ギャグ

アオト「今助けに行くぞ!」

前作 http://inove.jp/ivsid1633
つづくかもしれないって言ったから、つづいても文句ないよね!?

タグ:ディバゲ

ト書き
前回までのあらすじ。
ト書き
ミイラ取りがミイラになるとはあのことだった。
ト書き
ミドリ、アカネときたら、次はもちろん…
俺に、協力しろと?
そうなんだ。ミドリが危ない。今すぐ見つけ出さなければならないんだ。協力してくれないか!
分かった。協力しよう。
僕も行くよ。
ああ、助かる。心当たりのある場所をリストアップしておいた。当たってみてくれ。
私は他に応援を呼んでくる。頼んだぞ!
任せろ!
まさか、ミドリちゃんがさらわれるなんてね…
心当たりのある場所リスト、か…
…………。
この、最後に書いてある場所が、怪しいな。
怪しいのかい?
俺のカンが告げている…ここに行けと。
…行ってみようか。
ト書き
一方その頃、炎の少年は…
…ここは…
あ、アカネくん、目が覚めた?
うぉあ!?ヴィヴィアンが逆さ釣りに!!
うーん、よく、覚えてないんだけど…気がついたら、こんなことになってて…
……ええと…その…ヴィヴィアン。
パンツ見えてる…
う、腕、縛られてるから…スカート…隠せなくて…
お、おれあっち向いてるから!ごめん!
こ、こっちこそ堂々と晒してごめん…!
いや、いや、俺のほうが悪いから!俺が!
い、いいんだよ、私のほうが悪いから…!
まず「イヤッ恥ずかしい!アカネくんの変態!」って言いなよ。ビッチかい?君はビッチなのかい?
ビッチじゃないもん!!!!!!!!!
羞恥心の欠片もないのかい?
あるよ!!!!!!!!!!女の子だもん!!!!!!!!!!
つ、つうか、女の子にこんな恰好させてる、お前のほうが羞恥心足りてねえだろうが!!
そうだそうだあー!!
別に?君たちがどんな恰好しようが?僕には関係ないもん?恥ずかしくないもん?
ていうか、結構ボコボコにしたはずなのに、元気だねえ。
当たり前だろ!俺を誰だと思ってんだ!主人公だぞ!
私は湖妖精だし。
底なし沼に突っ込んで沼妖精に改名させてあげようか?
いや、ドブのほうがいいかな?ドブ妖精。
な、なんで私こんなに罵倒されるの…?
うるさいドブ妖精!
お前のほうがうるさいわドブ仮面!俺たちをどうするつもりだ!
どうされたい?
何ちょっと俺様系イケメンぶってるんだよ!どうすんのかって聞いてるだろおお!!
やっておしまい!
(バリバリバリバリ)うわああああああああーーーーっ!!!
あ、アカネくん!
…って叫んだけど全然大したことねえじゃねえか!
静電気レベルだからね。
あんまりやかましくするとその口縫い合わせて黙らせるよ?
お前の口も縫うぞ!やかまし仮面!
(バリバリ)うおおっ!?
あのさあ、自分の立場わかってる~?
うるせえそんなん知るか!ミドリはどこだ!ミドリに何かしたらタダじゃおかねえからな!!
ああそう。でも怖くないもんね。君縛られちゃってるし。
ぐううううーーー、こんなもん、引きちぎってしまえばッ…!どうということはァァ…!
あー無理無理。いくらゴリラでもその縄ちぎるのは無理。やめといたら?
ぬおおおおおおーーーーっ!!!!!
ト書き
狭い室内に炎が巻き起こる!
イフリート!!!!!!親父!!!!!!その他諸々!!!!!!俺に力をおおおおおおーーーーー!!!!!!!
はいそこまでー(ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウ)
おえっ!?げほっ!?げほっ!?な、なんだこれ…!?
消火器。
あ、アカネくんが真っ白に…!
ご近所にまで飛び火しちゃったらどうするのさ…
えいっ。(ブシュッ)
ふぎゃっ!?なんで私にもかけるの!?
何となく。
さて、どうしようか。このやかまし少年とビッチ妖精。
エロ同人!エロ同人!
