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兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん  第七話 枕でも投げますか①

★作:朱鴉更紗  画:萩茶漬
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
 作者の経験も含まれてはいますが、ラノベ業界にはさほど通じてないので、一応、フィクションです。
第九話 http://inove.jp/ivsid666
第七話 http://inove.jp/ivsid665
第六話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=662
第五話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=661
第四話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=660
幕間 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=659
第三話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=658
第二話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=642
第一話 →http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=563

タグ:オリジナル ラノベ 美少女 ゆるふわ コメディ 出版 アイノベ SS

ト書き
【前回までのあらすじ】
 旅行に出かけたラノベ作家一同様。
ライちゃんの実家の温泉旅館に向かったが……?
ト書き
【登場人物紹介】

・兼業作家さん(兼作さん) (22)
 会社勤めをしながら、ライトノベル作家もしている新社会人。
 作品は「日常ゆるふわ系学園ラブコメ」。何事もきちんとこなせるしっかり者。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3965911
ト書き

・ライターちゃん(ライちゃん) (22)
 商業ライターをしながら、青春ミステリーを書いているライター系作家。
 コミュ力が高く、事情通。悩みは読者に支持されていないこと。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3965914
ト書き
・同人作家ちゃん(同作ちゃん) (?)
 同人から出版社にスカウトされた専業作家。レーベル1位の売り上げを誇るが、
社会性ゼロのため、編集からの扱いが色々とひどい。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3998457
ト書き
・オタク系作家たん(オタ作たん)(16)
 小学生の頃から引きこもりだったオタク系作家。ライちゃんと関わったのが運の尽き。
 文字バケルゾを集めている(殺されたときのダイイングメッセージにするため)。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3998600
同作ちゃん(泣)
「うう、超銀河ギガント★ダークテラフォーマ―盛り、お新香メガ増量を完食しましたら、ゲボ吐きたいですわ」
兼作さん驚き(反)
「がんばって! 同作ちゃん! 吐くならライちゃんのジーンズの中に!」
同作ちゃん(泣)
「マーライオンになりたい気分ですの(゚Д゚)ノ 」
ライちゃん しょぼん
「ま、待って。……話し合おう、ね? 同作ちゃん!」
オタ作たん しょぼん
「……窓……開ける?」
ト書き



  ――intermission――


兼作さん
「あ、もう着きますよ?」
ライちゃん
「そういや、兼作さん、スマホ貸して。通話料延滞で携帯、止められちゃってたんだ」
兼作さん
「はいはい。もう駐車場ですよ」
ライちゃん
「とぅるるるるー。とぅるるるるー(口で)」
兼作さん
「どこにかけるんですか?」
ライちゃん しょぼん
「うん、帰るから部屋をあけろって、旅館(うち)に」
兼作さん驚き(反)
「今ですか!?」
同作ちゃん
「到着して駐車場から電話かけるなんて。さすがなの」
オタ作たん
「……驚嘆のアバウトさ。ボソッ」
兼作さん驚き(反)
「ビバリーヒルズコップ2かッ!」
同作ちゃん
「そのツッコミは1でも成立するですの」
オタ作たん
「要するに、現地に着いてから、宿泊場所を確保する人のことを、ボクらの業界ではエディーマーフィーというのでした。ボソッ」
ト書き
「もちろん、嘘です」
ライちゃん
「いやいやいや、普通、帰省するのに実家に電話なんかしないよね?」
兼作さん
「いや、するでしょ? 普通」
同作ちゃん(泣)
「お友達が三人もいるんですの」
オタ作たん しょぼん
「泊まるところ、なかったら……困る」
ライちゃん
「(通話中)……あ? おかん? げろっぱ!」
兼作さん驚き
「なに、その挨拶!」
ライちゃん しょぼん
「(通話中)そう? わかった? え? わからん。クソババアが。シネ!!(ガチャ)」
兼作さん
「……」
ライちゃん
「大丈夫、だってさ☆」
兼作さん驚き(反)
「あきらかに交渉、決裂してたよね!? 今! ∑(゚д゚)!」
同作ちゃん(泣)
「ディスコミュニケーションですわ(;´Д`)」
オタ作たん しょぼん
「……遠野……こわいところ( ゚Д゚))」
ライちゃん
「大丈夫だって! 榎本武揚の北方領土交渉ぐらい上手くいったよー」
兼作さん驚き(反)
「またそんな、ググらないとわからないようなネタを……」
オタ作たん しょぼん
「ググってもよくわからなかった……」
ト書き

 とりあえず、行ってみることにした。


ト書き


 ガチャ(←車のドア開ける音)。
 ばーーーーーん。

兼作さん驚き
「へ……!?」
同作ちゃん
「ほぅ…………ですわ」
オタ作たん
「………………デカ」
ライちゃん
「みんなー。こないのー?」
兼作さん驚き
「ライちゃーーん。ちょっとー」
ライちゃん
「なんだい? 兼作さん」
兼作さん驚き(反)
「なんか、ジ○リでしか観たことがないような……大きな湯宿が眼の前に」
ライちゃん しょぼん
「ただのボロ旅館だろ?」
同作ちゃん
「百歩譲っても、皇室御用達レベルの三ツ星温泉ホテルに見えますわ」
オタ作たん しょぼん
「この大きさ……ハ○屋?」
同作ちゃん
「海が見えるお風呂……ですの」
ライちゃん
ないから……遠野にはそういうの、ないから」
ト書き


 ドドドドドドドドド。


兼作さん驚き
「ライちゃん、あれなに?」
ライちゃん しょぼん
「あれは庭の滝壺」
同作ちゃん
「おうちに滝つぼがあるなんて、凄いですの~~」
オタ作たん
「…………セレブリティ」
兼作さん
「じゃ、ライちゃん、携帯、貸して」
ライちゃん
「え? 別にいいけど、なんで? 通話できないって、今……」
兼作さん
「いや、さすがに電話帳が全部、消えちゃうのは可哀想だと思ってさ」
ライちゃん
「へ……?」
兼作さん
「ど~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!」
ライちゃん しょぼん
「うわああああああああああああああ!」
ト書き


どぼ~~~~~~~~~~~ん。


ト書き
↓ここから落とした。
https://pbs.twimg.com/media/Bq4EFE3CQAAcnym.jpg:large
(ロケ地、那智の滝)
オタ作たん
「……ちょ! ……兼作さん!?」
同作ちゃん(泣)
「な、なにしてるんですの~~!?」
兼作さん
「いや、なんかムカついたから」
同作ちゃん(泣)
「…………( ゚Д゚)」
オタ作たん しょぼん
「…………( ゚Д゚)」
兼作さん
「じゃ、同作ちゃんも、携帯、出して」
同作ちゃん(泣)
「…………( ゚Д゚)!?」
オタ作たん
「…………( ゚Д゚)!?」
ト書き


どぼ~~~~~~~~~~~ん。


兼作さん


※兼業作家一口メモ
 セレブには冷淡。


ト書き
なにげに、お嬢様。
つづきます。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4000056