友人が教育実習生に寝取られる事案が発生
女子校に若い男性教師が赴任する際、「彼女はいるかどうか」「その彼女と籍を入れるつもりがあるかどうか」を尋ねられるらしいのですが(ソース無)、そのつもりでいたとしても、毎日生徒と接していると理性が揺らぐこともままあるようです(ソース無)。まあ新米教師は忙しすぎてそれどころじゃないのが現実なんですが。
(――「ふるさと女学院」・高等部2年B組教室――)
さーて、昼休み昼休み、っとヽ(≧▽≦)ノ すっかり涼しくなってきたねー。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-41.html
……………………ほのかにキンモクセイの香りが漂ってくる。この時期は過ごしやすい。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
どんなに「暗黒大将軍」が暗躍していようとも、学校はあります。ずん子、うさぎ、めたん、そらの四人は教室の一角に陣取って、午前の授業から解放された喜びを表情に浮かべていました。
『おお~♪ これがキンモクセイの香りなんですね~♪ まーくつーの生活圏にはキンモクセイの木がないのでぇ、初めて体験しました~♪』 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-45.html
……あら? じゃあ、この『香り―テンプテーション―』はどこから来てるのかしら……。今年植えたとか? http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-44.html
教育実習は、通常、5~6月と10~11月にかけて実習生を招きます。もっとも、ずん子が言うとおり――「ふるさと女学院」に戻ってくる実習生はたいへん珍しいのです。
他愛もない会話でお弁当を広げ、いざいただきます! ――しようと思った、その時でした。
――ずんねえさま!(ガラッ http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
ずん子たちの教室に、血相を変えたきりたんが飛び込んできたのです。
肩で息をしながらも、きりたんはずん子の手を取って駆け出します。小さな身体のくせに、結構な馬鹿力。ずん子は事態が飲み込めないまま、あっさりと引きずられて行ってしまいました。
こうして、今日もずん子はトラブルに巻き込まれるのでした。
(――「ふるさと女学院」・中等部前廊下――)
中等部。普通の学校でいうと、中学に当たる校舎です。
きりたん、ちゃんこは初等部ですし、ずん子たちとしのび、つるぎは高等部。なので、顔の広いずん子には珍しく、中等部には特に親しい友人がいるわけではありません。
その階に足を踏み入れたずん子を、強烈な香りが襲います。何となく「いい香り」であることは分かるのですが、刺激が強すぎて、味わうことなどできません。
キンモクセイの香りやな。高等部まで漂って来とらんかった? かなわんわー。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
先に乗り込んでいたのでしょう。呆れ顔のしのびとつるぎが、鼻をつまみながら、階段付近に設置された、高さ150cmほどのポールのような機械を示します。
あ!☆ こうするといいにおーい! http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
こらー!!
つるぎが剣先で発生装置を突いていると、廊下の向こうから一人の少女が駆け寄ってきました。
蒼海の色をしたざっくばらんなポニーテール、もう秋だというのにしっかりと日焼けした素肌――「彼女」のことを、ずん子はよく知っています。
そう、あわもです。普段のかりゆし&ホットパンツではなく、冬服のセーラー服に身を包んだ彼女は、幾分か成熟して見えました。
あわもの友人A「あわもちゃーん! お弁当食べよー!」
あわもの友人B「あ、ああああわも様!/// 食べさせあいっこしよ! 食べさせあいっこ!!///」
いつになく必死なあわもが、念を押すようにずん子たちに詰め寄ります。――が。
ノリノリで爆炎を上げた五人に向かって、あわもが某ダウンタ○ンばりのツッコミを差し向けますが、こうなったずん子たちは聞く耳を持ちません。
五人が、それぞれの持ち場に向かって走り出します。普段は振り回す側のあわもも、ツッコミが追いつかないほどの怒濤の受けに回っては、なすすべがないようでした。
(――昼休み終了――)
あわもの友人B「……あーん、あわも様やられちゃった……」
さすがに、一対五では分が悪かったのでしょう。各所に設置された香り発生装置はきれいさっぱり撤去され、中等部の校舎に、涼やかな秋の風が戻りつつあります。
――コツ、コツ。
問答をしているずん子たちのもとに、ヒールの音が近づいてきます。反応良くそちらを振り向いたつるぎとしのびはその音の主を確認すると、渋い顔をして、
――と、脱力しました。
少し遅れて、ずん子が振り向くと。
そこには、見知った顔が――教材と出席簿を抱えて、すらりと立っているではありませんか。
あわもの友人B「……きゃっ///」
あわもの友人A「きゃあああああ/// 素敵!! めろん先生素敵!!」
あわもの友人B「は、はい……///」
めろんはそう言って、あっさりとあわもたちに背を向け――、
――あわもの杞憂はなんだったのやら。何をするでもなく、コツ、コツ、と遠ざかっていきました。
沈黙が一同を包みます。お昼休みを返上したクエストが無駄に終わったこと、教育実習生がめろんだったことの驚き――それもありますが。
実習生の身分での、あまりに大胆なお誘い。それに最もショックを受けているのは、あわものようでした。
――その後、あわもは「あわ銛」を片手に生徒指導室へと突撃。「ずんだジャー」6人目の追加戦士として見事友人を奪還しますが――それはまた、別のお話。
――おわり――
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1458










































