LOVE魔王 第15話
第1話http://inove.jp/ivsid1120第2話http://inove.jp/ivsid1121第3話http://inove.jp/ivsid1131
第4話http://inove.jp/ivsid1137第5話http://inove.jp/ivsid1144第6話http://inove.jp/ivsid1145
第7話http://inove.jp/ivsid1160第8話http://inove.jp/ivsid1161第9話http://inove.jp/ivsid1162
第10話http://inove.jp/ivsid1163第11話http://inove.jp/ivsid1166第12話http://inove.jp/ivsid1169
第13話http://inove.jp/ivsid1184第14話http://inove.jp/ivsid1188第15話http://inove.jp/ivsid1189
第16話http://inove.jp/ivsid1190第17話http://inove.jp/ivsid1196第18話http://inove.jp/ivsid1204
第19話http://inove.jp/ivsid1209第20話http://inove.jp/ivsid1211第21話http://inove.jp/ivsid1218
第22話http://inove.jp/ivsid1220第23話http://inove.jp/ivsid1229第24話http://inove.jp/ivsid1235
第25話http://inove.jp/ivsid1237第26話http://inove.jp/ivsid1239第27話http://inove.jp/ivsid1240
最終話 第28話http://inove.jp/ivsid1241
姉妹作:魔王ふたり→http://inove.jp/ivsid958
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南の魔王の話、どう見る?
嘘じゃないけど隠してることがある、ってとこだろうね。
うむ。あのときはここまで大事になると思っていなかったので、
あっさりと退いてしまったが……。
あっさりと退いてしまったが……。
一次情報を手に入れそこなったのは、痛いね。
悔いても詮無いが。
ところで南の魔王はどこに消えたんだろう。
こちらが東の魔王の追跡に手一杯なのをいいことに、なにをしてる?
さあ、「回線」を抜けるよ。
まさか我らが「真なる勇者」の世界に来ることになろうとは。
東の魔王め!
東の魔王め!
出た!
良し。幸い辺りに人影はない。
「真なる勇者」に見られることは避けなきゃね。
我ら裏方は存在を知られてはならないからな。
それにしても「真なる勇者」の世界と言っても、
見かけは向こうの世界と全然変らないねえ。
見かけは向こうの世界と全然変らないねえ。
「真なる勇者」の世界は、向こうの世界と、「外の世界」の影が
重なり合ったような世界だからな。
見かけがそっくりなのは当然だ。
重なり合ったような世界だからな。
見かけがそっくりなのは当然だ。
仲間はもうみんなこっちに来てるんだろ?
ああ。すでに追跡を開始してるはずだ。
我らも急ごう。
我らも急ごう。
けど手がかりがないとね。
なにか騒ぎでも起こせばすぐにこっちの網に引っかかるんだけど。
なにか騒ぎでも起こせばすぐにこっちの網に引っかかるんだけど。
騒ぎを起こされるのは我らにとって困るがな。
その前に発見できれば最上なのだが……。
その前に発見できれば最上なのだが……。
しかし東の魔王はこの世界でなにをするつもりなんだろう?
破壊と混沌などとほざいていたが、具体的にどうする?
「真なる勇者」に倒されてくれれば楽でいいけどね。
そんなことは「あるべきシナリオ」から外れてしまう。
冗談だよ。さて……どうすべきか。
破壊と混沌……破壊と混沌、か……。
もしか! 「外の世界」からの入り口を破壊するんじゃ?
ほお……なるほど。
そうなれば、「外の世界」と「真なる勇者」の世界の回線は断絶……。
そうなれば、「外の世界」と「真なる勇者」の世界の回線は断絶……。
回線を絶たれた「真なる勇者」は全滅するしか……ない。
普通ならそんなことは絶対に不可能だが、
今のあやつは世界の「壁」の破壊が可能だからな。
今のあやつは世界の「壁」の破壊が可能だからな。
こんな予想は外れていて欲しいけど……。
よし、入り口のある「街の広場」に向かおう!
たわいない。たわいない。たわいない!
「真なる勇者」といってもこの程度か?
一呼吸で全滅してしまうとはな!
「真なる勇者」といってもこの程度か?
一呼吸で全滅してしまうとはな!
ホントにいたよ!
ちぃっ! すでにやらかしてくれたか!
