ボカロ/ボイロ

【小説の未来を考える】携帯小説の次に来る新しい形!Twitter小説!

紙媒体と電子媒体の読み物の流行り廃りを見ていくと、「腰を据えてじっくり読みたい紙媒体」「出先やベッドの上でさっくり読みたい電子媒体」という風に分けることができるかもしれません。その点twitter小説は、「アイコンで誰が喋っているかすぐ分かる」「画像添付で状況の描写が不要」「会話メインの進行」という意味で、さっくり小説に必要な色んな要素を持っているのです!やったー!

タグ:東北ずん子 SS アイノベ アニメ

なれーたーずん子
【小説の未来を考える】携帯小説の次に来る新しい形!Twitter小説!
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なれーたーずん子
(――とある平日の朝、東北家――)
東北きりたん
――…………ぽわ。ね、寝坊しました……。学校……学校に行かないと……。
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なれーたーずん子
うわごとのように「学校……学校……」と呟きながら、きりたんが東北家の廊下を漂っています。元々目つきのいい方ではない彼女ですが、今朝はそれにもまして、見事なまでの寝ぼけ眼でした。ほとんど覚醒していない意識で、きりたんは流れ作業のように洗面台に向かいます。
東北きりたん
――顔。顔さえ洗えば……目が覚めるはずです……。この寒い朝に……キンキンに冷えた水で…………おや?(ドン
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なれーたーずん子
這うようにしてサニタリールームに入ったきりたんの額が、人肌のように柔らかい、なにか大きなものにぶつかりました。その感触、そして目の前の着物の柄に見覚えがあったきりたんは、不思議そうな顔をして立ち止まり――。
東北きりたん
――……このお尻はずんねえさまのものではないですから……イタコねえさま? どうしたんです? 普段だったら、もうお仕事に――。
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東北イタコ
『……………………』(クルッ
なれーたーずん子
――振り返った「イタコ姉さま」の形相を見て、一瞬にして、意識を覚醒させました。
東北きりたん
――…………ぽっ…………。
東北きりたん
――ぽわあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!???
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なれーたーずん子
――東北地方の寒空に、幼女の絶叫がこだましました。
なれーたーずん子
(――同時刻・ふるさと女学院――)
中国うさぎ
……………………!(ガタッ
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東北ずん子
うさぎちゃん、どうしたの? 授業中だよ?(´・ω・`)
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なれーたーずん子
うさぎが突然立ち上がったことで、彼女の髪留めについている大きな鈴が、りん、と鳴ります。転校してきたばかりで窓際の最後列に座っている彼女は、真剣な眼差しで窓の外を眺めていて、ずん子の問いかけは聞こえていないようでした。
漆黒のめたん(四国めたん)
……うさぎのあの瞳……! まさか、『世界の理――はじまりの樹――』に異変が起きたのかしら!?
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東北ずん子
嬉しそうだね、めたんちゃん……(。´・_・`。)
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九州そら
『でもぉ、各地に派遣した「九州そら・マークシリーズ」からは何の報告もありませんよ~♪ 大きな異変があったら、すぐに「九州そらったー」のタイムラインが反応すると思うんですけどぉ~』
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漆黒のめたん(四国めたん)
ふふっ……甘いわね、そら。あなたの中にある「パニック映画」のストーリーを参照してみなさい。『世界の理』に起きる異変の『予兆――アウェイクニング――』は常に、まず些細な変化が同時多発的に観測されるものなのよ!
東北ずん子
(それはともかく、記憶を同期して共有できる個体同士で「九州そらったー」とかやって面白いのかな……( ゚ω゚;) 面白いんだろうな……そらちゃんだし……)
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九州そら
『…………うーん、特にないですねぇ……。共通するつぶやきといえばぁ、東北地方にいる「まーく・しっくす」と「まーく・ないん」がどちらも「蜂蜜のいい匂いがします~♪」って言ってるくらいでぇ……』
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漆黒のめたん(四国めたん)
それだ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
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東北ずん子
ええ!?∑(゚ω゚ノ)ノ 絶対希望的観測だよそれ! それより今授業中だよ(´;ω;`) さっきから先生にすごい見られて……うさぎちゃん?
