児童ポルノ法に二次元は関係ないので落ち着いてずんだでも食べよう――東北ずん子小説日常編5
割と時事ネタも扱うずん子小説ですが、(これ2年後くらいに初めて読んでくれる方がいたらどうしよう……)とか地味に考えてたりします。まあ、そんなこともあったなあと懐かしみながらお読みいただければ、それはそれで嬉しいんですけど。
でも児童ポルノ禁止法にはこれからもずっと二次元とは無関係でいてほしいところですね!
でも児童ポルノ禁止法にはこれからもずっと二次元とは無関係でいてほしいところですね!
(――東北地方某所・とある公立小学校――)
女児「せんせー!さよならー!」
男児「ちっくしょー!次こそ勝つからな!!」
「ふるさと女学院」からは少し離れた、とある小学校。
ずん子の姉・東北イタコは、そのイタコ能力を見込まれて、臨時カウンセラーとしてこの学校に派遣されていました。
ずん子の姉・東北イタコは、そのイタコ能力を見込まれて、臨時カウンセラーとしてこの学校に派遣されていました。
ちゅーっちゅっちゅっちゅ!(ノ゚∀゚)ノ
やれるもんならやってみろですわ!

やれるもんならやってみろですわ!

に、二十回連続大富豪……( ;^ω^)
――大人げないですね……。
放課後ということで、ずん子ときりたんも遊びに来ていました。
「生徒相談室」という名前の部屋でしたが、イタコの人柄のせいか、ここ最近はただの遊び場になっているようです。
「生徒相談室」という名前の部屋でしたが、イタコの人柄のせいか、ここ最近はただの遊び場になっているようです。
――と、そこに、新しい相談者がやってきました。
???「あのー……」
あっ、はいはい! どうぞですわ!(^ω^)ノ
いまトランプ片付けますから……(ゴソゴソ
いまトランプ片付けますから……(ゴソゴソ
イタコが背中を向けている間に、相談者が部屋の中に入ってきます。
???「……邪魔するぞ」
……!?( ´゚ω゚)・*;'.、(ギョッ


……よし!
ささ、ご用件は何ですの?(クルッ
ささ、ご用件は何ですの?(クルッ
――と、イタコが振り返った先にいたのは、小学校にいるはずもない人物でした。
……うむ。それがだな……。


…………………………(´゚ェ゚`)
じ……。
事案ですわ!!ヽ(*`皿´*)ノ


――東北ずん子小説・日常編 第5話――
(――30分後――)
なるほど……。
つまり、そのためにわざわざ小学校の中に侵入してあたしに相談しにきたと……(´-_-`)
つまり、そのためにわざわざ小学校の中に侵入してあたしに相談しにきたと……(´-_-`)
ああ……。
校庭で遊ぶ小学生の無邪気な声を聞きながら話し合えば、何かいいアイデアが浮かんでくると思ってな……。
校庭で遊ぶ小学生の無邪気な声を聞きながら話し合えば、何かいいアイデアが浮かんでくると思ってな……。
――…………(サッ


きりたん、通報はちょっと待ってあげて……(;∀;)
クールな視線で遠くを見つめ、クールな口調でよく分からないことを言うつるぎに一同ドン引きでしたが、確かに相談の内容は深刻なものでした。
というのも――。
つまり、ロリコンを治したいと……(´・ω・`)


違いますよ、姉さま。
正確にはちゃんこちゃんを見る目に雑念が籠もっちゃうのをやめたいってことです(´・д・`)
正確にはちゃんこちゃんを見る目に雑念が籠もっちゃうのをやめたいってことです(´・д・`)
――いやいや、より正確にはちゃんこさんの写真をコレクションするのをやめたいってことでは?
違うわ!
7月15日から児童ポルノの単純所持が違法になるから、総帥の写真に該当するものがないかチェックしてほしいだけだ!
7月15日から児童ポルノの単純所持が違法になるから、総帥の写真に該当するものがないかチェックしてほしいだけだ!
そう。
つるぎの相談とは、彼女の敬愛する上司にして小学二年生の少女、大江戸ちゃんこに関することでした。