いや、そろそろエロ同人以外の方向も考えよう?
俺に乱暴する気か!?エロ同人みたいに!
何しようが俺は屈しないけどな!
何しようが屈しないの?
屈するわけない!
ふーん……
…………いいこと思いついちゃった!
ト書き
一方アオトはというと。
着いた。ここだよ。
いかにも怪しいボロアパートだな……
誰か、戦った跡があるね。
焼け焦げている……炎を使ったのか?
壁を突き破っているから、相当なパワーの持ち主だね。
炎で、凄まじいパワーの持ち主…………
…………………候補が多すぎる!
だよねー……
まだ熱が残っている。戦いが終わってからまだそんなに経っていないようだ。
アオト君、こっちこっち。
どうした?
ほんの少しだけど、血の跡がある。
まだ新しいな。ここでも争ったのか?
こんなのも落ちてた。
これは……ピアスか。茜色の……
茜色の、ピアス……!?
心当たりがあるのかい?
これは、アカネの物だ。父親の形見だと言っていた…ここで争ったのも、あそこの焦げ跡も、おそらくアカネがやったんだろう。
そういえば、竜王は、アカネくん達にも協力をあおいだらしいね。
………ここが悪戯王たちのアジトなのかもしれない。
君の勘、すごいね。
他の場所も探ろう。
ト書き
一方その頃アカネは……
ガボゴボゴボボボボボ……!?
ボディーソープ投入。
洗浄開始。
しっかり洗ってねー。消火器の粉まみれだから。
了解。
シェイクスピア、なにをさせるつもりなんだい?溺死?破廉恥?
破廉恥に近いかな。
モガーッ!?そこ掴むな痛い痛い痛い痛い痛い!!!!
ごしごし。
ト書き
ダイナミックお背中流し中であった。
ダイヤル付きのドア……
鍵は開いているよ。解錠したようだね。
218………この数字に何の意味が?
適当に決めたんじゃないかな?
うわ、ここもひどい荒れようだ……
壁を何枚も突き破っている……だが、焦げ跡がない。アカネではないのか……?
ここだけ床の色が違うけど、何かのスイッチかな?
踏んでみるか。(ふみっ)
おお、本棚が開いた!もしかして、隠し入り口!?
……いや、違う。これはダミーだ。
………?
どうした、何かあったか?
変な音がする…………
何も聞こえないぞ?
獣的鋭い五感がね?何かキャッチしたみたいで。
あぁ、なるほど。どんな音だ?どこからする?
これは…………水の、通る音だ。水道管、かな。
その音を辿れば、アジトの場所が分かるかもしれない。
こっちだ!
あ、待った。その前に、竜王に連絡しておこう。応援を呼ぶ。
俺たちまで捕まったら洒落にならないからな。
それもそうだね。
ウワーーーーーッ……………………
今のは、アカネくんの声だ!
竜王にはメールを送っておいた!急ぐぞ!
ああ!
ト書き
水道管を辿った先では……
アアアアアアアーーーーー!!!!
ヤメローーーーー!!!!!!
こんな姿俺じゃないいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!
やめて!これ以上アカネくんにフリフリを盛るのはやめて!
女装男子☆
男のプライドをズタズタにするにはもってこいだね!
イヤァァァァァァァァァーーーーーー!!!!!
俺もうお婿に行けない…………!!!!
次はドロシーのコスプレいってみよー!
うわぁ、ハードル高いぞこれぇ…………
ト書き
アカネは征服王の格好をさせられていた。
(くそっ…アカネ…ミドリ…!どこにいるんだ…!)
(小声で)アオト君、曲がり角の先に誰かいる!
…そうか。
ト書き
アオトは双刀型ドライバの、片方だけを抜いた。
(小声で)援護を頼む。
(小声で)了解。
ト書き
アオトは曲がり角に立ち、刀を構え…
ト書き
現れた人影に、斬りかかった!
ハァッ!
うわあ!?
ト書き
刀は空を斬った。
悪戯王か…!
