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兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん  第十五話 Mother②

★作:朱鴉更紗  画:萩茶漬
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
 が、約一名がナチュラルボーン・クレイジー・サイコレズだったことから、物語は一変。
十四話→http://inove.jp/ivsid1546
幕間②→http://inove.jp/ivsid1542
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タグ:オリジナル ラノベ 美少女 ゆるふわ コメディ 出版 アイノベ SS

ト書き
【ネタバレガチ前回までのあらすじ】
仲良くなった兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃんとオタク作家たん。しかし、常識人だと目されていた兼業作家さんは実は狂人で、ライターちゃんを妻という名の性奴隷にするため、他の二人を殺そうとしていた。ライターちゃんを守護する”かみおにさま”からそのことを知らされたオタ作たんは漫画喫茶に身を隠し、悲惨な未来を回避するために動き出すが……そこに母親から一本の電話が。
モブ4
「母 『ごめん、おかあさん、少しお下品に取り乱してた?』」
オタ作たん しょぼん
「うん……かなり」
モブ4
「母 『無事なのね?』」
オタ作たん
「う、うん。ちょっと特殊な作品を仕上げる関係でしばらく帰れなくて……」
モブ4
「母 『心配して小説家のお友達が来てるわよ……』」
オタ作まじめ
「……え?」
モブ4
「母 『ご、ごめんなさい』」
モブ4
「母 『あなたが一方的に友達だと思って付き纏っているだけで、向こうは羽虫程度のクソ虫とも思っていないわよね』」
オタ作たん しょぼん
「……をい」
モブ4
「母『小学校二年生の夏のスイカ持って謝りに行った事件みたいに……』」
オタ作たん
「キリッ……人のトラウマ……えぐらなくて……いいから、誰が来たのか、早く……」
モブ4
「母 『こんなイタイ子、誰に似たのかしら……(間違いなくあの白ブタね)』」
オタ作まじめ
「てめぇ! ババぁ! 早くいわねえと腹パンするぞコラ!」
モブ4
「母『まぁ! あのクソ白ブタそっくり!』」
三吉さま(1)
「普段の家での地の姿か出たか……最悪じゃな、このガキ」
オタ作たん
「あんまりイラつかせるなよクソババア! 誰がオヤジと一緒だ!? ハゲ! さっさとゲームでも買ってこいやァ!」
おに1
「……どうでもいいがな?」
オタ作まじめ
「……ん?」
おに1
「その訪ねてきてる作家は間違いなく、あの女じゃぞ?」
オタ作たん
「へ?」
おに1
「電話口で耳をそばだてておる。あと、おぬしの母は今夜にも拷問にかけられ、悪くすると切り刻まれて、用水路にポイじゃぞ?」
オタ作たん
「ま、まさ……か?」
三吉さま(1)
「その電話が母との最後の会話になるじゃろうから、悔いのないようにな?」
オタ作たん しょぼん
「……………………ひっ」
三吉さま(1)
「そこまで凶暴な女じゃないと思ったか?」
三吉さま(1)
「根拠がないと行動しない女に思ったか?
おに1
「おぬしがあの女に違和感を感じた。それは出会いからそうじゃった。しかし、われが予知夢をみせたことで確信に変わったじゃろ?」
おに1
「そのおぬしの姿が、あの女に不信感を与えた。彼奴はそれだけで行動に移す女じゃぞ?」
オタ作たん
「う、嘘だよね?」
三吉さま(1)
「嘘なものか? おぬしを痛めつけて何を知っているのか、吐かせようとでも思ったのじゃろう。しかし、おぬしがおらぬから、かわりに母親を痛めつけようという魂胆じゃ」
オタ作たん
「い、いや、そもそも、兼作さんがおかしいってのだって、さ、かみおにさまが勝手に言ってるだけだし!