つるぎの相談とは、彼女の敬愛する上司にして小学二年生の少女、大江戸ちゃんこに関することでした。

――いやー、いい機会ですし、もう全部捨てた方がいいんじゃないですか?
貴様は私に切腹しろと言うのか……。


――…………。
ま、まあ、あたしもずんちゃんの写真集を作っている以上、気持ちは分かりますわ。
ずんちゃんも18歳未満。あられもない姿で写ってしまうと、児童ポルノですもの(ノ´∀`*)
ずんちゃんも18歳未満。あられもない姿で写ってしまうと、児童ポルノですもの(ノ´∀`*)
確かに……。
これを機に、イタコ姉さまときりたんの秘蔵コレクションも整理しましょう!
うん、そうしましょう!(≧∀≦)
これを機に、イタコ姉さまときりたんの秘蔵コレクションも整理しましょう!
うん、そうしましょう!(≧∀≦)
…………(´-_-`)
――…………。
……さて。じゃあ、参考になりそうな人をイタコしますわ。
ちょっと!?∑(゚Д゚; )
人格ごと逃げるのは卑怯ですよ姉さま!
人格ごと逃げるのは卑怯ですよ姉さま!
クケーーーーーーーーー!!ヽ(`Д´)ノ
――ずいぶん手続きをすっ飛ばした口寄せですね……。
イタコの身体に稲妻のようなものが落下します。口寄せが成功した証です。
それにしても、「参考になりそうな人」とは誰のことだ?
私には心当たりがないのだが……。
私には心当たりがないのだが……。
『はっはっは。私を知らないと申すかにゃ?』(キラキラー
……うん?(´・ω・`)
――うわっ眩しっ。わたし、眩しいの苦手なんですけど。
語尾が「にゃ」になったということは、口寄せは成功しているようですが――後光が差していること以外、誰だか分かりません。
失礼だが、貴方は……。
うっ!?

うっ!?

名前を尋ねようとしたつるぎに、イタコ(誰か)がずいっと顔を近づけて、何やらうなっています。
どうも、品定めをしているようです。
どうも、品定めをしているようです。
『ふむ。……貞淑かつ真面目だが、好きなもののことになると他のことが目に入らなくなるタイプだにゃ』
む……!?
『さて、お嬢さんは……』
――えっ、わたしですか。
『やる理由よりやらない理由を好きなだけ思いつける生来のサボり魔だが――、うん。
気立てのいいタイプだにゃ』
気立てのいいタイプだにゃ』
――ぐえー。


これは……雨夜の品定め!
そうか! 「参考になる人」とは――!
そうか! 「参考になる人」とは――!
――まさか、光源氏殿か!?
『その通りにゃ!』(ピカー
ああ、光源氏さんだから光ってるんですね……(´-_-`)
あ! そんなことより、私は!? 私はどうですか!?

あ! そんなことより、私は!? 私はどうですか!?

『……うーん……』
……わくわく(≧∀≦)
『……ずんだ……?』
――……ずんだ!?
『……はっ。何だこの言葉は。
知らない言葉が勝手に頭に浮かんできたにゃ……』

知らない言葉が勝手に頭に浮かんできたにゃ……』

……!∑d(゚∀゚d)
(ずん子くん、喜んでいる……)
『まあ、結論としてはアレだにゃ。
やはり女の子は自分の手で好みのままに育て上げるに限るにゃ』
やはり女の子は自分の手で好みのままに育て上げるに限るにゃ』
――で、出た!紫の上理論!
さ、さすがの男だ……。確かに貴殿なら頼りになるかもしれん!
教えてくれ! どうすれば公権力から秘蔵写真を守り切れる!?

教えてくれ! どうすれば公権力から秘蔵写真を守り切れる!?

いや守り切っちゃダメだからね!?∑(゚Д゚; )
『ふっ……』
『何を恐れることがあろうか!! にゃ!!』
……ッ!?
『臣下になってもいいと、自分で選んだ相手への愛を貫くのだにゃ!
生け垣の隙間からたまたま見つけた当時10歳くらいの女の子をかっさらっていった私のように!』
生け垣の隙間からたまたま見つけた当時10歳くらいの女の子をかっさらっていった私のように!』
――やっぱりダメだこの人! チェンジチェンジ!
総帥への愛……。
そうか……。私は自己の保身ばかりにとらわれ、一番大切なものを見失っていたのか……!
そうか……。私は自己の保身ばかりにとらわれ、一番大切なものを見失っていたのか……!
……教えてくれ!
どうすればそんなに強くなれる!? 私に足りないものはなんだ!?
どうすればそんなに強くなれる!? 私に足りないものはなんだ!?
参考になってるー!?∑(゚ω゚; )
『法律なんて恐るるに足らず、にゃ。
――だって、私は小説のキャラクターだからにゃ!』

