ボカロ/ボイロ

きのこたけのこ戦争(たけのこの勝利)を超えた戦争が今、始まる

たけのこ!プラスきのこ!億千年の時を超え!今!最強の三時のおやつが完成したァ!キイイィィテオドロケエエェェ!!!!

タグ:東北ずん子 SS アイノベ アニメ

なれーたーずん子
きのこたけのこ戦争(たけのこの勝利)を超えた戦争が今、始まる     東北ずん子小説 
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なれーたーずん子
(――東北家・とある一室――)
東北イタコ
あわちゃん!ヽ(`Д´)ノ 今日こそ「暗黒大将軍」の居場所を吐いてもらいますわ!  http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-42.html
東北きりたん
――「砂糖水」持ってきましたよ、タコねえさま。これであわもさんを酔っ払わせて、自白を誘いましょう!  http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
なれーたーずん子
やる気満々のイタコときりたんが、勇ましく部屋のドアを開きます。「大都会」から北海道の惨状を聞いた彼女たちは、一刻も早く「暗黒大将軍」に対処しなければと、捕らえていたはずのあわもを訪れたのです。
東北イタコ
……って、あれ!?∑(゚◇゚ノ)ノ 
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なれーたーずん子
ですが――なんと、あわもがいたはずの部屋はもぬけの殻でした。
東北きりたん
――みの巻きから抜け出した……? いえ、床に落ちているロープには、むりやり引き千切ったような跡はありませんね。これ、第三者のしわざですよ。 
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東北イタコ
と、とりあえず、ずんちゃんに連絡ですわ!( ゚ω゚;) 
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なれーたーずん子
現在、「暗黒大将軍」につながる唯一の手がかりがあわもです。そんな彼女を逃がしてしまっては、イタコもきりたんも大目玉。イタコは、慌てて携帯電話を取り出しました。
なれーたーずん子
(――ファミレス・ずん子のアルバイト先――)
東北ずん子
……おわっ!?∑(゚д゚;)  http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-41.html
なれーたーずん子
イタコからの連絡によって、ずん子の携帯が震えます。「とある事情」で音一つ立てたくない状況にいたずん子は、思わず、変な声で叫んでしまいました。
なれーたーずん子
店内のお客さんの視線が集まります。そんな彼女を物陰に引っ張り込んだのは、しのびでした。
関西しのび
(……何やっとんねん、バカ! バレたら台無しやで!)  http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
東北ずん子
(ごめん……(´;ω;`) あの人たち、私のことに気付いちゃったかな……?) 
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関西しのび
(……分からん。何はともあれ――、今こそ「装置」を稼動させるときや!) 
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関西しのび
(――『関西風忍術! 壁に耳あり障子にメアリー!』) 
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なれーたーずん子
ひそひそと喋りながら、しのびが物陰の壁からイヤホンを引っ張り出します。いつの間にか改造されたそのイヤホンは、各テーブルの上に設置された集音マイクとつながっており――、お客さんの会話を、盗み聞きできるのです。
東北ずん子
(お、おおーヽ(≧▽≦)ノ こんな悪趣味な装置が活躍するときが来るとは! でも、バイト先の設備を勝手に改造したらダメだよ?) 
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関西しのび
(業務用冷蔵庫を二重底にしてずんだを保管してるのはどこのドイツや!? とにかく作動させるで。アイツら、27番のテーブルやな) 
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なれーたーずん子
いまいち機構のよく分からないツマミを回すと、しのびはイヤホンの片方をずん子に差し出しました。
なれーたーずん子
それを耳にはめて――、ずん子は、慎重に顔を覗かせます。しのびが「アイツら」と呼んだ二人は、一見すると和やかな、しかしどこか緊張した空気のもと、作り笑いで向き合っていました。
沖縄あわも
『……いやー、助かったー! みの巻き自体は苦痛じゃなかったんだけど、さすがに毎食ずんだ餅は堪えたね……。新手の拷問かと思ったよ……』 
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北海道めろん
『うふふ。でも、あのずんだ餅がずん子ちゃんの素敵なおみ脚を作り上げているのよ?』 
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なれーたーずん子
――そう。なんと、めろんとあわもが来店しているのです。
沖縄あわも
『それでそれで、ボクを助けたってことは――、なにか、引き替えに聞き出したいことがあるんでしょ?』 
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北海道めろん
『まあまあ、そのまえに注文をしちゃいましょう。お冷やも来ていない状態では、話していてもすぐに喉が渇いてしまうわ』 
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関西しのび
(……やべっ!) 