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中国うさぎ
……………………ちょっと、見てくる。あなたの家。
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なれーたーずん子
真剣そのものの表情で、うさぎが教室の出口へと向かいます。当然、めたんがそれを黙って見ているはずがありません。
漆黒のめたん(四国めたん)
わたくしも行くわ! ふふっ、今日からいよいよセカイ系ライトノベル『魔法少女まじかる☆めたん ――漆黒編――』の幕が上がるのね……! そら、ノンフィクション大作映画のカメラマンにあなたを指名するから、ついてきなさい!
九州そら
『はい~♪ では、まーくつーも記録のため、ついていきます~♪』
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東北ずん子
えー!?∑(゚д゚;) さ、三人とも待って……あああさっきから先生の視線が……! それにイタコ姉さまもきりたんもいないから、鍵がないと私の家には入れな………………んんん!?(´゚д゚`)
なれーたーずん子
必死で呼び止めるずん子に向かって、めたんが爽やかな笑顔でサムズアップを返します。まるで手に入れたおもちゃを大人たちに見せびらかす子どものように屈託のない彼女の笑顔の右斜め上で、彼女のパートナー武器「ハイド」のドリルが、豪快に回転していました。
東北ずん子
(破壊する気だー!!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。)
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なれーたーずん子
(――数十分後・東北家玄関――)
東北ずん子
(け、結局抜け出してしまった……( ゚ω゚;) 先生も止めてくれればいいのに……)
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なれーたーずん子
ずん子たち四人は、大急ぎで東北家へと帰ってきました。もちろん、扉の鍵はずん子が持ってきています。
中国うさぎ
……………………やはり。中から複数の気を感じる。大きく変質はしていないけど、恐らく……。
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九州そら
『あ~、本当ですねぇ。この時間なのに、イタコさま(199)ときりたんさま(158)の生体反応があるみたいです~♪ 生物学的な数値上は本人のもので間違いないと思うんですけどぉ、女子力がやけにインフレしてますねぇ……』
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東北ずん子
あれー?(;´・ω・) きりたんは寝坊してるとしても、イタコ姉さまがお仕事を休むなんて珍しいなあ。忘れ物かな?
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中国うさぎ
……………………二人だけじゃない。他にもたくさん、一般人の気配がある。
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九州そら
『うさぎさまの仰るとおりです~♪ この数値はぁ……あ、ご近所のおばさま達ですねぇ~♪ イタコさまたちと同じ部屋でぇ、何か……集会? のようなものをぉ、してるみたいです~♪』
漆黒のめたん(四国めたん)
それに、「そらったー」の呟きどおりね。……このあたり、『障気――ハチミツの匂い――』が物凄く濃いわ。わたくしの『生存本能――食欲センサー――』が察知してるから、間違いない。
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東北ずん子
ああ、うん。めたんちゃんの食べ物センサーなら間違いないね……(;゚∀゚) それに、さっきから私も頭がくらくらするような……。ま、まさか、本当に何かあったってことなのかな!? しかもご近所の人たちまで巻き込んで!?
なれーたーずん子
「今すぐなんとかしなきゃ!」と勇んで、ずん子が鍵穴に鍵を差し込み、捻ります。そして彼女は、ドアノブを掴み、玄関の扉を開け、家の中に踏み込もうとして――。
東北ずん子
あ……あれ?(;-ω-)ゞ な、なんか頭が甘ったるくなって……ぼーっと……して……(ノω=`) は、ハチミツ……!
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中国うさぎ
……………………っ!
なれーたーずん子
突然動きが鈍くなり、うわごとを呟き始めたずん子の異変を察知して、うさぎが手にした幣を振ります。りん、と彼女の髪が揺れて、清らかな空気が、ずん子の身体を包みました。
東北ずん子
はちみ……はっ!?∑(゚◇゚ノ)ノ い、いま一瞬、エジプトの焼け付くような日光が見えたような……!?
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漆黒のめたん(四国めたん)
エジプト!? ファラオね! ファラオのカーズなのねずん子! やったー!!
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東北ずん子
あ、危なかった……(;´Д`) ありがとう、うさぎちゃん。それとなんでめたんちゃんはピンピンしてるの……?