また誰か来たと思ったら…まさか一日に三人も主人公に会えるとはね。
ていうか、いきなり斬りかかってくることないじゃないか!辻斬りかい!?
アカネとミドリはどこにいる!
おーい、人の話聞こ
ト書き
火球が眼前を掠めた。
人の話聞こうよ!!
嫌だね!
そんなにはっきり拒否しなくても…
アブソリュート・ゼロ!
ト書き
アオトが刀を床に突き立てると、氷が地を駆けた。
ト書き
氷は悪戯王の足を捕えた。その場から動けなくなる。
ちょっ、不意打ちは卑怯じゃない!?
今だ!
クズノハ・カムイ!
ト書き
身動きの取れない悪戯王に、炎が命中!
やったか!?
やってないよ~?
ヤシロ!天井だ!天井にいる!
ト書き
アオトが指した先へ火球を投げつけるヤシロ。だが、避けられる。
ぐぬう、ちょこまかと…!
レーヴァンテイン・オリジン!
ト書き
無の槍が二人に襲いかかる。
ト書き
アオトは双刀のもう片方を抜刀し、二刀流へ。
ト書き
鋭い掛け声とともに、双刀を振り回す。槍はすべて空中で真っ二つに切り裂かれた。
炎よ!
ト書き
その背後から、業火が舞い踊る。
当たらないって…うわあ!?
ト書き
業火を避けた先には、刀を構えたアオトが!
でやああああッ!
いッ…!?
ト書き
鋭い切っ先を辛うじて避ける悪戯王。髪の毛が数本持っていかれた。
ト書き
体勢を崩した悪戯王の眼前と背後に、ヤシロとアオトが迫る!
ワダツミ・ディーネ!
キュウビノゴウカ!
ト書き
挟み撃ち!絶体絶命!
ト書き
…だが、悪戯王は、飛んだ。跳んだのではなく、飛んだ。空中へ逃げたのだ。
なにっ…!?
おっとっとっと!?
ト書き
水と炎が互いにぶつかりあい、蒸気をあげながらお互いの力を相殺した。
あああーーーーー!!!!湯気で眼鏡がーーーーーーー!!!!!!!!
し、しまった!ヤシロは眼鏡キャラだ!
よいしょっと!
グエッ…!?
ト書き
空中を飛んでいた悪戯王は、視界が真っ白になり混乱するヤシロの首根っこを掴んだ。
ト書き
そのまま力任せに放り投げ、壁へ叩きつける。顔面から壁に激突するように。
バウッ!?
ヤシロ!大丈夫か!?
へ、へいきへいk……ああーーっ!!!眼鏡が!!!!さっきの衝撃で割れたーーーー!!!!!!
何も見えないッ!!!!!!!!
そいや!
ぐえっ…
ト書き
ヤシロの腹部に蹴りが入る。ヤシロはそのまま気絶した。
ヤシローーー!!
さて、あとは君ひとりだけだけど…
うおおおおおーーー!!!よくもーーーー!!!
ト書き
アオトは悪戯王に斬りかかる。が、刀は空を斬るばかり。
また仲間を失うのが怖いのかい?
うおおおーーーーッ!
ト書き
アオトは、斬りかかった。……と見せかけ、刀を、投げた!
ト書き
奇跡か必然か。刀は悪戯王の胸を刺し貫く!
がはッ…!?
ト書き
とっさに刀を掴み、引き抜こうとする悪戯王。
ト書き
だが、アオトは雄叫びと共に悪戯王の懐に飛び込み、さらに強い力で刀を握ると、押し込んだ!
ウオオオオオアアアアーーーッ!!!
ト書き
壁に突っ込む両者。鳴り響く轟音。
ト書き
轟音が止んだとき、立っていたのは、アオトただ一人だけであった。
ト書き
悪戯王は、動かない。全身から力が抜けていた。もう立ち上がることは、不可能だった。
たお………した…………
倒したッ……!!
ト書き
やったねアオト!ディバインゲート完!
そ、そうだ、ヤシロの手当てを…!
ト書き
アオトは倒れているヤシロのそばに駆け寄り、手をかざした。
メメント・ブルー…!