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なれーたーずん子
「お冷や」の言葉を聞いて、しのびが眉をしかめます。あいにく、今日のホールはずん子としのびだけ。どちらが出て行っても、すぐに気付かれてしまうでしょう。
東北ずん子
(じゃあ、私がお冷やを出してきます!(`・ω・´) ついでにやってみたいこともあるし!) 
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関西しのび
(待てーや! バレてもーたら、聞きたいことも聞けなくなってまうで! ここはイチかバチか、うちが変装して……) 
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東北ずん子
(大丈夫大丈夫!(`・ω・´) ほら、こうすれば、ね?) 
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なれーたーずん子
そう言って――、ずん子は頭につけていた「枝豆カチューシャ」を取り外しました。
関西しのび
(……ってそれだけかーい! そんなんで騙されるアホおらんやろ!) 
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関西しのび
(……ああ……、行ってもうた……) 
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なれーたーずん子
大声を出せないせいで、しのびのツッコミにもキレがありません。結局、彼女の制止も聞かないまま、ずん子は二人のテーブルへと近寄って行ってしまいました。
東北ずん子
こちらお冷やになりますー(≧▽≦)ゞ ご注文はお決まりですか? 
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沖縄あわも
うん! この小豆セットを……あれ? 
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東北ずん子
はい?(。-∀-)ノ 
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沖縄あわも
お姉さん、どこかで会ったような……。 
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北海道めろん
確かに、この脚……。つい先日堪能したあの「神の脚」にそっくり……。 
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関西しのび
(バレとるやーん!) 
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なれーたーずん子
目をぱちくりさせながら、あわもとめろんがジロジロとずん子を観察します。普段の彼女と違うところは、カチューシャをつけていないところと――、給仕服のせいで、少しだけ胸が大きく見えることだけ。
なれーたーずん子
そんなんで騙しきれるわけがない。しのびはそう思っていましたが――、
北海道めろん
……気のせいですね。失礼いたしました。 
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なれーたーずん子
ずん子の胸と頭頂部を見て、あわもとめろんは彼女への興味を失ったようでした。
関西しのび
(エエエエエエエエエエエエエエエエエエ!? ナンデ!? ニンジャナンデ!?) 
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東北ずん子
左様ですか!(≧▽≦)ゞ では改めまして、ご注文をお伺いします! 
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なれーたーずん子
しのびは驚きますが、ずん子は全く動じていません。自信があったようです。
沖縄あわも
あ、じゃあこのあんこ餅セットを二つくださーい! 
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東北ずん子
そちら、こしあんかつぶあん、お好みの方をお選びいただけますよ!(σ゚∀゚)σ 
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沖縄あわも
ほんと!? じゃーねぇ、もちろんつぶあん二個で!! 
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北海道めろん
……は!? 
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なれーたーずん子
てらいなく断言するあわもの言葉に、めろんが過敏に反応します。どうやら地雷を踏んだようで――、変わらず笑顔の彼女のこめかみには、青筋が浮かんでいました。
北海道めろん
何を言っているのかしら? こしあんこそ至高です。こしあん二つに変更お願いいたします。 
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沖縄あわも
……は?? こしあん!? 
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なれーたーずん子
今度はあわもが、オーダーを訂正しためろんに食ってかかりました。和やかだった会談の模様は一転、一触即発の空気になります。
北海道めろん
……あわもちゃん? あなた、きのこたけのこはどっち派なのかしら? 
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沖縄あわも
たけのこだよ! 
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北海道めろん
……目玉焼きには? 
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沖縄あわも
しょうゆ! 
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北海道めろん
……それで! どうして! つぶあんが好きなのよ!? 