他の仲間は?
間に合いそうにない!
おやぁああ?
「超越者」のお仲間が来たなぁ?
「超越者」のお仲間が来たなぁ?
悪いが口を動かす暇も惜しい。
また「鋲打ち」を喰らわしてやるよ!
2対1では分が悪いな、ひゃひゃっ!
ぬあっ?
建物の壁?!
なんで急に!
なんで急に!
あやつ、「数式」と「電気」によってこの周辺の地形を書き換えたようだな。
こんな短時間で?!
くそっ、閉じ込められた!
くそっ、閉じ込められた!
驚くべき速度で「数式」を使いこなすようになるな。
さすが腐っても魔王か。
さすが腐っても魔王か。
もう! あの子がいればこんな壁、なんてことなく切断出来るのに!
我々はこういう単純な破壊行為に向いていないからな。
やっぱこの壁、魔力を打ち消す仕様になってる。
まったく周到な!
まったく周到な!
このままでは逃げられるか、入り口を破壊されるか、か。
もしかしてアレをやるの?!
「世界の理」を乱す技ゆえ、極力私の力は使用したくないが
そうも言っておれんか。
そうも言っておれんか。
身体への負担は大丈夫なの?
それに構うときでもない。
いくぞ……!
いくぞ……!
無理しないで!
いくぞ……!
「再開」!
「再開」!
あーはっはっはっはっ………ああん?
なにっ?!
なにっ?!
「鋲打ち」!
うがあっ! な、なにが起こった?!
世界全体の「数式」を書き換え、「時間」を
お前が建物を造る前の状態まで戻した。
お前が建物を造る前の状態まで戻した。
ば、ば、ば、馬鹿なっ!
そんな馬鹿げた規模の数式の書き換えなどぉ……!
そんな馬鹿げた規模の数式の書き換えなどぉ……!
ウチの筆頭ナメんじゃないよ。
うらっ!
うらっ!
うがっ! くそ……もう片腕しか……!
おのれえええぇ!!
おのれえええぇ!!
わかってるだろうけど、私らは「勇者」以外の
魔王を倒せる存在なんだよ。
南の魔王のときみたいに逃げられると思うな。
魔王を倒せる存在なんだよ。
南の魔王のときみたいに逃げられると思うな。
くううぅ、全身の「数式」が……崩れ落ちそう、だ……!
助かりたいか?
えっ?!
なん……だと……?
お前が「世界の真理」をなぜ知ることが出来たのか……。
それを話せば、消滅だけはしないでやろう。
それを話せば、消滅だけはしないでやろう。
ぐ、ぐぐぅ……。
けど、こいつはもう消滅させるしかないじゃないか。
大事な情報源だ。致し方ない。
けど!
にやり。
うわっ!
急に地面に穴が?!
はあっはあっはあっ! 万一のために隠しておいたのよ!
この穴は……!
元の世界へと続くか!
元の世界へと続くか!
もう穴が閉じて……くそっ、本当に周到なヤツだ!
これでまた向こうの世界で追っかけなきゃなのか?
これでまた向こうの世界で追っかけなきゃなのか?
見事に「数式」を使いこなして開けた穴だな。
傲慢のようで用心深く、存在への執着の深さよ。
実に厄介な敵。
傲慢のようで用心深く、存在への執着の深さよ。
実に厄介な敵。
今度は問答無用で消滅させるよ、いいね?
ああ、私が甘かった。
それと、私はしばらく休息が必要になりそうだ。
それと、私はしばらく休息が必要になりそうだ。
え?!
東の魔王がやらかしたこの惨状を
私の「再開」でなかったことにせねばならん。
そこまで時間を戻すとなるとさすがに……。
私の「再開」でなかったことにせねばならん。
そこまで時間を戻すとなるとさすがに……。
ま、まさか消滅したりしないよね?
ふ、これくらいで私が消えるか。
また、お前と北の王国のアイスを食べたいからな。
しかし以後の東の魔王の追跡はお前と他の仲間に任せるしかないだろう。
また、お前と北の王国のアイスを食べたいからな。
しかし以後の東の魔王の追跡はお前と他の仲間に任せるしかないだろう。
そっか……わかった、まかせて!
頼む。
では、「再開」!
では、「再開」!
続く。