兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん 第十六話 Mother③ 奇蹟編
★作:朱鴉更紗 画:萩茶漬
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
が、約一名がナチュラルボーン・クレイジー・サイコレズだったことから、物語は一変。
幕間②→http://inove.jp/ivsid1542
幕間→http://inove.jp/ivsid1075
十三話→http://inove.jp/ivsid1065
十二話→http://inove.jp/ivsid878
十一話→http://inove.jp/ivsid1002
十話以前はこちら→http://inove.jp/ivsid701
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十三話→http://inove.jp/ivsid1065
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【ネタバレガチ前回までのあらすじ①】
仲良くなった兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃんとオタク作家たん。しかし、常識人だと目されていた兼業作家さんは実は狂人で、ライターちゃんを妻という名の性奴隷にするため、他の二人を殺そうとしていた。ライターちゃんを守護する”かみおにさま”からそのことを知らされたオタ作たんは漫画喫茶に身を隠し、悲惨な未来を回避するために動き出すが……そこに母親から一本の電話が。なんと、兼作さんがオタ作たんの実家に。
仲良くなった兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃんとオタク作家たん。しかし、常識人だと目されていた兼業作家さんは実は狂人で、ライターちゃんを妻という名の性奴隷にするため、他の二人を殺そうとしていた。ライターちゃんを守護する”かみおにさま”からそのことを知らされたオタ作たんは漫画喫茶に身を隠し、悲惨な未来を回避するために動き出すが……そこに母親から一本の電話が。なんと、兼作さんがオタ作たんの実家に。
「……!? 奇蹟!?」
――アメリカ――
――日本――
「さて、録画し貯めた劣等生でも観るよー。ホントにこのアニメ、笑えるな~~。近年、まれにみるコメディー作品だよ。あたしもこんな妹が欲しいー。じゅるる~~。」
「あれ? ラノベの編集さんから電話だ? 珍しいな。じゅる~~~」
編集さん「呑気に袋ラ王なんか食べてる場合じゃないですよ!」
「じゅるるる~~~?」
編集さん「ハリウッドスターのムト・ルクーズがライちゃんさんの『実は探偵ですから私は』をツイッターでリツイートしてますよ!」
「ぶぅ~~~~~~~~!」
「なんで!? どういう経緯!?(ネット開き中)
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
「ホントだ! 売れる! これは本が超売れるよ! 爆釣だよ! 他力本願ばんざいッ!!」
「速攻で増刷が決まりました! あとムトが帯文も書いてくれるそうです」
「なんじゃそりゃ!?」
「ホントにムトがファンだったみたいでして……」
「うれしすぎて血尿が出るッ!!」
一方 ――オタ作たんの家――
「電話切れちゃった。こうなったらおかあさんに居所、聞くしかないかな」
「よそのお宅を汚してご迷惑かけちゃうかも知れないけど、この場合、仕方ないよね」
「おかあさん、“りょうちけい”っていうのがあるんですけどね……」
「母 『りょうちけい?』」
『――わからない人はググってみよう!
あとウィキの『クリックして見る写真』には気をつけよう! グロ画像が出てきて、後戻りができなくなるぞ!』
あとウィキの『クリックして見る写真』には気をつけよう! グロ画像が出てきて、後戻りができなくなるぞ!』
「え、ご存じない? 昔の中国の、ひどい拷問なんですけどね……」
『……実際にやってみます? ……えいッ!!』
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4103077
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4103077
「(着信音)メンデルスゾーン 結婚行進曲」
https://www.youtube.com/watch?v=McUTJkHfUrM
https://www.youtube.com/watch?v=McUTJkHfUrM
「あ、すみません。婚約者からです……」
「母 「??? 今、一瞬、ダガーナイフみたいな黒光るものがチラリと見えて、引っ込んだけど。……気のせいだったかしら?」
「(ガン無視)ライちゃん? どうしたの?」
「 は? ムト・ルクーズがリツイートしてる?
「今夜はオールで飲むよ! もち、兼作さんのおごりで!」
「(今夜はオール……)」
「(今夜はライちゃんとオールで……)」
「(ライちゃんとオールでセクロス……!!)」
「ぶぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(鼻血)!」
「母『だ!? 大丈夫ですか!?』
「すみません、ちょっとたぎりました。ティッシュを……」
「母『たぎ……る?』」
「(ライちゃんに)お、お風呂入ってから、すぐ行くね!」
「なんでお風呂?」
「……綺麗好きだなぁ、兼作さん。一晩くらい別にいいのに」
「すみません。急用ができたので、ワコールで勝負下着、買ってきます!」
「母 『は……はぁ?』」
――一方、漫喫。
「ライちゃんから一斉メールで飲みの誘いが……」
「『絶賛家出中なので、欠・席・し・ま・す』、と」
「あ、今度はおかあさんから電話……!
