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兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん  第十八話 プリンセス☆ストーリー①

★作:朱鴉更紗  画:萩茶漬
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
 が、約一名がナチュラルボーン・クレイジー・サイコレズだったことから、物語は一変。
幕間→http://inove.jp/ivsid1075
十三話→http://inove.jp/ivsid1065
十二話→http://inove.jp/ivsid878
十一話→http://inove.jp/ivsid1002
十話以前はこちら→http://inove.jp/ivsid701
ト書き
【前回までのあらすじ】

前回→http://inove.jp/ivsid1575
→第一話 http://inove.jp/ivsid563
 実はサイコパスだった兼作さんの秘密を追って、後だし主人公のオタ作たんと、かみおにさまは、兼作さんの実家へ。
 そこは母も娘も虐待しあっているマジキチワンダーランドだった!
 兼作さんは実は兼業作家ですらなかった!(ネタバレ)
 そして、彼女の母がいう、“家事ロドイド”とは一体!?

これまでのあらすじがわかる、総集編はこちら
http://inove.jp/ivsid2190
おに1
「……す、すまん、おかん。いっている意味がよくわからないのじゃが?」
ト書き
母「ですから、あの子は家事ロドイドです。
  家事をさせるためだけに産んだ、家事専用の人間です」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3965911
オタ作まじめ
「……え、え~~と」
三吉さま(1)
「……ほぅ?」
ト書き
母「夫は十分な保険金を残して死んでくださいました。
  あとはわたしの老後のために、面倒をみてくれる子供用の子供と、
  安楽に暮らすため、
 家事や内職をする用の子供が必要じゃないですか?」
オタ作たん しょぼん
「……かみおにさま」
三吉さま(1)
「うむ」
オタ作たん
「とりあえず、こいつをボコボコにして、唾を吐きかけてやりたいんですけど……」
おに2
「おぬしも成長したのぉ(遠い目)」
おに2
「じゃが、今はやめておけって。
”ぐうぱん”一発で死ぬぞ、このおばはん」
ト書き
母「あの子の姉、長女はちゃんと、
  子供用の子供として産んだんです……」
ト書き
母「でも子供を一人、
  ちゃんと教育して愛情を注いで育てるのって大変じゃないですか?」
ト書き
母「だからもう一人、一生、家に閉じ込めて、
  家事だけを専門にさせる畜生奴隷を生む必要があったんです」
ト書き
母「学校に通わせる必要もありませんし、感情も一切いりません。
  ロボット家電の役割を人間がするんです」
ト書き
母「思いついたときは、
  これは非常に便利で”使える!”と思いました」
ト書き
母「それが家事ロドイド、私が名づけました」
ト書き
母「あの子のことです」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4000054
オタ作まじめ
「……どうしよう?」
おに1
「うむ……あの百合野郎だけがおかしいのかと思ったが、
 これは親もたいがいじゃな?」
おに1
「つかぬことを聞くが、おかん、そのもう一人の長女はどこにいるのじゃ?
 まさかとは思うが、既に殺されて……?」
ト書き
母「「いえ、二階におります。
   今は糞肉蟲(くそにくむし)ですけど」
三吉さま(1)
「は? 今なんと?」
ト書き





ら、






  」
ト書き
母「あの子が糞肉蟲にして生かしているんです」
ト書き
母「せっかく子供用の子供として産んだのに……。
  まさか糞肉蟲にされちゃうなんて……」
ト書き
母「そののお世話をするのが、わたしの今のお勤めなんです……」
オタ作たん しょぼん
「……かみおにさま、ボクもう帰りたい。ボソッ」
おに1
「おぬしは、しばらく黙っておるがいいぞよ」
ト書き
母「糞肉蟲は地べたを這いずり回って悶え苦しむのが仕事で、
  何を食べさせられているのかは、食事中にはちょっと……」
おに1
「ああ、おかん、もう良い。
 われが実際に二階に赴き、見てくるわ」
ト書き
母「……ご案内いたします」
三吉さま(1)
「おぬしはそこで待っておれ」
オタ作たん しょぼん
「……そうします。ボソッ」
三吉さま(1)
「あ~~。鼻が曲がるの?
 とりあえず”ふぁぶりぃず”したほうがよいぞえ?」
オタ作まじめ
「……なんか、
 ”ぎょえ~~~”とか”殺シテ! 一思イニ殺シテェ!”
 とか、
”これがホントの糞肉蟲じゃわい!”
 とか色々、雑多な叫び声が聞こえたけど?」
おに2
「うむ、とりあえず早めにあのクレイジーサイコレズを拘束して、
 警察と救急車を呼んだ方がいいの。
 今、呼ぶとライ達が危険じゃから、しばらくは静観じゃが」
ト書き
母「よそ様の神様にそこまでご心配いただいて……」
おに2
「おかん。おぬしも衰弱死しかかってなかったら、
 ”ふるぼっこ”にしておるところじゃったぞよ☆」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4140476
おに1
「われは普段、人の世を楽しむために神通力は封印しておる
のじゃが……。
 もう、おかんの話ではらちがあかないので、
読心術と過去を読み取る力を使ったぞよ」
オタ作たん
「あぁ、最初からそうしてくれたらよかったのに……」
三吉さま(1)
「それじゃ、つまらんぞえ。
 しかし、ここまで人間性が歪んでるのが相手だと、使わざるを得んかったわ」
ト書き
母「申し訳ございません。
  わたしどもにとってはこれが”普通”だったもので」
おに2
「うむ、もう喋るなクソゲス野郎。胸糞悪い。
 簡単に言うとな……」
ト書き


  「   ――イメージ――   」


兼作さん
「私の名は家事ロドイド――人間としての名前は無い」

http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3965911
兼作さん
「生まれてから、ただ雑巾がけや掃除機がけ、料理に洗濯をするためだけに生まれてきた人間。
 外に出ることも禁止されている。
 人に会うことも禁止されている」
「戸籍もないから、わたしと言う家事ロドイドが存在していることも、
世間の人は知らない。
 学校にも行ったことがない」
「食べ残しと水道の奥に詰まった生ゴミが、わたしのご飯。
 母は鞭と焼きゴテで、わたしに思考することを禁じている。
 姉はわたしのかわりに”子供”をしている。
 子供用の”子供”だから――」
ト書き
母「えぇ、わたしの計画は完璧だと思ったんです。」
ト書き
母「家事用の子供と、子供用の子供を産み分けて育てる。
 子供用の子供には愛情を注ぐけれども、
 家事用にはロボットや家畜のように厳しく躾ける」
ト書き
母「しかしそれは大きな間違いだったんです。
  誤算でした……」
ト書き
母「たとえ、家事用に”教育”した人間でも、
  わたしのDNAを受け継ぐ子供の心が、綺麗なはずなどなかった」
ト書き
母 「彼女の心は……わたしよりも遥かに汚かったッ!!」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4373957
ト書き
つづきます!
つづき→http://inove.jp/ivsid1578