アニメ放映時に出てくる謎の白い光を消す方法
現在、TVアニメが放映されてからBD/DVDが発売されるまでの期間は短くなりつつありますが、かつては半年以上のギャップが空くことも多くありました。ただ、それはそれでメリットがあって、水着回を冬に放映してもDVD届くの夏だから季節感とか考えなくていいや! という開き直りができたわけです。まあ温泉回しとけば季節とか関係ないんですけどね!あと全然関係ないですけど白い光で「DVD買えば光が取れるよ!」というエロスよりも、「見せないエロス」の方が好きです。個人的には。
裏磐梯の広大な雪原に、ずん子の悲鳴が響きわたります。山の斜面を全力で駆ける彼女は、どうやら、背後から3倍の速さで追ってくる「赤い○星」から逃げ惑っているようでした。
スノーシューを履いてバフバフと、重い足取りで「走って」いるずん子に比べて、しのびの足取りは軽やかという以外にありません。何と言ったって、彼女の通った道には、足跡の一つも残っていないのです。
素人同然のずん子の逃げ方を面白くなさそうな表情で見守っていたつるぎが、手本を見せるかのように『妖刀・信長』を抜刀し、目に見えぬ速さで振り抜くと、再び鞘へと収めます。そして、ワンテンポ遅れて衝撃波が炸裂、雪を吹っ飛ばし――裏磐梯の山肌を、露出させたのでした。
裏磐梯の名物、そして鬼ごっこのゴール地点の「イエローフォール」では、ずん子の「特訓(アイ○ツ)」についてきたうさぎがずんだ色の応援旗を振って、待ち構えています。
「国民的美少女キャラクターになるためのプロデュースをする」――この「特訓」の発案者は、つるぎでした。
(――回想――)
乗り気ではなさそうなずん子をほだすように、つるぎが穏やかな声で提案します。とはいえ、ずん子の夢は「秋葉原にずんだカフェを作り、ずんだのおいしさを全国に広めること」であって、つるぎたちが言っているようなものではありません。
ニヤリと笑って、つるぎはずん子たちの荷物を車に運び込み始めました。どうやら、つるぎは18歳になった直後に運転免許を取得したようです。
(――回想おわり――)
(――所変わって、第二の修練場・猪苗代湖――)
疲労困憊のずん子に、「マネージャー」という名目でついてきたうさぎが、冷たいタオルを差し出します。感謝してそれを受け取るずん子でしたが、道中の車中では爆睡していたため、自分の身体に起きていた異変に気付きませんでした。
高笑いをしながら語るしのびも水着になっていました。普段から履き慣れているスパッツはそのままに、なんと上半身はニットの網水着。縫い目の隙間からチラチラと覗く下の肌が魅惑的です。
そう言ってほくそ笑むつるぎも同じく水着――かと思いきや、そんなことはありませんでした。通常どおりの甲冑姿でずん子の背中に手を添える彼女は、そのままずん子を湖に投げ入れる気満々です。
※寒中水泳は大変危険です。よい子は絶対に真似しないでくださいね!
(――夕刻・温泉旅館――)
かぽーん、という音が、大浴場に響きます。ずん子たち一行は無事に訓練を終え、合宿の宿泊先の温泉旅館に戻ってきていました。
ずん子の綺麗な指が、絹のようなうさぎの髪の間を流れます。髪を触られるのは不慣れなのか、時々びくりと反応するうさぎでしたが、基本的には、ずん子に身を委ねていました。
イタコ姉さまみたいだな、と考えながら、ずん子は去っていくつるぎの背中を見送ります。その後ろ姿はまるでモデルのようで、特に恥ずかしがる理由が見当たりません。
ずん子に髪を流されるままだったうさぎが、突如としてそのまま後ろに倒れてきました。避けるわけにもいかないずん子が、やむを得ず、自身のふとももで彼女を受けとめます。――そう、膝枕です。
ずん子にはない女性の魅力――胸部をぽよんぽよんと揺らしてつるぎに接近しようとしたしのびでしたが、あえなく失敗。つるぎは怒りにまかせて腰の位置に手を回しますが、当然、そこに愛剣はありません。
だあああぁぁぁっ!! 貴様ら、やっかましいわ!!
――ばさっ。
煽り耐性の低いつるぎは、大股でずんずんと浴場の方に戻ってくると――まんまと彼女らの策略どおりに、彼女の身体を隠すタオルを取り去ったのでした。
無駄なく鍛えられたつるぎの身体は、日本刀のような造形美を感じさせます。その意味ではしのびの身体もなかなかですが、「軽さ」を重視した(胸以外)しのびに対して、つるぎの身体は曲線美。隠す必要など微塵も感じないその美しさに、一同から感嘆の声があがります。
ずん子たちの視線をまともに感じてしまったのか、つるぎは顔を真っ赤に染めて、足早に湯の中に身を沈めます。が、今度はお湯の浮力で彼女の両胸が浮かんでくるのでした。まさに歩くサービスシーンです。
つるぎの投げたタオルが、べちーんと、ずん子の顔面に直撃します。そして、ずん子たちの角度から自分の身体の前面が見えないように、彼女がそっぽを向いた瞬間――。
(ジー……)
……ッ!? そっちからか!? 何を見ている!?(ザバァ
(サッ)
神経を尖らせすぎたのでしょうか。誰もいない空間からの視線を感じ、豪快に立ち上がったつるぎは、かえって浴場の一同の目を引いてしまいました。慌てて湯の中に鼻まで浸かって、ぶくぶくと空気を吐き出しながら、つるぎは、いま感じた視線のことについて考えます。
(――同時刻・東北家――)
「LIVE」の文字が左上で回転しているモニター。全国各地に量産機が散らばっているそらさんのライブカメラのうちの一つが、ずん子たちの入浴シーンを映し出していました。具体的な内容はBD/DVDに収録される予定ですよ(嘘)
イタコ姉さまの発言を最後に、東北家のリビングを沈黙が包みます。その場にいる全員が、自分なりにずん子のことを心配しているようです。
イタコ姉さまとめたん、そらさんが怪訝な顔で、プルプルしているきりたんのことを見つめます。最年少の感性で何かを感じ取ったのでしょうか。彼女は、食い入るように画面を見つめ、まばたきすらせずに目を見開いています。
――その後、いっそのこと自宅の浴室に量産型そらさんを配備できないか検討を始めたきりたんはあえなく挫折。髪を伸ばして自分も洗ってもらうことを決意しますが、それはまた、別のお話。
――おわり―― (※今回もまとめのコメント欄にて感想をお待ちしています! また、まとめのコメント欄にずん子のイラストを投稿してくださる方も募集中です! コメント欄に投稿していただいたイラストに限り、公式から転載させていただく可能性がありますので予めご了承くださいね。)
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1429









