うちの電話使って、兼作さんかも!?」
うちの電話使って、兼作さんかも!?」
「それはない。出てみるが良いぞよ」
「え……? うん……」
「あ、もしもし……? おかあさん? だいじょうぶ?」
「 何もされなかった?
う……うん……良かった。良かったぁ。えぐっ……」
う……うん……良かった。良かったぁ。えぐっ……」
「え? うん……?」
「なんで? そんなお金、どこにあったの?」
「え、おとうさんがマグロ漁船乗ったから?」
「 『あの白ブタ、昼も夜もマグロだったくせに? あたしというクジラが潮を……』いや、そういう猥雑な冗談をいちいち、挟み込んでこなくていいから!」
「いい! いいってば! 両親の寝室事情なんか詳しく聞きたくない!」
「なんでそんなに執拗なまでにエッチな話、聞かせたがるの!? バカなの? 死ぬの? これだけは聞いといて欲しいって、どんな性癖!? なんでちょっと興奮してきて、ハアハアいってるの?」
「やっぱシネ変態! 切るよ! あと処女、バカにすんな!」
ぴっ!
「どうじゃった?」
「兼作さんは急用ができて帰ったって……おかあさんは急に、ピー●ボートに乗って、105日間、世界一周の旅に出るみたい」
「うむ……計画通り(ドヤッ)」
「ホントはもっと苦労させたかったでおじゃるが、ライの文庫を爆釣させたのじゃ」
「え? だから兼作さんもライちゃんのところに行ったんだ?」
「どうじゃ? おぬし、われが出せるのは、丸太かチョコレートケーキだけだと思ぅておったじゃろ? 商売繁盛の神でもあるから、小説の人気も出せるのじゃよ!(ドヤッ)」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4140478
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4140478
「う……ドヤ顔……むかつく!」
「ライの性格なら、当然、仲良しを呼んで前祝をするじゃろ?」
「あの百合野郎も今頃、いそいそと勝負下着に着替えて出かけておるぞよ。お前んところのおかんは、スフィンクスの顔でも見て、事件が解決するまでの間、船で世界一周でもしてもらえばいいのじゃ」
「なるほど」
「……ところでさ、兼作さんはなんで、ライちゃんのことがそこまで好き……なの?」
「……ふむ」
「旅行、行くまで一度しか会ってなかったって話……だよね?」
「ボクが覚えている限り、旅行中もそこまで二人が仲良くなるきっかけはなかったよ。
一目惚れといったらそれまでなんだけど……なんていうか……」
一目惚れといったらそれまでなんだけど……なんていうか……」
「なんていうか?」
「うん、これが小説だったらエピソード不足というか……読者置き去りっていうか」
「ほぅ、ひよっことはいえ、やっぱり作家じゃの?」
「とにかく唐突な気がするんだよ。いくら人を好きになるのは自由とはいえ、同性で、それも出会ったばかりの相手を……」
「ふむ……われの神通力でそのあたりを探ることは不可能ではないが……人の世事はやはり、人によってじゃ」
「うん……わかってる」
「そ、それから……かみおにさま」
「おかあさんを守ってくれてありがとう。ボソッ」
「うむ!」
「……では参るか!」
「……兼作さんの実家へ」
「――一方、その頃。
某所のロイホ」
「あ、兼作さん、来た!」
「遅いですわよ、兼作さん」
「ごめんごめん、ちょっと念入りにお風呂、入っちゃって」
「……なぜ、念入りに?」
「あ、それはそうと、『実は探偵なんです私は』読んだよ。ライちゃんってオカルトマニアなんだね。空海の霊がサブヒロインに乗り移って推理するところが新しかった」
「あら、知らなかったですの? ライちゃんはコンビニのオカルト本の記事も書いてますわ」
「まぁ、マニアってほどじゃないけどねー」
「そんなライちゃんに質問があるんだけど」
「もしも、この世に神さまがいると仮定して」
「神? え、な、なにいってるの兼作さん?」
「神さまがどうかしたんですの?」
「いや――なんでもないんだけどね」
「(やれやれ……咄嗟に、かみおにさまのこと考えちゃったよ。変な兼作さん)」
「……ふぅん、神さまね」
つづきます。
「以上、(自称)萌えキャラ学会、第1回サミット会場よりの更新ですの!」
「イベント中になに更新してるの!?」
「い、いや、今、ずん子姐さんの紹介終わったからいいかな? と思って」
「良くないよ!」
「かわいいキャラがいっぱいのイベントですの」
「イベント、楽しいのじゃ!」
「出演者の入れ替えのときに更新してるよ。ボソッ」