中国うさぎ
……………………全然「やったー」じゃない。護符を配るから、それを持って家の中に入って。
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九州そら
『うーん……ダメですね~(涙) まーくつーの機器では、これといって異常な数値を観測できません~。どうやらぁ、科学とは別の次元の現象が起きているみたいですねぇ~』
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なれーたーずん子
護符を受け取って、四人は家の中に入ります。甘いハチミツの匂いが彼女らを包みますが、他の点に関しては、ごくごくいつもの東北家の廊下です。地球外生命体が跋扈していたり、なんかやけに暗かったりといった視覚的な異変は、どこにもありません。――――と、思っていたところでした。
東北イタコ
『――――お肌にうるおいを! まるで少女のようなぷにぷにの肌を! 古代エジプトの技術が、日本の冬を快適にするにゃあ!!』
漆黒のめたん(四国めたん)
…………あら? これ、イタコさんの声じゃない。語尾がおかしくなってるけど……。
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東北ずん子
セリフの中身も意味が分からないね……(ノω=`) でも、あの変な語尾が登場したってことは、たぶんイタコ中だね……。
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東北イタコ
『…………そこっ! にゃあ!!』
なれーたーずん子
ばたーん! という大きな音を立てて、リビングの扉が開かれます。すると、障気のようなハチミツの匂いが一層濃く、強くなり――。
東北ずん子
い、イタコ姉さま!?∑(o'д'o) そのお姿は!?
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なれーたーずん子
――中には、ハチミツをパックのように顔に塗りたくって、目の周りにとても濃いアイシャドーを引いた、半裸のイタコ姉さまが仁王立ちしていました。
東北イタコ
『……イタコ? ああ、この宿主の名前かにゃあ。だが、いまの我はイタコにしてイタコにあらず! 我は、人呼んで「エジプトの誇る化粧のカリスマ」!』
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東北イタコ
『――クレオパトラなり、にゃあ!!』(ババーン
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なれーたーずん子
イタコ姉さま(クレオパトラ)がそう叫ぶと、リビングで彼女の周りに跪いていたおばさんたちが一斉に沸き立ちます。よく見なくても、彼女たちの顔にはハチミツのパックがなされていました。どうやら、クレオパトラの布教によるもののようです。
東北きりたん
――クレオパトラさま、ばんざーい!(ハチミツ顔)
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関西しのび
バンザイやでー!!(ハチミツ顔)
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東北ずん子
きりたん!? それにしのびちゃんまで!?∑(゚◇゚ノ)ノ す、凄まじいカリスマだねクレオパトラさん!
中国うさぎ
……………………これはカリスマではない。呪力……のような特別な力によるもの。たぶん、この匂いを嗅いだ者たちに作用する。
東北ずん子
な、なるほど……( ´Д` ) でも、どうしてイタコ姉さまがクレオパトラさんを……? 私、イタコ姉さまがお化粧してるところあんまり見たことないんだけどなあ……(。´・_・`。)
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中国うさぎ
……………………それは分からない。しかし、とりあえずお帰りいただかないと。
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東北イタコ
『おほほほほほ!! ジパングの冬は乾燥するんだにゃあ!! ここなら我が開発した「ハチミツパック」の布教にうってつけだにゃあ!! そんな簡単に帰ったりしな……むっ!?』
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なれーたーずん子
高笑いをしていたクレオパトラの表情が、途端に厳しくなります。彼女は「信じられない」といった表情で硬直すると、頭をぶんぶん振って、ずん子たちの方へと寄ってきました。
東北イタコ
『あなた……それにあなた……これはいったいどういうことだにゃあ!!』
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なれーたーずん子
そして、額に青筋を浮かべ――めたんと、そらさんを指差しました。
中国うさぎ
……………………あれ? 彼女の呪力が揺らいでいる……?
