでよく魔王なんてしてられますねえ。
しかし私は4人の魔王の中で最強だが?
またそんな妄想を。
本当だ。
我々魔王は、基本的に能力はほぼ同列なのだが、実は!
我々魔王は、基本的に能力はほぼ同列なのだが、実は!
なんです?
ここだけの話だが、私には変身してパワーアップするという能力があるのだ。
うわー、ベタな設定ですねー。
変身には2段階あり、第一段階で4倍の強さに。第二段階で16倍の強さになる!
すごかろう。
すごかろう。
そして実は隠された最終段階の変身がある、とかだったりします?
……それはまだ試したことがないな。
ちぇっ、つまんない。
もしそうだったら魔王さまに抱かれても良かったのに〜。
もしそうだったら魔王さまに抱かれても良かったのに〜。
え?! マジで? ちょっと訓練してくる。
秘密特訓だからのぞくなよ!
秘密特訓だからのぞくなよ!
やれやれ、やっとアホがいったか。
ふふふ、バカめ。
実は私が勇者さまから送り込まれたスパイとも知らずに!
だからといって、まさか四天王に選ばれるというのはまったくの想定外だったが……。
ふふふ、バカめ。
実は私が勇者さまから送り込まれたスパイとも知らずに!
だからといって、まさか四天王に選ばれるというのはまったくの想定外だったが……。
隣の部屋。
くっくっく、すべて見破られていて泳がされてるとも知らずに。
勇者のスパイめ。
勇者のスパイめ。
あせる必要はない。じっくり泳がせておく。
さすが魔王さま。鋭い眼力ですね。
アホで魔王が務まるか?
私はすべてを見通す南の魔王だぞ。
私はすべてを見通す南の魔王だぞ。
しかしなぜ泳がせるのです?
捕まえて締め上げれば手早く勇者の情報が……。
捕まえて締め上げれば手早く勇者の情報が……。
四天王といえど、お前はなにもわかっておらん。
なんと! それはいったい……!
ふふん、こうして時間をかけて私と接していれば、
間違いなくあいつは私の魅力にメロメロになるはず!
そうすれば勇者ちゃんとあいつで両手に花ではないか!
間違いなくあいつは私の魅力にメロメロになるはず!
そうすれば勇者ちゃんとあいつで両手に花ではないか!
さすが! さすがの深謀遠慮! 感服いたしました!
ふふん、惚れるなよ? なんなら抱いてやってもいいが?
それは遠慮します。
そうか?
さて、もっと大きなベッドを作らせないとな!
さて、もっと大きなベッドを作らせないとな!
(あー、これにつきあうだけで給料倍になるんだから楽だわー)
続く。