――だって、私は小説のキャラクターだからにゃ!』

……!?
身も蓋もないメタ発言まで来たよ!?(゚ω゚; )
――し、しかし……確かにフィクションのキャラクターは児童ポルノとは関係ない……!
つまり、どう考えてもアウトな誘拐をしても……。
つまり、どう考えてもアウトな誘拐をしても……。
『私はやるぞ! デ○ズニーのキャラだろうと恐れず光源氏計画に邁進にゃ!』
ちょ……ディ○ニーはダメー!!∑(゚ω゚; )
『はーっはっは!
「夜が明けて初めて顔を見たらイマイチタイプじゃない子だった」とか
「放置してたらヤンデレ悪霊化してヤバかった」とか、
一通り経験してるからにゃ私は! 何を恐れることがあろうか!』
「夜が明けて初めて顔を見たらイマイチタイプじゃない子だった」とか
「放置してたらヤンデレ悪霊化してヤバかった」とか、
一通り経験してるからにゃ私は! 何を恐れることがあろうか!』
いやちょっとは訴訟リスクを恐れてください! 時代が違うんですよ時代がー!ヽ(゚`Д´゚)ノ


――つ、つるぎさんも止めるの手伝って……。
そ……!
――……つるぎさん?
そ……、そ……。
『それに、私は紫の上を最後まで面倒を見ているからにゃ!
そこらの欲望にまみれた連中と一緒にしてもらっては…………』
そこらの欲望にまみれた連中と一緒にしてもらっては…………』
それだー!!


『……!?』
恩に着るぞ、元祖ロリコンハーレム俺TUEEEE主人公!!
そう叫ぶやいなや、つるぎは――道中の小学生とハイタッチをしながら――小学校を飛び出していきました。
なにやら、名案を思いついたようです。
なにやら、名案を思いついたようです。
……………………( ゚д゚ )
――つるぎさん、何を思いついたんでしょう?
さあ……?(´・д・`)


(――7月15日、改正児童ポルノ法の単純所持罪適用当日――)
…………ふ、ふっふっふ……。
できた、できたぞ……!
できた、できたぞ……!
目の下に深いクマを作ったつるぎの前には、大量の紙、鉛筆の削りカス、消しカスがぶちまけられています。
その一枚一枚には――。
その一枚一枚には――。
ふあぁ……。
あれ? 大将、徹夜したんか?

あれ? 大将、徹夜したんか?

ああ!
しのび、見ろ! これを!
しのび、見ろ! これを!
んー?
……って、うおっ!? 絵ウマっ!?
……って、うおっ!? 絵ウマっ!?
ふふ。
軽く4桁枚の試行錯誤を繰り返したからな。ついつい九刀流も駆使してしまった。
軽く4桁枚の試行錯誤を繰り返したからな。ついつい九刀流も駆使してしまった。
……。
つるぎの周りには、彼女がコレクションしている妖刀が九つ、ふよふよと浮遊しています。
刀の先端には、なんと鉛筆がくくりつけられていました。
刀の先端には、なんと鉛筆がくくりつけられていました。
そ、そんなことに能力を使って……。
一体何を描いたんや?(ペラペラ
一体何を描いたんや?(ペラペラ
総帥……、これも総帥……、これも、これも……。


ふふ……ふはは……!
…………大将?
総帥の写真を絵にして残す!
さすれば、摘発されることもなし!
さすが元祖ロリコンキャラの光源氏だ!

さすれば、摘発されることもなし!
さすが元祖ロリコンキャラの光源氏だ!

!?
どうだしのび! 私の総帥の絵は!
第三者からの評価も重要だからな! 改善点があったらどんどん言ってくれ!
第三者からの評価も重要だからな! 改善点があったらどんどん言ってくれ!
あー、いや……。
……なんだ?
遠慮せずはっきり言ってくれていいぞ!
より素晴らしい総帥の絵を描くためなら、私は寝食を抜いてでも……!
遠慮せずはっきり言ってくれていいぞ!
より素晴らしい総帥の絵を描くためなら、私は寝食を抜いてでも……!
いやー……、えーっと……。
その、な? 大将。
その、な? 大将。
……ん?
児童ポルノ法って――絵でも、モデルが特定できる場合は、元からアウトだったような気がするんやけど……。
……………………。


たまたま通りがかったパトカーのサイレン『ピーポーピーポーピーポー』
くっ……! 殺せー!
た……大将ォーッ!!


――その後、ちゃんこの写真を模写することでめきめきと絵の実力を上げたつるぎは、彼女の好きなアイドルもののアニメの同人誌を執筆。
界隈の人間からカルト的な人気を獲得する作家となりますが――それはまた、別のお話。
界隈の人間からカルト的な人気を獲得する作家となりますが――それはまた、別のお話。
――おわり――
第1話はこちら!→ http://togetter.com/li/320198
前回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2101
次回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2147
前回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2101
次回はこちら!→ http://inove.jp/ivsid2147