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東北イタコ
『あなたたち……! その肌! ピチピチの肌! 保湿どころか、一切お手入れしてないのに、そのお肌!! それじゃあ、我のハチミツパックの出番がないじゃないの、にゃあ!』
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九州そら
『……え~? それはぁ、まーくつーはアンドロイドですからぁ~♪ 乾燥しないわけじゃないですけど、体内からオイルと水分の混成比率を調整しつつ体表面に分泌すればぁ、保湿クリームは必要ないですよ~?』
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漆黒のめたん(四国めたん)
わたくしも、能力使って代謝をコントロールできるし。元はと言えば、夏にロリータ服を着るための能力だけど。
東北イタコ
『…………そ、そんな……!!?? 五千年の間に、人類は化粧が不要になるほど進化したっていうのかにゃあ!? そ、それじゃあ、かつての我の痛ましい努力の数々の意味は、一体どこへ……!?』(グラァ
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中国うさぎ
……………………あ、ちゃんす。除霊除霊。(バサァ
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東北イタコ
『ちょっ、待っ……!? ぎゃあああっ!!』
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東北ずん子
……えっ!?∑(゚ω゚ノ)ノ 終わり!? ずいぶんあっさりだね!?
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東北イタコ
……っしゃあ! ですわ!(≧▽≦)ゞ ただいまですわ! 久しぶりに普通の偉人を呼び出せたかと思ったら、危うく身体を乗っ取られるところでしたわ……(´;ω;`) ご迷惑おかけしました……。
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東北きりたん
――はっ!? こ、ここは……? それに、なんか顔がベタベタします……。
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九州そら
『お二人ともぉ、おかえりなさい~♪ 無事に洗脳が解けたみたいでよかったです~♪』
東北きりたん
――洗脳? あ、そうですそうです! 洗面所で『日本の冬は乾燥するにゃあ……』とか呟きながら古代エジプトみたいな濃い化粧してるイタコ姉さまに「日本海側はそうでもないですから! むしろ湿度高いですから!」って反論したら……急に意識が遠くなって……。
東北イタコ
ご、ごめんなさいですわ……( ;∀;) 洗面台に隠しておいた化粧品がなくなっ……じゃないですわ、ちょっと気まぐれで呼び出したクレオパトラさんが、日本の気候を知らないばかりに……(;-ω-)ゞ
九州そら
『日本って言っても色々ですからねぇ~♪ あ、でも飽和水蒸気量とか空調の普及の関係で、湿度が高くても冬は保湿した方がいいみたいですけど~♪』
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漆黒のめたん(四国めたん)
……いや、それはどうでもいいから。でも、案外素直に帰っちゃったわね……。「魔法少女まじかる☆めたん ――漆黒編――」の素材としては、あまり役に立たないかもしれないわ。
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中国うさぎ
……………………それもどうでもいい……。ずんだの人を見習うべき。
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東北ずん子
すいません!(´;д;`) うちの姉がご迷惑をおかけしました……。ええ、ええ。え? ハチミツパックも捨てたもんじゃない? そう言っていただけると救われます……( ;∀;) ありがとうございます!
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東北ずん子
しのびちゃんも面倒ごとに巻き込んじゃってごめんね(ノ∀`;) …………ってあれ、いない……。もう帰っちゃったのかな……。
なれーたーずん子
リビングからぞろぞろ出てくる近所のおばさんたち一人一人にお詫びを終えたずん子が、部屋の中に残っているはずのしのびに声をかけましたが、部屋はすでにもぬけの殻。誰もいません。その代わりに、リビングの中央付近に、「どさどさ」と、ものが落ちる音がしました。
九州そら
『あれれ、ご主ずんさま~。なんか落ちてきましたよ~?』
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東北ずん子
あ、ホントだ(´・ェ・`) なんだろう、これ……。
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東北イタコ
あ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ っ!!!!! そ、それはあたしの化粧品ですわ!! 元はと言えばそれがなかったから、化粧のカリスマと呼ばれるクレオパトラさんを召霊して、なんとかありものの品で体裁を整えようと……。
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東北ずん子
そうだったんですねえ(o´∀`o)ノ でも、意外です。イタコ姉さまが本格的にお化粧している姿って、私見たことがないので。
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漆黒のめたん(四国めたん)
……なるほど。『混沌の淵源――はじまりの物語――』はそんな理由だったのね。それにしても、イタコさんって案外オシャレなのかしら? こんなに色々な種類の化粧品を…………あひぃ!!!???(バターン
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なれーたーずん子
軽い調子で化粧品を手に取り、パッケージの裏に書いてある説明書きを読もうとしためたんが一瞬で気を失います。それもそのはず――。
東北きりたん
――た、高い……!? 化粧品ってこんなに高いんですか……?