ト書き
アオトの手から水が沸きあがり、ヤシロを包む。傷が瞬く間に癒えていく。
…プハァーーッ!?
よかった…生きてたか…
あ、アオトくん?眼鏡が無くてよく見えないんだけど…治してくれたのかい?
ああ。気分は?
悪くないよ。
そうか、よかった…
眼鏡は?眼鏡は直してくれた?
…すまない、それは流石に無理だ。
エエーーーーッ…????
肩を貸す。俺が目の代わりになろう。
そうしてくれるとありがたいよ…よっこらせ。
…って、悪戯王は?
あの通りだ。
ごめん。見えない。
…そうだった。倒したよ、悪戯王は。
本当かい!?すごいじゃないか!
早くミドリとアカネを救出しよう!
私がぁあああ~~~~、なんだってぇぇぇぇぇ????
………この声は、ミドリか!
ミドリ!無事か!?
今ぁ~~~~、すごくぅううぅぅぅ、しあわへえぇぇぇええ♥♥♥
!?様子がおかしい………!!
く、薬くさい……
あっへぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥♥
まさか、薬を盛られたのか……!?ミドリ、しっかりしろ!
みんなふわふわだよぉ~~!!
ト書き
ミドリは巻き起こした風に乗り、天高く舞い上がる。
だめだ、正気を失っている……!
どうするんだい、これ!?
アブソリュート・シンなら…治せるかもしれない…!
みんなふわふわになれえ~~~~!
ト書き
ミドリは、アオトたち目掛けて飛び込んできた!
ト書き
アオトはヤシロを抱え、横に跳び、これをかわす。
アオトくん、僕のことはいい!彼女を!
ト書き
ヤシロは自分がいれば足手まといになってしまうであろうと判断し、自らアオトの元から離れた。
すまない…!
ふわあああ~~~♥♥♥♥
ト書き
ミドリは棍を振り上げ、アオト目掛けて振り下ろす。
ト書き
アオトはこれを一刀で受け止め、流した。
(もう片方のワダツミは悪戯王に刺さったままだ。回収しなければ…)
ト書き
横目で悪戯王の倒れているはずの場所を見る。
ト書き
…が。
(い、いない!?なぜだ…!?どこに行った!?)
君の探し物はこれかな?
ト書き
声のするほうを振り向く。悪戯王が空中に浮いていた。
ト書き
手にはもう片方のワダツミが握られている。
あ、あの状態で、生きていただと…!?馬鹿な…!
あのぐらいで死んでたら悪戯王は務まらないって~。
それより余所見していいのかな?お友達が襲い掛かってくるよ?
ト書き
正面を向くと、ミドリが眼前に迫っていた。
うひょおおお~~~!!
(すまない、ミドリ…!)
ト書き
アオトはすかさず、ミドリの腹部に刀の柄を叩き込んだ。
ぐえ~っ!
(気絶させるッ…!)
ト書き
アオトは峰打ちをしようと、刀の峰を向けた。
ト書き
そこへ…
ほーら、探し物だよ!
ト書き
悪戯王がもう片方のワダツミを投げつける!
クソッ…!
ト書き
アオトはこれを紙一重で避け、地面に突き刺さったワダツミを拾い上げた。
女の子相手に~~、武器はひきょお~だぞお~!
ト書き
ミドリが棍を振り上げると、暴風が巻き起こった。
ト書き
風はアオトに襲い掛かる!
グアッ…!
ト書き
炎や水と違い、風は目には見えない。避けようとしても困難である。
ト書き
アオトは風に直撃し、吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。
とどめ~~~♥♥♥♥
アッチョーーーー!!!
ト書き
ミドリのカンフー的な蹴りが、アオトの腹部に直撃した。アオトは気絶した。
悪は滅びたりぃぃ~~♥♥♥♥
偉いぞミドリ。
がんばったからオクスリちょうだい????
…えっ?
はやくうううううううう!!!!!!!クスリいいいいいいいいい!!!!!!
あ、あれ?あの薬、中毒性あったっけ…!?
ト書き
アカネに続き、アオトまで捕らえられてしまった。彼らの運命やいかに!
ト書き
つづくかもしれない。