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東北ずん子
わ!?( ゚ω゚;) お、お客さま、他のお客さまのご迷惑になりますので……。 
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北海道めろん
……あ、あら。これは失礼。 
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なれーたーずん子
ガタン! と椅子を鳴らしてめろんが激昂しますが――、店内の空気が変わってしまったのを察して、すぐに我に帰ります。
北海道めろん
……こほん。はしたないところをお見せしてしまったわね。では、こしあん一つ、つぶあん一つでお願いいたします。 
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東北ずん子
かしこまりましたー!(≧▽≦)ゞ 
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なれーたーずん子
慣れた手つきでオーダーを入力して、ずん子が二人に背を向けます。そして、厨房とのオーダー確認を済ませると、再び、しのびのもとへと戻りました。
東北ずん子
(……ふう、びっくりしたー。めろんさんが怒ったところ、初めて見たかも(ノ∀`;) でも、バレなかったでしょ?) 
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関西しのび
(……カチューシャ、ちょっと借りててええか?) 
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東北ずん子
(あ、うんヽ(´∀`)ノ どうせ料理持ってくときにも外すから、しばらく持ってていいよ!) 
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関西しのび
(……なんでや……? うちがあんなに苦労して身につけた変装術を、なんで先輩はこうも自然に……?) 
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なれーたーずん子
どうやらしのびは多大なるショックを受けているようです。彼女はカチューシャに何かカラクリがないかどうか一通り眺め回すと、諦めて、自分の頭にカチューシャをつけてみました。
なれーたーずん子
――その間にも、めろんたちの会話は続いています。
北海道めろん
『……単刀直入にお聞きするわ。あなた、「暗黒大将軍」のお弟子さんなのよね?』 
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沖縄あわも
『……ごくごく』 
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北海道めろん
『ということは……、あなたは「例の契約」を交わしたということなのでしょう?』 
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なれーたーずん子
めろんの問いかけを、あわもはひたすら水を口にすることでかわしています。なにやら深刻な話をしていることが分かって、しのびも、カチューシャからイヤホンへと、意識を戻しました。
北海道めろん
『知らないとは言わせないわ。あの女は、前触れもなしにあたしの前に現れると、いけしゃあしゃあとこう言い放った』 
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北海道めろん
『「――北海道の甜菜(てんさい)から作った砂糖を練り込んだアンコで日本を征服する。おぬしらにとっても、悪い話じゃないはずだ」――と』 
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北海道めろん
『……もちろん、断ったわ。あたし、人を見る目は確かなの。案の定――、北海道は、奴にボロボロにされてしまったけれど』 
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関西しのび
(そうか……。それで北海道があんな悲惨なことになってたんやな……) 
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なれーたーずん子
カチューシャをいじりながら、しのびは北海道で見てきた光景を思い返します。お菓子、スイーツだけでなく海鮮品にまで、アンコの侵略を受けていた北の大地。ああなってしまっては、再起はそう簡単ではないでしょう。
東北ずん子
(甜菜があるから、北海道とめろんちゃんが狙われた……( ゚ω゚;) じゃあ、沖縄とあわもちゃんは……、まさか……!) 
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北海道めろん
『――いま「暗黒大将軍」が侵略に使っているアンコの原料。あれ、あなたがたのサトウキビではないのかしら?』 
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沖縄あわも
『………………』 
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北海道めろん
『――お答えになって! あなたは、あの女の悪魔の契約に乗ってしまったのではなくて!?』 
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なれーたーずん子
北海道と沖縄。狙われたのは、ともに甘味原料の原産地だと考えれば――、「暗黒大将軍」の狙いも一貫してきます。めろんは、質問と言うよりは尋問のごとき勢いで、あわもへと詰め寄りました。
なれーたーずん子
それに対して――、ずっと黙っていたあわもが、顔を上げます。
沖縄あわも
『……にへら///』 
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北海道めろん
『……は!?』 
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関西しのび
(酔っとるー!?) 
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なれーたーずん子
とろんとした目。上気した頬。眠そうな笑顔。――なんと、あわもは酔っ払ってしまっているのでした。
東北ずん子
(えへへ、お冷やをこっそり砂糖水に変えておいたんです!ヽ(≧▽≦)ノ 酔った方が口が軽くなるかなーって思って!) 