九州そら
『バーコードを解読したところぉ、平均価格一万円ちょっとの品がぁ……えーっとひい、ふう、みい……』
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中国うさぎ
……………………この化粧品には邪念が宿っている。イタコの人。これ、こっそり購入したものだな。
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東北イタコ
ギクッ!(`д´ノ)ノ
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東北きりたん
――ほう。
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東北イタコ
ち、ちちちちちち違いますわ!?プルプル((( ゚д゚;)))プルプル け、決して月ごとの生活費をちょろまかしていたわけでは……。あ、ほら! ずんちゃんの!! ずんちゃんの可愛さを写真で鮮明に写すための!! そのサンプルですわ!!
東北ずん子
………………(o'∀'人)
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東北イタコ
ああっ・゚・(*ノДノ)・゚・ ずんちゃんの目を直視できない……!
東北きりたん
――では、わたしもちょっと使ってみましょうか。サンプルなら色んな人の肌質に合うか試してみないといけませんからねー(棒) むむ、これはなかなか……。
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中国うさぎ
……………………化粧品。わたしも一度使ってみたかった。少しもらう。
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九州そら
『まーくつーも記録させてもらいます~♪ 成分を分析するだけの量でいいので~♪』
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漆黒のめたん(四国めたん)
……はっ! ならわたくしもたまにはセレブに浸るわ! でも、わたくしはハチミツの方がオススメね。いざという時に潰しが利くし。
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東北ずん子
わーいヽ(≧▽≦)ノ じゃあ私も遠慮なく試させてもらいますー! あれ、これってどのくらいの量を出せばいいのかな……? このくらいかな……(だばぁ
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なれーたーずん子
やはり五人とも女の子です。瞳を輝かせてうずたかく積まれた化粧品の山に集まると、ああでもないこうでもないと言いながら試用を始め――もりもりと、量を減らしていきました。
東北イタコ
あ、あたしの化粧品が━━━━━━。゚(PД`q*)゚。━━━━━━ !!!!!
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なれーたーずん子
(――同日夜・「ふるさと女学院」屋上――)
モブ1
『…………それで、彼女らの弱点を観測するために保湿クリームの類を盗み出したのはいいが、自分もクレオパトラの呪力にあてられ、「召霊」のことはほとんど覚えていない、と……』
関西しのび
いやー面目ないわ!! まさかイタコの姉ちゃんがあんな手段を取るとはなあ!! はっはっはー!!
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モブ1
『乾燥は女の敵だからな。必死にもなる。それで、盗み出した美容品はどうした?』
関西しのび
ん? 返してきたで? うちはまだ16やし、あんまり高いの使ってもなー、ってことで。
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モブ1
『……そ、そうか。……まあいい。今日得られた成果はレポートにして後ほど送れ。引き続き頼むぞ。三ツ星輝く新世界のために』
関西しのび
了解や! だんだん勝手が分かってきたし、これからもキビキビ行くで! 三ツ星輝く新世界のために!!
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なれーたーずん子
合い言葉を叫んで、しのびが通信を切ります。氷点下の外気に晒されながら、それでもなお、彼女の肌は女子高生特有のハリとツヤを維持していました。
関西しのび
ふふふ……、東北ずん子。次はどんな嫌がらせで本性を暴き出してやるか、楽しみやで! ……はーっはっはっはっ……はっ……はーっくし!! うう……。
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関西しのび
寒いなあ……。
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なれーたーずん子
――翌日、勝手に授業を抜け出した上にお肌がツルツルになって帰ってきたずん子たち一行に対し、貼り付けたような笑顔を浮かべた女性教師(年齢不詳)の補習が炸裂しますが、それはまた、別のお話。
なれーたーずん子
――おわり―― (※今回もまとめのコメント欄にて感想をお待ちしています! また、まとめのコメント欄にずん子のイラストを投稿してくださる方も募集中です! コメント欄に投稿していただいたイラストに限り、公式から転載させていただく可能性がありますので予めご了承くださいね。)
なれーたーずん子
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