 勝手に予知夢を見せてくれたけだし!」
オタ作まじめ
「ぼ、ボクは関係ないよっ! う、ウソだよね? 兼作さんがうちのおかあさんを……」
おに1
「その兼作とやらが、どこまで、”さいこやろう”なのかを、調べにわざわざこんな遠くまで来たのではないかや?」
オタ作まじめ
「だって……そんな……」
おに1
「われとて全能ではあるが、完璧ではない」
おに1
「人の未来や過去について大抵のことは分かる。が、人をやめ、神になって久しいので、近頃の世事が理解できないことも多い」
おに1
「じゃが、あの女の精神がドロドロに腐り果てていることだけは、一目でわかった。あの生気のない眼を見れば一目瞭然じゃ」
オタ作たん
「や……やだ……」
オタ作まじめ
「おかあさんが死んじゃうなんて……やだッ!」
オタ作たん しょぼん
「おかあさん! ……逃げ……逃げ……逃げ……」
モブ4
「母 『? どうしたの? あんた声、変よ?』」
ト書き


『――オタ作たんですか? かわりましょうか?』


オタ作まじめ
「ひっ!」
兼作さん
『オタ作たん、どうしたの?』
兼作さん驚き
『帰って来ないから、おかあさん、凄く心配してるよ?
オタ作まじめ
「(――舌なめずり!?

今、舌なめずりしたッ!?)」
おに1
「(小声)切るのじゃ! 今のおぬしの声を聞かれたら、ヤツに完全に勘付かれる!」
ト書き


  ガチャン……。


オタ作まじめ


「……ガクガクガクガクガクブルブルブルブルブルブル」



オタ作まじめ
「……こ、こわい」
オタ作たん しょぼん
「もうやだ……あんなこわい人…………やだ」
オタ作たん しょぼん
「……」
オタ作たん しょぼん
「でも……」
オタ作まじめ
「でも……」
オタ作たん しょぼん
「お、おかあさんを……助けに行かないと……!」
オタ作たん しょぼん
「(こ……怖い……。あ、足が動かない……)」
オタ作まじめ
「(電話で……だめ、それだとあの女をかえって刺激しちゃうかも知れない!)」
オタ作たん しょぼん
「(ああ……神様……)」
オタ作たん しょぼん
「(……どうか、おかあさんをお守りください!)」
オタ作たん しょぼん
「(おかあさんを助けてくれたら、ボク、もっとちゃんとします!



  人としてちゃんとしますから!)」
オタ作たん しょぼん
「(もうゲームもしません。勉強も小説もがんばります。昼まで寝ません!)」
オタ作たん しょぼん
「(バイトもします! ネトゲのアカウントも凍結させます! ニコ動も裏サ●デーもほどほどにします! おかあさんのクレカもブクロのとらやコミックZ●N西新宿店で使いまくりません! もうシネとかクソババアとかボンレスハムとかドラクエ並べとかいいません!)」
オタ作たん しょぼん
「……もうDVも壁パンも腹パンもしませんからぁ! これからはいい子になって、ちゃんと親孝行しますから!)」
オタ作たん しょぼん
「(おかあさんが死んだら、ボク……ボク!)」
ト書き
「ガタン(転倒)」
モブ2
漫画喫茶店員 『だ、大丈夫ですか!?』
オタ作まじめ
「足! 動け!」
オタ作まじめ
「おかあさんが死んじゃう!」
オタ作たん しょぼん
「死んじゃやだぁ――!! 助けなくちゃ! おかあさんを助けてぇ!」
三吉さま(1)
「……あいわかったのじゃ!!」
オタ作たん しょぼん
「………………」
オタ作たん しょぼん
「…………」
オタ作たん
「……へ?」
おに2
「おぬしのような卑怯で内弁慶で、生産性もなく、エロ妄想しか取り柄のないヘタレが震えながらも、母の元にはせ参じようとする心意気やあっぱれ!」
おに1
「今回だけは特別に見せてしんぜよう。

 おぬし達にんげんが奇蹟と呼ぶ……われの力を!」
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4140478
かみおに温泉1
つづきます。

「母親にドラクエ、並ばせるって昭和かや?」