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関西しのび
(し、職場を私物化しとる……。ずんだ餡のピンチやから、なりふりかまっていられないんやな……) 
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東北ずん子
(……あ(`・ω・´) 「あんこ餅セット」、できたみたいですね!) 
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なれーたーずん子
大胆なずん子の作戦にしのびがおののいていると、厨房から、めろんたちの料理がやって来ました。
東北ずん子
(あんこ餅、か……(;´Д`) ま、まあ、行ってきますね……)(ソワソワ 
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関西しのび
(おう。カチューシャはうちが被っとくから、余計なコトしてバレへんように気ぃつけーや) 
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なれーたーずん子
しのびはそう言いますが、あわもが酔っ払ったことで、もはや盗み聞きをする必要もなくなってしまいました。彼女はずん子が近づいてきているのを知りながら――、気持ちよさそうに、暴露を始めます。
沖縄あわも
そうらよ~! いま沖縄と北海道に流通しているアンコの砂糖は、ぜんぶ沖縄のサトウキビから取れたやつを使っています! ボロ儲けだよーん! 
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北海道めろん
なっ……! 
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東北ずん子
お、お待たせいたしました~。こちら、あんこ餅セットになりまーす……(;゚∀゚)(ソワソワ 
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なれーたーずん子
そっとお皿を差し出しながら、ずん子の視線はあんこ餅に釘付けになっています。二人の論争を直視できないのか――と思っていましたが、別にそういうわけではなさそうでした。
東北ずん子
…………そわそわ(ノ∀`;) 
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北海道めろん
あなた……恥を知りなさい! 砂糖さえ与えなければ、あの女が動くこともなかった! 地方の食文化が全滅しているのよ!? 
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沖縄あわも
別にいいじゃんか~。これからはグローバルの時代だよ、グローバルの! 砂糖のインフラになる! ボクがもうかる! 農家さんももうかる! ししょーももうかる! やったー! 
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北海道めろん
……っ! 北海道がどうなったか、あなたは知らないのね……! 
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沖縄あわも
牛乳は残ってるじゃーん! アレ、あんこ餅にピッタリで最高の飲み物だと思うよ! ビジネスチャンスだよー! 
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なれーたーずん子
無邪気に笑って、あわもはやってきたあんこ餅に楊枝をプスリと刺します。そして、絶句しているめろんに見せつけるように口に運び――、
東北ずん子
(……させるかァッ!!ヽ(`Д´)ノ) 
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なれーたーずん子
――その白いお餅を見て、ソワソワしていたずん子の目の色が変わりました。
なれーたーずん子
彼女は背負っていた「ずんだアロー」を一気に構えると、あわもの口元にある白いお餅に向けて、瞬時に狙いを定めます。そして、「お・も・て・な・し!」と叫ぶと、誰もが気付くあのフォームで――、
東北ずん子
……あわもちゃん! お餅食べるならずんだ餅にしなさい!(`・д・´) ずんだアロー! GO!(バシュッ 
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沖縄あわも
……あり!? 
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なれーたーずん子
――見事、あんこ餅を射貫きました。
関西しのび
バカか先輩はアアアァァァ!! ずんだフェチもええ加減にせえやアアアァァァ!! 
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なれーたーずん子
唯一無二の能力を披露してしまっては、さすがにもう隠しきれません。しのびは咄嗟に飛び出すと、慌ててずん子のもとへと駆け寄りますが――。
沖縄あわも
……あ、あれ? 
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北海道めろん
……どうしてこんなところに……? 
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なれーたーずん子
――あわもとめろんの視線は、しのびの方へ、もっと言うとしのびのカチューシャへと、向けられていました。
沖縄あわも
……ずん子ちん! 
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関西しのび
こっちが本体かーい!! 
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なれーたーずん子
――その後、カチューシャをつけたしのびが「壁に耳あり障子にメアリー」を操作している場面を見たスタッフが店長に「ずん子のせい」と報告。ずん子に余計なとばっちりが降りかかってきてしまいますが――、それはまた、別のお話。
なれーたーずん子
――おわり―― (コメント欄にてきのこたけのこ戦争を開戦いたします!)
なれーたーずん子
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1455